唐松岳への2度目のチャレンジは晴天! 八方池山荘から
- GPS
- 05:50
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 981m
- 下り
- 984m
コースタイム
天候 | 快晴! 朝のうち下界は曇り、リフトで上に上がるにつれ雲海をぬけると雲ひとつない晴天。丸山あたりで風があるも、1月に来た時より全体的に風は弱め? |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
チケット購入時に所定の登山届の提出が必要です。 お手洗いは八方池山荘が最後だと思います。(チップ制) ルート上で危険かなと思われたのは唐松岳山頂直下の最後の登りのところの狭いトラバースでしょうか。ピッケルを山側に立てて一歩一歩慎重に行けば大丈夫だと思いますが、下を見ると怖くなるかも。すれ違うにもスペースが狭いので登り下りの人それぞれが声を掛け合って譲り合いながら通過したいものです。 唐松岳頂上山荘手前はそれほど危険は感じませんでしたが、痩せ尾根上の雪と岩のミックスという感じでしょうか。 最初から最後まで12本爪アイゼンを付けました。かんじきは持って行ったものの使わず。丸山ケルンのところでシングルストックからピッケルに持ち替えました。下りも適当なところでピッケルからストックへ持ち替え。 |
その他周辺情報 | 下山後は八方の湯へ。バスツアーの券で100円割引になりました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
かんじき
|
---|
感想
1月に挑戦した時は晴れの天気予報だったにもかかわらず、山の上の方に雲がかかり風が強く丸山ケルンの少し先で引き返してきました。その時の経験?を教訓に再チャレンジしました。
週刊天気予報を眺めながら、まずはスキーバスを予約。この時期は少し安くなるみたい。直前に見た天気予報は晴れ、気温は下がるも高気圧に覆われて風は弱いかもと期待。前日には雪が降ったようです。到着すると曇り空。それほど寒くない。
朝7時ごろチケット売場に着くとすでに長蛇の列。7時10分頃チケット販売開始で7時30分ゴンドラ運転開始は前回来た時と同様。急いで並んでもどうせ1番上のグラートクワッドリフトの運転開始で待たされると思い、ゆっくり購入してゴンドラに乗り込みました。ちなみにこの日は上のリフトがまだ動いていないということで登山者用の通し券の販売が見送りで、各リフト乗り場でそれぞれ購入ということでした。私はスキーバスの券にリフト1日券が付いているので最初の売場で1日券に引き換えるだけでOKでした。上でのリフト券購入の列に並ぶことなく行けたのは思わぬメリットでした。
最後の上りリフトに乗っていたら雲が切れてきて青空と真っ白な山々が目の前に現れました!八方池山荘は雲海の上。すでにこの時点で大満足なんですがやはり剣・立山の絶景を見なくてはと思い装備を整えて出発です。
前回はかんじきを付けて出発しましたが今回は雪が締まっているようなので12本爪アイゼンで出発です。最初のうちは適度に締まった雪質でアイゼン無しでも歩ける感じでしたがいくつかの風が強いエリアではクラストしている感じでアイゼンが効きました。一方吹き溜まりのようなところは膝くらいまで埋まりますが先行者のステップがあったので歩き易かったです。
前回の経験では、風が強くて寒いとスマホで写真撮るのも大変だし、行動食や飲み物を飲むにいたっては我慢するという有り様でしたが今回は簡単に摂取できるよう工夫しました。そんなこんなで前回撤退した地点までたどり着きました。前回はペースが遅くて、天候だけでなく時間的に頂上まで行くのは厳しい状況でしたが、今回のペースは予定より少し早めで、この調子なら頂上まで行っても帰りのリフトの終了時間に十分間に合いそう。
前情報?によると頂上山荘手前が少し注意が必要とのことでしたが、ちょっと痩せ尾根な感じはあったかもしれませんが普通に通過できました。そして稜線に出ると目の前に剣岳が! 言葉ではうまく言い表せませんが、雪山に行きたくなってしまうのはこのような景色が見たいからなんだと再認識しました。
しばし景色を見ながら水分と栄養補給をして唐松岳へ向かいます。稜線合流後いったん鞍部に下りて登り返す感じで大変そうですが思いのほか30分弱で到着です。頂上直下の狭いトラバースに注意しながら念願の頂上に到着!剣岳をバックに写真を撮ってもらいました。ここでも360度の大眺望を楽しみました。
頂上山荘の裏山まで戻り行動食をとりつつ景色を見納め下山します。下山は楽勝かとタカをくくっていましたが、下りの雪が深いところで足を抜く(持ち上げる)とき何回か足を攣りました(T T) 雪だから足への負担が少ないと調子に乗っているといけませんね。ともあれ無事に下山!素晴らしい雪山ハイキングを楽しめました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する