記録ID: 1399341
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積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
中央アルプス 中岳まで。
2018年03月11日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 2.9km
- 登り
- 357m
- 下り
- 357m
コースタイム
5:31自宅発―7:45菅の台バス停駐車場―8:30バス―9:39千畳敷カールへ下り開始―10:39乗越浄土―11:08中岳―11:31乗越浄土―12:14千畳敷ホテル
天候 | 晴れ のち 曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
菅の台バス停の駐車場は半分以上詰まっていました。バス停に行列。7時50分頃から行列の後尾に並びました。始発は8時15分ですが、8時に臨時便が出ました。これには勿論乗れません。8時15分の始発にも乗れません。8時半の臨時便に乗る事が出来ました。 シラビ平のRWにも行列が。前のバスで来た人達ですが、一緒に乗る事が出来ました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
昨日からの暖かさで小さな雪崩があったそうです。カールの底へ下り、千畳敷カールの直登です。雪はしっかり締まっていてアイゼンが気持ちの良い音を立てます。登るにつれ勾配は増します。後にひっくり返らないよう、ピッケルを刺しこんで登ります。立ち止まり、また立ち止まり、ゼイゼイ・ハアハア。乗越浄土が近づいてくると、風。 乗越浄土からピッケルをダブルストックに変えます。猛烈な風。宝剣山荘からの稜線、風はさらに怒り捲ってビュウビュウ。フ〜ラフラ、耐風姿勢を取りながら進みます。凍った道から中岳へ。中岳山頂は凍っていました。南アルプスも北アルプスも見えませんでしたが、御嶽山が見えました。ここで撤退。 乗越浄土でストックをピッケルに変えます。千畳敷カールの下り、列が出来ています。皆さん横向きになり、カールの底に向かって真っ直ぐ、一歩一歩慎重に降りて行きます。わたしは前向き、追い抜き追い抜き、ジグザグに下ります。 カールの底から千畳敷ホテルまでの登り、あ〜シンド。無事、帰り着くことが出来ました。ピッケルと12本爪のアイゼン、往復とも良く活躍して呉れました。 |
写真
感想
昨日に続いて今日も晴れマーク。木曽駒、昨日はきっと多くのヒトが登ったに違いない。しっかり踏み固められている事でしょう。
千畳敷カール、雪はたっぷり、群青色の空。トレースは勿論ですが、踏み跡の無い場所でも雪は締まっていてアイゼンが良く効きました。カールの直登、しんどいです。
乗越浄土に上がると猛烈な風。中岳への稜線では吹き飛ばされそうになりながら凧状態。中岳山頂は暴風、わたしはもうここで充分、帰りましょ。
カールの下り、行列が出来ています。滑落したヒトもいましたが、ピッケルで上手に制動していました。大丈夫かなと思われるようなへっぴり腰のヒトも沢山おられました。かく云うわたしもその一人。
木曽駒ブルーで微笑んでくれたかと思っていましたが、顔は笑いながら荒れ捲っていた、今日の木曽駒でした。
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onisanさん、おはようございます。
見事な絶景、素晴らしい写真ありがとうございます。
強風の中、中岳までお疲れさまでした。
最近読んだ本では、春の前岳では人間が吹き飛ばされるほどの強風が吹くらしいのですが、恐ろしいですね。千畳敷の雪崩の事も読んだことがあり、冬は尻込みしているルートです。とにかく無事でよかったです。僕もいつか挑戦してみます。
shigeさん、おはようございます。
いい天気に恵まれ、天国の景色を堪能する事が出来ました。でも風が強く、中岳で撤退。カールでは雪崩もあるようですが、端っこのルートはまず安全ではないかと勝手に思っています。なにせ多くのヒトが登っていますので、みんなで渡れば怖くない、と云ったところです。shigeさんにも是非この絶景を見て頂きたいと思います。
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