ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1415523
全員に公開
雪山ハイキング
蔵王・面白山・船形山

船形山:雪解け早め、クマさんも活動開始

2018年03月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:10
距離
15.0km
登り
1,050m
下り
1,028m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:00
休憩
1:18
合計
7:18
距離 15.0km 登り 1,050m 下り 1,040m
6:41
16
6:57
12
7:09
7:16
13
23番標識
7:29
7:32
35
8:07
8:08
32
8:40
0
8:28
8:35
10
12番標識付近
8:45
13
8:58
9:01
39
9:40
9:46
23
冬尾根途中1380m地点
10:09
10:37
13
10:50
40
11:30
11:40
25
12:05
3
12:08
12:09
19
12:28
12:29
7
12:36
12:45
7
23番標識
12:52
12:53
8
13:01
17
13:18
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
旗坂の駐車場は除雪され、第1第2共に、早くも全面使用可能。31日は朝7台、帰り25台程度だった。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は全くない。この所の晴天でトレースは多いが、かえって選んで行かなければ。
雪の状態に応じてアイゼン、ワカンを持参したが、適度の雪質だったので、全行程ツボ足。
山麓からの船形山、今日は絶対良い天気。
5
山麓からの船形山、今日は絶対良い天気。
旗坂の駐車場、朝6時で案外車が多い。
旗坂の駐車場、朝6時で案外車が多い。
登山口30番から雪の上。
2
登山口30番から雪の上。
ここまで所々雪が切れる所もある。
ここまで所々雪が切れる所もある。
27番旗坂平からは三峰山が見える。
27番旗坂平からは三峰山が見える。
ブナの樹林に青い空。
2
ブナの樹林に青い空。
17番近くの雪庇、少し崩れてきているが、全体的には安定している。
2
17番近くの雪庇、少し崩れてきているが、全体的には安定している。
もうすぐ三光ノ宮。
もうすぐ三光ノ宮。
三光ノ宮を過ぎて、蛇ヶ岳方面が見える。
三光ノ宮を過ぎて、蛇ヶ岳方面が見える。
船形山も少しづつ見えてくる。
船形山も少しづつ見えてくる。
船形山の全容が見えてきた。
2
船形山の全容が見えてきた。
瓶石沢手前の10番。この辺りで、驚きの出来事。🐻が走ってる!
7
瓶石沢手前の10番。この辺りで、驚きの出来事。🐻が走ってる!
升沢避難小屋が見えてきた。いつもながら良い雰囲気。
1
升沢避難小屋が見えてきた。いつもながら良い雰囲気。
升沢避難小屋の周りの雪の状態はこの程度。
1
升沢避難小屋の周りの雪の状態はこの程度。
沢を横断して、冬尾根に取りつく。意外と樹木が少ない。
沢を横断して、冬尾根に取りつく。意外と樹木が少ない。
冬尾根を登って上部、青空に向かって、白を登る。
2
冬尾根を登って上部、青空に向かって、白を登る。
升沢小屋からこれだけ登ってきた。
1
升沢小屋からこれだけ登ってきた。
冬尾根の登り。
この傾斜を乗り切れば緩斜面になるはず。
1
この傾斜を乗り切れば緩斜面になるはず。
眺望も広がってくる。まずは栗駒山。
3
眺望も広がってくる。まずは栗駒山。
船形山山頂も近くに見えてきた。
1
船形山山頂も近くに見えてきた。
山頂に向かって最後の登り。
4
山頂に向かって最後の登り。
(今は)小屋まで雪が続いている。
2
(今は)小屋まで雪が続いている。
山頂はかなり雪が融け、山頂標識は無雪期みたい。
4
山頂はかなり雪が融け、山頂標識は無雪期みたい。
いよいよ山頂からの眺望。屏風岳〜熊野岳。
9
いよいよ山頂からの眺望。屏風岳〜熊野岳。
船形山山頂から、朝日連峰。白い帯の様に伸びている。
8
船形山山頂から、朝日連峰。白い帯の様に伸びている。
その右には月山。ひと際白い。葉山が重なってしまっているが、写真を見ると葉山のカルデラが分かる。
12
その右には月山。ひと際白い。葉山が重なってしまっているが、写真を見ると葉山のカルデラが分かる。
船形山山頂から、鳥海山。
9
船形山山頂から、鳥海山。
船形山山頂から、黒伏山、柴倉山、最上カゴ方面。
7
船形山山頂から、黒伏山、柴倉山、最上カゴ方面。
船形山山頂から、神室連峰。
5
船形山山頂から、神室連峰。
船形山山頂から、薬師森と栗駒山。
4
船形山山頂から、薬師森と栗駒山。
船形山山頂から、泉ヶ岳、北泉ヶ岳、三峰山、後白髪山。
1
船形山山頂から、泉ヶ岳、北泉ヶ岳、三峰山、後白髪山。
もう一度鳥海山、秀麗です。
4
もう一度鳥海山、秀麗です。
稜線上を蛇ヶ岳へ向かうことにする。
1
稜線上を蛇ヶ岳へ向かうことにする。
白髪山や朝日連峰を横に眺めながら。
1
白髪山や朝日連峰を横に眺めながら。
途中のピークから船形山、見慣れた形と異なる。
3
途中のピークから船形山、見慣れた形と異なる。
蛇ヶ岳から船形山。
1
蛇ヶ岳から船形山。
蛇ヶ岳から、月山。
2
蛇ヶ岳から、月山。
蛇ヶ岳から、朝日連峰。
2
蛇ヶ岳から、朝日連峰。
蛇ヶ岳から、蔵王方面。
1
蛇ヶ岳から、蔵王方面。
蛇ヶ岳から、三峰山。
蛇ヶ岳から、三峰山。
蛇ヶ岳から、後白髪山。
3
蛇ヶ岳から、後白髪山。
蛇ヶ岳から、焼石岳方面。
蛇ヶ岳から、焼石岳方面。
蛇ヶ岳から、帰路を探る。1390ピーク山頂付近はやはり通過は難しそう、左に巻こう。
1
蛇ヶ岳から、帰路を探る。1390ピーク山頂付近はやはり通過は難しそう、左に巻こう。
蛇ヶ岳前ピークの尾根から船形山。
4
蛇ヶ岳前ピークの尾根から船形山。
残雪のブナ樹林を下る。
残雪のブナ樹林を下る。
旗坂に近づくと、こんな感じ。道に雪が残っているが、気温の上昇で踏み抜きあり。
旗坂に近づくと、こんな感じ。道に雪が残っているが、気温の上昇で踏み抜きあり。
駐車場が見えた。第2にも車が停まっている。
1
駐車場が見えた。第2にも車が停まっている。

感想

今年は雪が多かったはずなのだが、3月が暖かかったので、仙台では早くも3月30日にサクラ開花。山の雪はどうなっているだろうか。minkさんの船形山の記録を見たら雪が多いうちに行きたくなってしまった。31日の天気は間違いなく良いはずなので、船形の稜線上の雪が豊富な内に行ってみることにした。

今日は早朝から仙台では快晴。道路の雪も無いので、6時少し前に旗坂の駐車場に到着。駐車場はしっかり除雪され、第一、第二共に使用可能。一番乗りかと思ったら、他に車が7台程度。周囲はまだ積雪状態、30番標識の登山口から山道に入るが雪の上。最初は夏道に雪が残った所を登るが、急登になると道を外れて斜面を登る。27番標識、旗坂平までは時々雪が切れる所もあるが、その上は雪上を行く。17番の雪庇側の冬ルートは健在。少し崩れてきているが、全体的には安定しているし、雪も続いている。ここまで、朝の冷え込みで凍っている所もあるが、それ程堅くはないので、ツボ足で行く。三光の宮分岐からは雪上であるが、この所の晴天でトレースは上下に分かれ、かえって選んで行かなければいけない。ほぼ、標識と赤丸に沿って夏道に沿ったルートを選んだ。尾根下をトラバースしながら、升沢避難小屋に到着。いつもながら良い雰囲気である。

この時期なら、冬尾根がよいだろうと、升沢小屋から水場のある沢ではなく、一つ北の沢に入り、直ぐに尾根に取りつく。尾根は案外樹林が薄く、急登が始まるが、直ぐに雪に埋った潅木帯になる。急な雪面を登ると、周囲の眺望も広がり、先ず栗駒山が見える。しばらく登ると急登は一段落して緩斜面の登りとなる。船形山山頂小屋が見えるので、千畳敷や次の稜線は通らず、真っすぐに小屋へ向かう。左程急ではないが、これまで登りが続いているので結構きつい。今は小屋まで雪は続いている。小屋を経て船形山山頂に着く。

今日の眺望は期待どおりだった。白が目立つ屏風岳や熊野岳などの蔵王連峰から、次は白い帯の様に連なる朝日連峰、白さが特に目立つ月山、そして鳥海山まできれいに見える。神室連峰から栗駒山も美しい。小屋を覗いてみたが、室温は−3℃、土間は凍っていた。陽が当たる今日は外の方が暖かい。山頂は風も弱いので、外で風景を見ながら食事をした。これまでの雪の状態も適度に歩きやすいし、稜線からの眺望をもう少し楽しもうと、蛇ヶ岳を経て下ることにした。稜線上は雪が厚く続いており、歩きやすい。蛇ヶ岳からもう一度、周囲の眺望を見てから下りにかかる。蛇ヶ岳前ピーク、1390ピークの山頂付近はもう藪が出ているので、左を少し巻いて行こうとルートを決めるが、実際にはその通りの今日のトレースがあった。快適に尾根を下って旗坂〜升沢のルートに出た。後は大勢のトレースを下る。今日出会った方は、船形山方面で5人と10人のパーティー、稜線上〜蛇ヶ岳冬尾根で3人。

[🐻情報] とうとうクマを目撃してしまった。往路の瓶石沢少し手前で、走るような音が聞こえたので他の登山者かと思って、その方向を見ると、真っ黒なそれほど大きくないクマが、右手20mほどの距離を、下の沢方向に雪の上を走っていった。写真を撮る暇はなかった。動かずこっちを見ていたりすると怖いが、あっという間にいなくなってしまったので、左程不安はなかった。夏で草に覆われていると、見えないけど、居るんですよね。でも、この季節は見えてしまう。もうこの暖かさだし、活動を始めているようです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1213人

コメント

ひゃー、ニアミスですね!
kyenさん、ご無沙汰しています。
ご活躍のご様子、毎回、拝見しています。
ところで、今回は、ドエライ経験をしてしまいましたねー! クマとの距離20mですか ! きっと、先方はkyenさんの接近を察知して、トラブルを迅速に回避 したんでしょうね。冬眠明けの空腹で、戦意もなかったかも。でも、東北方面はやっぱりクマさんの密度が高いようですね。
とにかく、ニアミスで済んでよかったです。
2018/4/2 14:54
Re: ひゃー、ニアミスですね!
eagleさん、お久しぶりです。

この山域ではクマは居るんです。新雪期や残雪期に足跡を見たり、夏に獣臭や藪の不自然な物音など気配を感じたことはありました。人の存在を知らせて避けてもらうのが原則です。普通はそれで大丈夫と思っています。毎年事故のあるタケノコ取りは別です。クマの重要な食料ですから、競合する可能性が極めて高いので、そう言う地域には私は行きません。
今回も向こうが先に気づいて避けてくれたんでしょう。雪の上をかなりのスピードで走っていきました。真っ黒で、あまり大きくなくて、50kg位の若いクマでしょうか。びっくりする暇もなかったと言うのがホントのところです。

31日の唐松岳の記録、拝見しました。やはり天気は最高、いいですね。
2018/4/2 18:16
この日、船形連峰の白さに心惹かれてました〜
kyenさん こんばんは♬
歩き易そうな雪と素晴らしい展望、レコを拝見して、やっぱりこの日は雪山だったかなあと少しばかり後悔しています。体はひとつ、欲張りは行けませんね(^▽^;)
里山を花探ししながら歩きながら、船形方面の白い頂きには、心が飛んでました。
17番近くの雪庇は、もう崩れ出しているんですね。
まだ、小屋までの直通は通れているみたいですが、いつまで歩けるんでしょうね・・
雪が少しでも、残っているうちに船形ファミリーのどこかには行きたいと思ってます。
※それにしても クマにはびっくり。怖いですねー

私が登った時には見れなかった、最高の景色、見せて頂きました。
ありがとうございました! ヽ(^。^)ノ
2018/4/2 21:45
Re: この日、船形連峰の白さに心惹かれてました〜
minkさん、こんばんは。コメント有難うございます。
minkさんの17日のレコを拝見して、早く船形山に行きたくなってしまいました。31日は本当に良い天気で、昨年のGWと同じように朝日、月山、鳥海山が最高にきれいでした。稜線上もGWの時期よりも歩きやすい状態でした。さすがに霧氷はありませんでしたが。冬尾根はあと2週間位だと思います。
クマを見たのは初めてでした。案外軽快なフットワークでアッという間に行ってしまいました。夏だったら藪の中なので判りません。船形の特に山麓は目撃情報は多いですから。
今年は花も早くて、雪か花か、何処に行こうか迷いますよね。さすがに、船形登山口のカタクリはまだでした。標高550mなんですけど、周りは雪ですし。
2018/4/2 22:26
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら