入笠山 プチ・ラッセルのつもりが・・・
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 370m
- 下り
- 385m
コースタイム
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:11
天候 | 終日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂駅〜マナスル山荘 雪はありますが問題なし マナスル山荘〜入笠山山頂 つぼ足で可 山頂は雪が溶け泥濘 入笠山山頂〜大阿原湿原 林道までの下りは軽アイゼン、またはチェーンスパイクがあった方が安全。林道へ出ると雪が溶けているところが多い 大阿原湿原〜テイ沢 湿原内は雪があるものの、特に問題なし湿原の終わりから沢沿いに歩き林道まではトレースなし。ラッセル。何度か沢を渡るが気をつけていないと道を見失う。 テイ沢 林道〜マナスル山荘 林道には雪が積もっていてラッセル。トレースなし。入笠牧場に入る道は通行止めのゲートがしまっているが、ゴンドラ駅方面はここを越えて進む。(よく見るとゲートの左端にここをを越えていくように小さく書かれている)牧場内の道は雪が結構積もっていて、足首まで埋まってしまう。トレースも無くラッセル。かなり疲れる。スノーシューやワカンなどがあった方がいくらか楽かもしれない。私たちは途中からライトスノーポンで歩いた。 |
その他周辺情報 | トイレ:富士見パノラマリゾート駐車場 ゴンドラ乗り場手前 山彦荘前 マナスル山荘前(入笠山登山口) 温泉:ゆーとろん水神の湯 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
|
---|---|
共同装備 |
笛
ファーストエイドキット
ツェルト
カメラ
|
感想
一日中快晴のよい日でした。富士見パノラマリゾートのゴンドラは8:00始発と勘違いして、大分早く到着してしまいました。8:00はリフトでゴンドラは8:30でした。
山頂駅に着くと八ヶ岳が美しく見えます。ゲレンデの最上部を横切ってまずは山彦荘へと向かいます。入笠湿原の中を通って山彦荘、そしてさらにマナスル山荘へ向かいます。マナスル山荘前ではヒップ橇で遊ぶ人たちが結構いました。
山荘前から入笠山の登山道へ。穏やかな登りです。つぼ足で登り切りました。山頂は雪があまりなく、霜柱が溶けて泥濘んでいました。山頂からは360度のパノラマです。八ヶ岳、南アルプス・中央アルプス・御嶽山・乗鞍岳・槍穂・後立山連峰などがとてもよく見えました。気温が高かったので富士山は霞んでしまっていました。
30分ほど景色を堪能して、大阿原湿原へ向かいます。最初の計画では湿原からテイ沢をたどって入笠牧場を経てマナスル山荘まで戻ってくることにしていましたが、テイ沢はあまり人が通っていなそうなので、結局、大阿原湿原からマナスル山荘へ折り返してくる計画を立てました。ところが、テイ沢入口まで来ると、体の中の虫がうずき出し、テイ沢に沿って歩くことにしました。ここは、鹿やウサギの足跡だけで、人のつけたトレースは全くありませんでした。「それならば、プチ・ラッセルをしながら」とトレースをつけながらたどります。ただ、所々、道がはっきりしなくなり、何度か沢を渡る所で木橋を見つけてはここでいいのだと確認してトレースをつけました。テイ沢分岐に来ると林道に出ましたが、ここもプチ・ラッセルしながら歩かなければなりません。
いい加減疲れてきました。チェーンスパイクを着けていましたが、スパイクの下で雪が団子になり重いのです。極めつけは入笠牧場のゲートをまたいでからでした。ゴンドラ山頂駅へはこのゲートを越えて牧場内を歩くようにと、ゲートの隅に看板が出ていました。うっかりすると見落としてしまいそうな看板です。ゲートを越えて、マナスル山荘に向かって歩くと、雪が結構溜まっていてズボッズボッとくるぶしの上まで雪の中に入ってしまうのです。雪の表面は固く、中が軟らかいので足を上げては踏み込みながら歩きます。これが、疲れた足に堪える。途中でチェーンスパイクを外し、ライトスノーポンに履き替えるといくらか歩き易くなりました。
こうしてマナスル山荘に到着。少し休んでゴンドラ駅に向かいます。妻は足を上げ下げして歩いていたので、股関節に痛みが出てしまっていました。それでもなんとかゴンドラ駅に到着して、ゴンドラに乗り込みました。
入笠山山頂からピストンならかなり余裕で時間も短く下りてこられたと思いますが、なんだか物足りない感じがしていたのでテイ沢に入ってしまいました。ちょっとサバイバル的な感じもしておもしろかったのですが、その後の林道のラッセルが疲れました。でも最後まで快晴の美しい一日で満足の山行となりました。
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