記録ID: 1404060
全員に公開
雪山ハイキング
北陸
天空の上谷山を周回 絶景と霧氷を堪能
2018年03月17日(土) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:47
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,020m
- 下り
- 1,024m
コースタイム
天候 | 晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■浄水場〜P726:残雪は氷化、最初は雪切れ多数でツボ足。1時間後からアイゼン装着。雪は固く締まっている。P726まで時々マーキングがある。 ■P726〜手倉山:最初は広い尾根、手倉山手前から細尾根の雪庇の雪割れ注意。手倉山直下の急登はアイゼンとストックで。ピッケルあればベター。 ■手倉山〜JP1169:手倉山からP1069過ぎまではなだらかで樹氷の広い尾根道が続く。急登後の稜線は雪庇のクラック及び雪割れ多数で避けて樹林帯を歩く。氷化しているのでアイゼン効く。 ■JP〜上谷山〜P1082県境稜線分岐:広い緩い起伏の気持ちの良い稜線で歩きやすい。 ■県境稜線分岐〜P774:固く締まっているが表面はザラメ状。アイゼンなしでも歩ける。 ■P774〜県道:Ca600から雪切れと踏み抜きが頻発。尾根末端から県道までは急坂の藪漕ぎ。 |
その他周辺情報 | 「今庄365温泉やすらぎ」。今庄そば。 |
写真
感想
以前から狙っていた積雪期限定の福井滋賀県境の上谷山、自分には無理と思って躊躇していたが絶好のチャンスがやって来た。厳冬期には難しい山も残雪期なら何とかなるかも、ダメなら手倉山ぐらいで引き返す弱気作戦。
いざ登って行くと手倉山手前からは唖然とするほどの霧氷群が出現。山頂で休憩していたら4人パーティに追いつかれます。聞けば西尾根を周回するとのこと。それならばと後を追います。ジャンクションピークまでの霧氷群と稜線からの絶景は不思議なほどに疲れを感じない。上谷山まであっけなく登れてしまいました。
山頂では宇治から来られたという4人パーティと写真を撮りあって登頂の喜びと絶景に歓喜、360度の大展望に酔いしれました。特に白山から南に延びる越美国境を一望に見渡せて素晴らしい。寒いけれど微風なので20分ほど留まって写真を撮りまくりました。
休憩は風を避けて滋賀県境稜線のコルで至福のひと時。下山は西尾根を、悲鳴をあげ始めた両足の付け根の筋肉をいたわりながらゆっくりと下山しました。尾根末端では雪がない藪地で着地にひと苦労する羽目に。東側に下りたが直進した方が好かったかも知れません。
天空の稜線歩きと大霧氷群に脳汁が止まらず、大満足の一日となりました。 上谷山
上谷山の霧氷と稜線歩き
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1320人
naojiroさん、こんにちは
滋賀のもっとも奥にある上谷山は、滋賀在住の私には(個人的には)秘境だと思ってました。近江百山の本でも最難関レベル。
私には絶対行けない領域の山のレコ。楽しませていただきました。ありがとうございました。
yonedaさんこんばんは。
上谷山は近江百山に載ってるそうですね。滋賀の尾羽梨からは激藪らしいですが広野からの手倉山までは何とか登山道がありそうでした。
手倉山で撤収しようかと思いましたが、天候にも恵まれ運よく同じコースの後続者に出会い助けられた格好です。県境稜線からの展望は素晴らしいの一言です。来年も是非とも訪れたいと思っています。まあ体力があればですけど(笑)
八ヶ岳の滑落事故も然りですが冬山は危険が伴います。ボチボチと安全最優先に登っています。
yonedaさんのレコも毎回楽しませてもらっています。春山はこれから花でいっぱいなので楽しみですね。ではまた
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する