火打山 北尾根北面第三ルンゼ パウ
- GPS
- 07:42
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 2,096m
- 下り
- 2,082m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
自由に過ごせる週末。初日は火打山と決め笹倉温泉へ向かった。
前日、送別会&幹事で早くは出れない。東京発の終電で長野へ向かった、飲み過ぎたか調子がすぐれない。遅めのスタートで様子見ながらスタートする。
6:26 笹倉温泉
他にも2パーティほどがほぼ同時に出発した。皆は、焼山北面、高松山へ方面だろう。
カチカチの九十九尾根をほぼ林道通りに進んでいく、いつもどおりアマナ平を通過し展望台に到着。2時間半かかった。ヘリスキーもはじまり焼山エリアはヘリの音が鳴り響いていた。
先行者のトレースが薄っすら見えるがラッセルもないので、自分のトレースを刻んでいく。気温も上がり、汗が吹き出る。体は重いが老廃物が出ている気がして爽快!
9:16 1350m賽の河原横断
なんだか雪が少ないような。なんとか渡れそうな場所を探して横断する。
さて、どっち周りで登って行こうか悩む、先行者は影火打ルートか。今日は単独、時間も遅くルンゼ滑降は諦めて、Y先生考案の北尾根経由でグルッと時計回りしようとこの時点では思っていた。
10:23 1580m 北尾根取付
気温もさらに上がり汗が滴り落ちる。相変わらずペースが上がらない。山頂まで残り約1000m13時半タイムリミットと決めマイペースで進む。北面ルンゼも見ると単独行が下りて来た、早い!空撮に試みる。ナイスパウダー!!雪煙が上がっている!!これは行くしかない!?雪も安定しているようだ。
滑り終わった先行者が手を振っているような、手を振り返し健闘祈る。
さ、尾根取付きの斜面は日当たりよく、下駄が出来る。もう勘弁してください。ガマン我慢。斜面の向きが変わるまで辛抱した。2000mを超えると新雪10cmほどがスリップしこれまたペースダウン。敗退も視野に入れいけるとこまでいこう。
展望尾根に上がり絶景が広がった。展望尾根と呼ぶにふさわしいすばらしい尾根です。時間との戦いだ、がんばれGEN。
13:38 2461.7m 火打山
タイムリミットちょい過ぎ。急いで滑走準備し山頂より影火打方面へ滑り込む。上部カリカリ安全第一で第三ルンゼを探る。
ルンゼ入り口に着いた、出だしはやはり急斜面だが雪は安定している。慎重に滑り降りる、今シーズン最後のパウダーになるであろう。自由にシュプールを刻みガンガンいく。あっという間に中腹へ。広大なルンゼに吸込まれるようにさらに滑り落ちる。このルンゼ北面ルンゼの中でも滑走に適したすっばらしいルンゼ!!雄たけび上げ、ヤッホー!!自己泥酔!!
登行トレースに合流だ。雪も腐ってきたが高速でターンを刻んだ。と思いきや、足がとられた。ヤバイ!!と思った瞬間、前方へダイブ。ヒールが外れ頭から雪面にたたきつけられた、鞭打ちだ。ストップスノーの落とし穴に見事にはまった。首が痛いだけで大事に至らなかった。
北面ルンゼには本日二本のシュプールが刻まれた。シーズンに一度は訪れたいすばらしいコースです。
先行者のトレースを一部利用しつつ15時笹倉温泉に戻った。
総時間8時間40分 登り7時間 下り1時間30分 標高差2000m
笹倉温泉で汗を流し今日は燃え尽きた。季節外れのパウダーをありがとう!
コメント
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乙妻以来ですね、手を振った先行者は私です笑
実はGENさんが3月に行くとコメントしてたのを金曜に思い出し、ヤマレコの計画を見てみたら24日になっていたのでもしかしたらと思ってました笑
自分が滑り終わった後、広大なルンゼだなーなんて思いながら眺めてたら、数時間後にGENさんが滑っているとは!
ルンゼの雪はサイコーでしたねー自分も調子に乗って2回前転しました笑
YOMOYAMAさんでしたか!!あら!?出発時間遅れ同行できなく残念。
北面ルンゼを滑っている姿を見なかったら、ルンゼ滑降はやめてYOMOYAMAさんが登ったラインを滑って周回する予定でした。ありがとう!
ストップスノー危険です。お互い単独が多そうなので気をつけましょうね!
GENさんが登って来るのを見て、この人に滑られたら後悔するなと思ってチャレンジしました笑
自分の登ったルートは2月もそうでしたが、パックされてたのでルンゼで正解でしたね
またどこかでお会いしましょう!
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