火打山(展望北尾根〜北面ルンゼ滑走)
- GPS
- 08:17
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,121m
- 下り
- 2,115m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【笹倉温泉〜アマナ平】 ・車道をショートカットしながら登りあげるのが早いが急斜面もあるので技術に応じて車道歩きも選択可能。 ・アップダウンもそこそこあるのでルート取りに注意する。 ・下部は前日のトレースが残っていたが途中からなくなった。当たり前だがノートレース覚悟で臨むべき。 【アマナ平〜北面台地〜展望尾根取付】 ・アマナ平は帰りのことを考えて効率のよいルート取りをする必要アリ。特に賽の河原を過ぎた1360m以降は極力高度を上げず下げずを意識する。 ・賽の河原もうまくルート取りをすれば帰りのシールは不要となる。 【尾根取付〜火打山】 ・1500mあたりから左側の谷へ入り、適当なところで稜線に出る。この日はカリカリ斜面の上に20cm程度のパウダーが乗っていて登り辛い状況だった。 ・稜線〜火打山までもカリカリでそれなりにアップダウンがあるので適宜ピークを巻きながら登っていく。 【火打山〜北面ルンゼ(滑降)】 ・この日はカリカリアイスバーンの上にパウダーが乗った状態。下部はモナカ気味だった。 ・それなりに急斜面なのと雪崩リスクもあるのでメンバーの状況次第でルートを判断したい。 |
その他周辺情報 | 焼山温泉 大人ひとり500円。 |
写真
感想
今週は3月の定番「火打山」へ行くことになった。
今回の火打には北海道の珍獣パクも参戦するとのことで楽しみだ。
前日のうちに笹倉温泉まで入って車中泊。
19時半頃車の中でゴロゴロしていると名人さんもやってきたので軽く談笑。
20時には就寝、1時に起床して準備しているとまもなく先生達もやってきた。
2時スタートの約束だったが予定通り(笑)フライングスタート。
名人さんは相変わらずマイペースで後から付いて来る格好となった。
出だしは湿雪が凍っていてカチカチ状態。
少し歩いていくとパウダーが乗った状態となり軽くラッセルしながら高度を上げていく。
珍獣パクに先頭を譲るとまるでアスファルトの上を歩くようにスタスタと先へ行ってしまった。
まあ去年自分達が来た時のルートをGPSに入れてきたようなので賽の河原までは任せておいても大丈夫だろう。
しばらくすると後から名人さんが超特急でやってきた。
今回あまりラッセルがないので追いつけるか心配していたのだがこの人にはそんな気遣いは無用だったようだ(笑)
賽の河原では先生がルート工作開始。
やはり今年は去年と比べて雪が多いせいか壁の高さも半端なく、ちゃんと巻けるか不安だったが、そこは巻き名人のYSHR先生がバッチリ仕上げてくれました。
賽の河原からはできるだけ高度を上げないようにトラバースして展望尾根へ取り付く。
去年と異なりカリカリアイスバーンの上にパウダーが乗った状態でとても登りにくかったが各々の判断で登り易いスタイル、ルートでクリア。
地獄軍団には他の人に頼ろうというメンバーは皆無で、皆「自分の責任と判断で登る」という覚悟で臨んでいる。
(もちろんメンバーに何かあれば助け合うのは当然だが)
登り辛い雪質に苦労しながらも北尾根に登り上げると期待通りの絶景が待っていた。
眼下には歩いてきた北面台地、目の前には火打山と焼山、左手には妙高山も見えてきた。
去年は山頂直下でガスに巻かれたが今年は風こそ強いものの最高の眺望を得ることができて大満足。
さあ火打山に向けて最後の登りだ。
パク君に負けじと兄ちゃんも元気に登っていく。
山頂直下まで来ると徐々に見慣れた標柱が姿を現す。
山頂に到着すると笹ヶ峰や黒姫山、高妻山や白馬三山もその姿を見せてくれた。
お互いに写真を撮り合ったら滑走準備をして下山開始。
少し尾根を滑ってから北面ルンゼにエントリー。
やっぱりカチカチデブリ山の上にパウダーという状態でとても滑りにくい。
パク君は北海道の極上パウダーしか知らないようで苦労していた。
それでも各自楽しめるところは楽しみながら無事ルンゼをクリア。
後は北面台地と絶景のアマナ平をゆるゆると滑って下山完了。
下山後はせっかくなので・・・とパク君と焼山温泉に浸かって共に金沢までの帰路についた。
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