南総・富山ハイク(里見八犬伝ゆかりの地:前職場「山と温泉の会」ツアー)
- GPS
- 03:48
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 477m
- 下り
- 458m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
・復路:富山中学校入口よりタクシーで日帰り温泉「ばんやの湯」へ 同温泉からJR内房線・保田駅まで徒歩約20分(1.4km) |
コース状況/ 危険箇所等 |
道中、随所に道標・案内あり、特段の不明箇所ナシ。 南峰手前の石段、北峰から伏姫籠穴方面の下山路、急で滑りやすい区間あり、通行注意。 |
その他周辺情報 | 保田駅近く、日帰り温泉「ラムネ温泉ばんやの湯」あり (大人1名570円/JAF割引等ナシ;6回・13回など割引回数券あり)。別棟で食事・土産購入できます。 |
写真
装備
備考 | ・水分消費量:ガッツギア×1、魔法瓶のお湯約400ml、ペットボトル200ml(ソルティライチ) |
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感想
本日は、4半期毎の前職場「山と秘湯の会」ツアーに参加。今回の目的地は南総里見八犬伝ゆかりの地、千葉の富山(とみさん)です。前回(12月)に続き参加者数が最低線に達せず、残念ながらチャーターバスがキャンセルとなって、JR使用でのツアー挙行です。蘇我、君津と各停を乗り継ぎ、長閑な佇まいの岩井駅で一行集合。今回は計11名、こちらもジェンダーバランスの観点からは残念なことに総員男性…。
もっこりした双耳峰のターゲットを見据えつつ、暫し県道を進み、標識に導かれて福満寺の先から登山道へ。朝方空を覆っていた雲もすっかり晴れ、カッターシャツの袖をまくりたいほどのポカポカ陽気です。1合おきに立つ標柱も分かりやすく、5合目で一旦鞍部に下った後、最後はかなり気合の入った登りをクリア、滑りやすい石段をよじ登って、電波塔に占領され展望ゼロの南峰山頂到着。一行、証拠写真もそこそこに、そそくさと次のピークへと足を進めます。なだらかで鬱蒼としたな吊り尾根を辿り約10分、皇太子ご夫妻も鳴らされたという「愛の鐘」!?を経て、立派な展望台の建つ広々とした富山北峰到着。早速展望台に登り、房総半島や大島のパノラマを楽しんだ後、案内板に示された「富士山」の方角に目を凝らしますが、既に時刻は昼過ぎ、春の空気は遠距離展望には不向きで、双眼鏡まで持ち出したものの、結局富士の高嶺は確認できず…。
風が出てきてやや肌寒さを感じる山頂広場のベンチで賑やかに弁当昼食、1時前には早くも下山にかかります。標高400m以下の低山の割には意外と急な木段の下山路に辟易してきた頃、ひょっこりと舗装道に飛び出し、一投足で伏姫籠穴入口着。片道登り4-5分程で八犬伝伝説の中心スポット・籠穴着。中には白い珠と「信」「義」「仁」など八犬各々の名が刻まれ、それなりの雰囲気を醸し出してます。
これにて本日の「大人の遠足」はほぼ終了、クールダウン的に菜の花咲き乱れる富山中学校の先まで歩き、タクシー3台に分乗して近くの日帰り湯へ直行です。単独行では、なかなかこういう贅沢は出来ません…。文字通りの炭酸泉、ラムネ温泉ばんやの湯で汗を流し、家族と職場に手土産仕入れの後、隣の漁協直営食堂でお待ちかねのプチ宴会。これが楽しみで参加しているメンバーも多く、何やら山歩きは単なる前座の趣も…。時間に余裕のあるOB・リタイア組を中心に、酒盛りはエンドレスで続く雰囲気ながら、小生含む現役組の一部は明日の仕事もあり、名残惜しい中早めに退出、徒歩約10分強でJR保田駅へ。長い帰りの旅路につきました。今日はちょうど東日本大震災から7年、今年もツアー途次の路傍の祠で、北東方に向け鎮魂の祈りを捧げました。
今月は雨も多く、気温差も大きい不安定な天候が続きましたが、この2週間は週末の好天に恵まれ、久々に2週連続の山歩きを楽しめました。来週以降はムスコ殿の卒業式や就職準備もあり、山行も暫しお休みですが、先日の大雨もあって中央稜線の雪融けも順調。いよいよ楽しい春山シーズン幕開けです!
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