『3度目の大山は尾根を巡って…』~順礼峠の道で歩いた道を振り返る〜🗻鐘ヶ岳・大山・日向山・白山【神奈川百名山4座】〜関東ふれあいの道〜【11)順礼峠のみち】(in:道の駅清川・out:華厳橋bs)
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- GPS
- 12:46
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 2,487m
- 下り
- 2,532m
コースタイム
- 山行
- 10:59
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 12:47
天候 | 晴れ時々曇り 午後から強風の南風 15℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
自転車
🚶トレイル 華厳橋bs(神奈中)清川町役場前(車)順礼峠入口(自転車回収) ―ZUND-BAR(食事)―自宅 |
その他周辺情報 | 神奈川県で唯一の村、清川村の自然豊かな 道の駅清川 http://michinoeki.kiyokawamura.jp/ ZUND-BAR https://www.facebook.com/zund01 |
写真
ただ、この場所はトレースと言い、リボンと言い…柵の中か外かの判断が難しかったです。
悩んだ挙句柵の外で上がると上で扉があったので最悪復帰では出来たようです
これを見返したく関東ふれあいの道をセレクト
左手に見ながら、ネクタイ尾根の位置や、北尾根がこちらからだと大山三峰と同化していく感じなどを見ていると、また大山の表情を知ることが出来たように思えました
井出山少しを降りた所で少し樹木も開け記念にパチリ
装備
個人装備 |
日帰り12リットル装備<br /><br />行動着はファイントラックスキンメッシュ+ラミースピンドライ+キャプ4は暑い <br />休息時と自転車のみシェル(エバーブレス)でジャスト
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感想
【タイトル・テーマ】
『3度目の大山は尾根を廻って…』~関東ふれあいの道より歩いた道を振り返る〜
――――――――――『最初に』―――――――――
今回は目的の山は神奈川百名山の【鐘ヶ岳と日向山】
ルートを計画中に大山も混ぜる事で丁寧に山を歩き、大山の数多くあるルート(尾根)を巡る
余裕があれば歩いて来たルート見返す(関東ふれあいの道・順礼峠の道)
3月18日(日)
〜1つ目の北尾根〜
鐘ヶ岳へは北尾根でのアクセス
あまり人が歩いていないイメージがあったが、別の意味(森林事業)で人が入っていてリボンやトレースを見分けながらのルートファイも良い訓練
トレースも歩きやすく、鐘ヶ岳直下に急登があり私は直登、もしかしたらトラバーするルートがあったのかもしれない
〜不動尻経由と悩み決めた梅ノ木尾根〜
鐘ヶ岳を広沢寺温泉方面という標識に疑問を抱きながら下り、本当に直前まで悩んだが、今回『3度目の大山の表情を知りたい』というテーマもあり尾根道をセレクト
弁天御髪尾根の経由し梅の木尾根へ、尾根の割に小さなアップダウンが続く登りなので稜線のような感覚で、『帰りもこの尾根ね…』と
普段から極力同日の同じルートを歩かないようにしているせいか、帰りの心配をする自分が新鮮…
〜ネクタイ尾根へ〜
大山三峰の尾根にロープをまたぎ合流
大山方面と逆に進み唐沢峠へ、以前歩いた時にはなかった真新しい単管にくさりがかけられ整備されていた
北アの大キレットも歩くたびに歩きやすくなっている事を思い出す
見覚えのある東屋で唐沢峠到着、下降点はあっさり見つかり安心して座り休憩
ここで本日初めての人と挨拶して大山が近い事を感じるが、また暫く静かな山歩きになるだろうと下降すると、事前の読図だと200以上は降りたくないなぁ…なんて想定していたが、下りは即終了…チーン
どんなコンタの読み方をしているのやら(^_^;)
100も下らずに堰堤が見え、対面の鹿柵を見ながら尾根への取付きを模索する
こういう時に決まって思い出す言葉ある
『よーく、よーく見なさい、そうすれば必ず歩ける所があるから』
何年も前に僕がVRを歩きはじめの頃、北岳を野呂川からのアプローチのルートで、渡渉のアドバイスをテントの自分にまでに声をかけてくれたのが両股小屋の名物女将さん
『今日の水量ならよーく、よーく見なさい、そうすれば脱がずに必ず歩ける所があるから』
野呂川の渡渉点は広く、一見脱がないと無理かなと思うが言われた通り視野を広げ『よーく、よーく』見ていると不思議とルートが見えてくるから面白い
以来、渡渉に限らずトレースが薄い時などは、この言葉を思い出すと不思議と落ち着いてルートファイする事ができる
感想を当日に戻すと、『よーく、よーく』見る為に対面にある鹿柵に近づきすぎないように歩きながら、鹿柵に逆らわず柵をトレースするように歩くと古びた階段が現れ取り付いたなと
それからはリボンが親切に誘導してくる
しいて言えばルートの付け方が乱暴で尾根直登すぎて、『少しはトラバーしろよ(^_^;)』と何度か愚痴った(笑)
(野呂川から北岳肩の小屋までの直登に比べれば可愛いものですが…)
〜2つ目の北尾根〜
そろそろかなぁ…と言う時にモノレールが合流し私も北尾根に合流
高低差はなくなり、丹沢を見ながらの稜線歩きは素晴らしく頂上を目の前になかなか大山が近づてこない(^_^;)
鹿柵をかかっている脚立をまたぐと大山ピークへ今日は本当によくまたぐ日だ(笑)
〜3度目の大山〜
裏口からお邪魔しますという感じで、前回気付かない箇所があるほど広いピークを散策しながら大休憩
前回程ではないが、にぎわっている山頂で、北尾根を上がってこられた走り方や、このあたり山々をよく歩かれている女性の方との一期一会で山の話ができたのも、また山の楽しい所と再認識、この場を借りてありがとうございました
〜順礼峠の道はヘッデン歩きで〜
少々話し過ぎた感が否めないが、私の走力では急いでも大して変わらないので見える山々の変化を楽しみながら淡々と降りていく
日向山付近は歩きやすく、まだ脚も売り切れてなさそうなので気持ちは白山へ
日向薬師の梅林では大山から西日が差しこみ梅に反射していて綺麗だったぁ…
とうっとりばかりしている場合でもないので、巡礼峠入口へロード区間はデポしていた自転車で移動しコンビニで水分補給
気持ちも新たに再びトレイルに入ると、左手の大山は表尾根と北尾根と三峰の尾根が同化して左右の翼を広げているようで、その手前に再び大きくなった鐘ヶ岳が可愛く鎮座している姿にまたうっとり…最高のフィナーレとなった
白山に到着する頃には、夜景になってしまった
(綺麗だったが)
御門橋bsへ戻るのもなぁ…と
以前レコで桜山付近から北西の境界尾根のトレースがあった事を思い出し、最悪飯山観音方面への下山で保険をかけ、これも訓練と標識のないトレイルを下降
案外歩かれていてトレースは明瞭『このまま尾根が広がりませんように、広がりませんように』と念仏のようにつぶやいていると…はい広がりました(^_^;)
幸いな事に地図では市?村?境表記で現況も境界杭があったのでトレースしながら調整し無事民家の庭への突入などもなく無事にロードに、あたりを見渡すと間近にbsも見えて一安心
――――――――――『最後に』―――――――――
神奈川百名山のおかげで周辺の山々にも少し明るくなり、歩いてきた山々の見え方を地図で確認しながら歩く事が以前に増して楽しくなりました
今回、弁天御髪尾根、梅の木尾根、ネクタイ尾根、北尾根と歩くことで、また少し大山の表情を知ることが出来きました
まだまだ知らない面がありそうなので、面白いルート探しに机上登山繰り返します
−―――次回歩いてみたいと思ったルート―――
『丹沢三峰ルート』
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