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記録ID: 1398491
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山滑走
妙高・戸隠・雨飾

火打山(展望北尾根〜北面ルンゼ滑走)

2018年03月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:17
距離
22.8km
登り
2,121m
下り
2,115m

コースタイム

日帰り
山行
8:00
休憩
0:17
合計
8:17
距離 22.8km 登り 2,121m 下り 2,122m
1:38
140
スタート地点
3:58
32
4:30
210
賽の河原
8:00
8:15
65
9:20
8
賽の河原
9:28
9:30
25
9:55
ゴール地点
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北陸自動車道の糸魚川ICで降りて国道8号線で新潟方面へ向かい途中早川の橋のたもとを右折し笹倉温泉まで。
コース状況/
危険箇所等
【笹倉温泉〜アマナ平】
・車道をショートカットしながら登りあげるのが早いが急斜面もあるので技術に応じて車道歩きも選択可能。
・アップダウンもそこそこあるのでルート取りに注意する。
・下部は前日のトレースが残っていたが途中からなくなった。当たり前だがノートレース覚悟で臨むべき。

【アマナ平〜北面台地〜展望尾根取付】
・アマナ平は帰りのことを考えて効率のよいルート取りをする必要アリ。特に賽の河原を過ぎた1360m以降は極力高度を上げず下げずを意識する。
・賽の河原もうまくルート取りをすれば帰りのシールは不要となる。

【尾根取付〜火打山】
・1500mあたりから左側の谷へ入り、適当なところで稜線に出る。この日はカリカリ斜面の上に20cm程度のパウダーが乗っていて登り辛い状況だった。
・稜線〜火打山までもカリカリでそれなりにアップダウンがあるので適宜ピークを巻きながら登っていく。

【火打山〜北面ルンゼ(滑降)】
・この日はカリカリアイスバーンの上にパウダーが乗った状態。下部はモナカ気味だった。
・それなりに急斜面なのと雪崩リスクもあるのでメンバーの状況次第でルートを判断したい。
その他周辺情報 焼山温泉 大人ひとり500円。
今週は火打山へ。
笹倉温泉を2時スタート予定だったが1時半過ぎにフライングスタート。
2018年03月11日 01:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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3/11 1:38
今週は火打山へ。
笹倉温泉を2時スタート予定だったが1時半過ぎにフライングスタート。
ミッドナイトライダーズ
2018年03月11日 03:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/11 3:06
ミッドナイトライダーズ
カチカチ山の上にパウダーが乗った状態だったがハイペースで歩いていく。
2018年03月11日 04:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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カチカチ山の上にパウダーが乗った状態だったがハイペースで歩いていく。
今回は最近三重に転勤した北海道の珍獣パクが参戦!
2018年03月11日 05:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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3/11 5:26
今回は最近三重に転勤した北海道の珍獣パクが参戦!
空が薄明るくなってきた
2018年03月11日 05:35撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/11 5:35
空が薄明るくなってきた
珍獣はガンガン突き進み手が付けられないので野放し状態(笑)
2018年03月11日 05:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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3/11 5:51
珍獣はガンガン突き進み手が付けられないので野放し状態(笑)
焼山のモルゲンロート
2018年03月11日 06:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 6:17
焼山のモルゲンロート
染まる東斜面
2018年03月11日 06:22撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/11 6:22
染まる東斜面
火打に繋がる稜線。
ココまで来ると景色も最高です。
2018年03月11日 06:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 6:26
火打に繋がる稜線。
ココまで来ると景色も最高です。
北面の絶景を楽しむ珍獣。
2018年03月11日 06:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 6:26
北面の絶景を楽しむ珍獣。
北尾根から望む昼闇山とか高松山とかのモルゲン
2018年03月11日 06:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 6:26
北尾根から望む昼闇山とか高松山とかのモルゲン
稜線を行く兄ちゃん、絵になってます
2018年03月11日 06:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 6:46
稜線を行く兄ちゃん、絵になってます
火打行くならこの景色を見ないと
2018年03月11日 06:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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火打行くならこの景色を見ないと
高度感も景色も素晴らしい
2018年03月11日 07:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 7:00
高度感も景色も素晴らしい
ただ風が強い^^;
地獄ゴーグルまではいらないけど。
2018年03月11日 07:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 7:00
ただ風が強い^^;
地獄ゴーグルまではいらないけど。
先生がゆく
2018年03月11日 07:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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先生がゆく
太陽に向かって
2018年03月11日 07:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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太陽に向かって
さあ御来光!
2018年03月11日 07:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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さあ御来光!
陽の光をたっぷり浴びて朝食
2018年03月11日 06:53撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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陽の光をたっぷり浴びて朝食
風衝地には藪も多かった
2018年03月11日 07:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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風衝地には藪も多かった
ピークをとらえたあんちゃん
2018年03月11日 07:25撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ピークをとらえたあんちゃん
北尾根にはこんな広大な場所もあるんです。
なおセンセーとかぶるんで今回からRed&Black復活!(笑)
2018年03月11日 07:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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北尾根にはこんな広大な場所もあるんです。
なおセンセーとかぶるんで今回からRed&Black復活!(笑)
妙高と先生
2018年03月11日 07:44撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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妙高と先生
展望尾根と呼ぶにふさわしい
2018年03月11日 07:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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展望尾根と呼ぶにふさわしい
さあもうすぐ山頂!
2018年03月11日 07:56撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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さあもうすぐ山頂!
男たち
2018年03月11日 07:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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男たち
左手には妙高山がドーン!
2018年03月11日 07:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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左手には妙高山がドーン!
黒姫山も。
2018年03月11日 07:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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黒姫山も。
火打山登頂!
YSHR先生、名人さん、兄ちゃん
2018年03月11日 08:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 8:01
火打山登頂!
YSHR先生、名人さん、兄ちゃん
高妻山、乙妻山
2018年03月11日 08:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 8:02
高妻山、乙妻山
自分、パク君、名人さん、兄ちゃん
2018年03月11日 08:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 8:08
自分、パク君、名人さん、兄ちゃん
強風の中滑走準備
2018年03月11日 08:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 8:11
強風の中滑走準備
白馬三山は若干霞んでました
2018年03月11日 08:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 8:11
白馬三山は若干霞んでました
YSHR先生から北面ルンゼへエントリー。
2018年03月11日 08:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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YSHR先生から北面ルンゼへエントリー。
自分もいきます。
相変わらずカリカリアイスバーンの上にパウダーがうっすら乗った状態で滑りにくい
2018年03月11日 08:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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自分もいきます。
相変わらずカリカリアイスバーンの上にパウダーがうっすら乗った状態で滑りにくい
兄ちゃんGO!
2018年03月11日 08:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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兄ちゃんGO!
ルンゼから北面台地を見下ろす。
2018年03月11日 08:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 8:29
ルンゼから北面台地を見下ろす。
皆でハラハラしながら見守る。
2018年03月11日 08:29撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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3/11 8:29
皆でハラハラしながら見守る。
パク君は「ルンゼは嫌だ〜」とおっかなびっくり
2018年03月11日 08:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 8:31
パク君は「ルンゼは嫌だ〜」とおっかなびっくり
段々慣れてきた?
2018年03月11日 08:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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段々慣れてきた?
コンディションは悪くても楽しめるところは楽しまないと。
2018年03月11日 08:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 8:38
コンディションは悪くても楽しめるところは楽しまないと。
そうそう、名人さんはこんな場所でもテール滑り(笑)
2018年03月11日 08:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 8:38
そうそう、名人さんはこんな場所でもテール滑り(笑)
こういうところはとにかくコケないことが大事。
2018年03月11日 08:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 8:42
こういうところはとにかくコケないことが大事。
デブリ脇を滑る兄ちゃん
2018年03月11日 08:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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デブリ脇を滑る兄ちゃん
火打の屏風を背に疾走する名人さん
2018年03月11日 09:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 9:00
火打の屏風を背に疾走する名人さん
皆思い思いにシュプールを刻む
2018年03月11日 09:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 9:07
皆思い思いにシュプールを刻む
ある意味核心となる賽の河原の巻き。
ここも先生のルート工作のおかげでスムーズにクリア。
2018年03月11日 09:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 9:20
ある意味核心となる賽の河原の巻き。
ここも先生のルート工作のおかげでスムーズにクリア。
基部まで来たらしばらくスキーハイク。
行きでルート工作してきたのでシールは不要。
2018年03月11日 09:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 9:20
基部まで来たらしばらくスキーハイク。
行きでルート工作してきたのでシールは不要。
焼山アップ。
2018年03月11日 09:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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焼山アップ。
日本離れした風景
2018年03月11日 09:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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日本離れした風景
秘境に別れを告げて下山
2018年03月11日 09:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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秘境に別れを告げて下山
天気が崩れる前に帰還!
最高の一日でした!
2018年03月11日 09:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/11 9:55
天気が崩れる前に帰還!
最高の一日でした!

感想

今週は3月の定番「火打山」へ行くことになった。
今回の火打には北海道の珍獣パクも参戦するとのことで楽しみだ。
前日のうちに笹倉温泉まで入って車中泊。
19時半頃車の中でゴロゴロしていると名人さんもやってきたので軽く談笑。
20時には就寝、1時に起床して準備しているとまもなく先生達もやってきた。

2時スタートの約束だったが予定通り(笑)フライングスタート。
名人さんは相変わらずマイペースで後から付いて来る格好となった。

出だしは湿雪が凍っていてカチカチ状態。
少し歩いていくとパウダーが乗った状態となり軽くラッセルしながら高度を上げていく。

珍獣パクに先頭を譲るとまるでアスファルトの上を歩くようにスタスタと先へ行ってしまった。
まあ去年自分達が来た時のルートをGPSに入れてきたようなので賽の河原までは任せておいても大丈夫だろう。
しばらくすると後から名人さんが超特急でやってきた。
今回あまりラッセルがないので追いつけるか心配していたのだがこの人にはそんな気遣いは無用だったようだ(笑)

賽の河原では先生がルート工作開始。
やはり今年は去年と比べて雪が多いせいか壁の高さも半端なく、ちゃんと巻けるか不安だったが、そこは巻き名人のYSHR先生がバッチリ仕上げてくれました。
賽の河原からはできるだけ高度を上げないようにトラバースして展望尾根へ取り付く。
去年と異なりカリカリアイスバーンの上にパウダーが乗った状態でとても登りにくかったが各々の判断で登り易いスタイル、ルートでクリア。
地獄軍団には他の人に頼ろうというメンバーは皆無で、皆「自分の責任と判断で登る」という覚悟で臨んでいる。
(もちろんメンバーに何かあれば助け合うのは当然だが)

登り辛い雪質に苦労しながらも北尾根に登り上げると期待通りの絶景が待っていた。
眼下には歩いてきた北面台地、目の前には火打山と焼山、左手には妙高山も見えてきた。
去年は山頂直下でガスに巻かれたが今年は風こそ強いものの最高の眺望を得ることができて大満足。

さあ火打山に向けて最後の登りだ。
パク君に負けじと兄ちゃんも元気に登っていく。
山頂直下まで来ると徐々に見慣れた標柱が姿を現す。
山頂に到着すると笹ヶ峰や黒姫山、高妻山や白馬三山もその姿を見せてくれた。

お互いに写真を撮り合ったら滑走準備をして下山開始。
少し尾根を滑ってから北面ルンゼにエントリー。
やっぱりカチカチデブリ山の上にパウダーという状態でとても滑りにくい。
パク君は北海道の極上パウダーしか知らないようで苦労していた。
それでも各自楽しめるところは楽しみながら無事ルンゼをクリア。
後は北面台地と絶景のアマナ平をゆるゆると滑って下山完了。

下山後はせっかくなので・・・とパク君と焼山温泉に浸かって共に金沢までの帰路についた。

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