ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1418293
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

既に春山となった唐松岳 雷鳥は冬毛(↑↓八方尾根スキー場)下の樺テント泊

2018年03月31日(土) ~ 2018年04月01日(日)
 - 拍手
子連れ登山 k2saka その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
24:44
距離
9.9km
登り
1,016m
下り
1,017m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:26
休憩
0:03
合計
1:29
距離 2.3km 登り 309m 下り 17m
13:01
26
13:27
13:28
22
13:50
15
14:05
14:07
23
14:30
宿泊地
2日目
山行
4:51
休憩
2:29
合計
7:20
距離 7.6km 登り 694m 下り 1,004m
6:25
85
宿泊地
7:50
8:08
82
9:30
9:46
58
10:44
10:59
21
11:20
12:58
6
宿泊地
13:04
13:05
5
13:10
9
13:19
13:20
25
13:45
0
13:45
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
白馬八方尾根スキー場まで自家用車 今回はゴンドラ近くのC駐車場に駐車できました(1日600円)。駐車場の満空リアルタイム情報は、スキー場のサイトにあります。非常に便利です。
http://www.happo-one.jp/access/parking

3月31日までは地区内に交通規制(通行止め、一方通行)があります。

登山やBCの場合、「八方アルペンライン」を利用します。登山ならゴンドラ+リフト2本の往復(大人2900円、子ども1750円)になります。登山届が必須ですが、コンパス(ネット)で提出していれば問題ありません。なお荷物が大きい場合は追加で440円かかります。
コース状況/
危険箇所等
天候が安定(晴天、風弱し)していたため、特段の危険箇所は無いと感じました。

この時期は、雪質がコロコロ変わります。早朝はガリガリでも、10時過ぎにはグズグズになります。天候によると思われます。グズグズの急斜面の下りは、前爪めアイゼンでもグズグズです。

チェーンスパイク、軽アイゼン、前爪アイゼン、山スキー、軽量スノーシューなど、人によって装備は色々でした。我々は、登りは、丸山手前まではチェンスパ、その先は前爪アイゼン、山頂までダブルストック。下りは丸山まで前爪アイゼン+ピッケル、その先はチェンスパ+ダブルストックでした。

唐松山荘付近は雪が飛んでいます。唐松岳の山頂直下でトラバース気味に斜面を登るところが強風だとツライかと思いました。風が強く無い時に、ここをアンザイレンしないと不安なようでは、まずはアイゼン歩行の練習をもっとすべきかと思います。
その他周辺情報 下山後の温泉は、「みみずくの湯」へ 小さいですがお勧めできます。
http://hakuba-happo-onsen.jp/mimizukunoyu/

早めの夕食は、県道31号の「道の駅 おがわ」へ 食事処味菜の信州サーモンの刺身は美味です。
http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/Michi-no-Eki/station/nagano_ogawa/index.html


ゴンドラとリフトで一気に高度を稼ぐ
2018年03月31日 12:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/31 12:58
ゴンドラとリフトで一気に高度を稼ぐ
登山スタート地点
2018年03月31日 12:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/31 12:59
登山スタート地点
既に雪がグズグズで歩きにくい。テント装備なのでどうしても遅くなります。
2018年03月31日 13:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
3/31 13:23
既に雪がグズグズで歩きにくい。テント装備なのでどうしても遅くなります。
左手に五竜と鹿島槍、遠見尾根を見ながら。晴天です。
2018年03月31日 13:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/31 13:26
左手に五竜と鹿島槍、遠見尾根を見ながら。晴天です。
これから登る人はほぼいないです。
2018年03月31日 13:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
3/31 13:30
これから登る人はほぼいないです。
人の顔のようだで、盛り上がっていました。
2018年03月31日 13:49撮影 by  SO-02J, Sony
2
3/31 13:49
人の顔のようだで、盛り上がっていました。
八方池まで、約1時間かかりました。
2018年03月31日 14:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
3/31 14:08
八方池まで、約1時間かかりました。
八方池周辺では一部岩が露出しています。池はまだ雪の中です。前方に今日の目的地であるダケカンバが見えます。
2018年03月31日 14:09撮影 by  SO-02J, Sony
3/31 14:09
八方池周辺では一部岩が露出しています。池はまだ雪の中です。前方に今日の目的地であるダケカンバが見えます。
どんどん近づいてきます。
2018年03月31日 14:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
3/31 14:21
どんどん近づいてきます。
一番上にテントを張りました。この日は5,6張りはあったと思います。
2018年03月31日 16:01撮影 by  SO-02J, Sony
1
3/31 16:01
一番上にテントを張りました。この日は5,6張りはあったと思います。
夜は満点の星でした。ただし風が強く写真は撮れませんでした。
夜中はテントがバタバタとうるさいほどの風でした。
2018年03月31日 19:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5
3/31 19:29
夜は満点の星でした。ただし風が強く写真は撮れませんでした。
夜中はテントがバタバタとうるさいほどの風でした。
5時には起床したのですが、うっかり日の出を見落としました。
2018年04月01日 05:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
4/1 5:51
5時には起床したのですが、うっかり日の出を見落としました。
良い感じの雪質で歩きやすいので、チェーンスパイクで出発。
2018年04月01日 07:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/1 7:22
良い感じの雪質で歩きやすいので、チェーンスパイクで出発。
丸山手前の急斜面でアイゼンに変更
2018年04月01日 07:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
4/1 7:34
丸山手前の急斜面でアイゼンに変更
丸山手前でゲロゲーロの鳴き声とともに、ライチョウがいきなり飛来。
2018年04月01日 07:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
4/1 7:35
丸山手前でゲロゲーロの鳴き声とともに、ライチョウがいきなり飛来。
雷鳥は真っ白な冬毛です
2018年04月01日 07:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5
4/1 7:36
雷鳥は真っ白な冬毛です
丸山への急登
2018年04月01日 07:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
4/1 7:37
丸山への急登
8時前ですが、だんだん雪が緩んできたような感じです
2018年04月01日 07:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/1 7:54
8時前ですが、だんだん雪が緩んできたような感じです
丸山で軽く朝食としました。
2018年04月01日 08:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
4/1 8:02
丸山で軽く朝食としました。
さあ、がんばろう。唐松岳山頂はまだ見えません。
2018年04月01日 08:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
4/1 8:39
さあ、がんばろう。唐松岳山頂はまだ見えません。
やっとはっきりと山頂が見えるようになりました。
2018年04月01日 08:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
4/1 8:55
やっとはっきりと山頂が見えるようになりました。
山頂には数人の人が見えます。
2018年04月01日 08:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
4/1 8:55
山頂には数人の人が見えます。
唐松山荘の裏手にあるピークに詰め上げます。すると、正面に剣岳が! スゲーと、二人で声を上げました。
2018年04月01日 09:03撮影 by  SO-02J, Sony
4/1 9:03
唐松山荘の裏手にあるピークに詰め上げます。すると、正面に剣岳が! スゲーと、二人で声を上げました。
ピークからいったん高度を下げます。この付近は風が強いためか、雪がついていません。
2018年04月01日 09:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
4/1 9:05
ピークからいったん高度を下げます。この付近は風が強いためか、雪がついていません。
唐松岳、山頂です。息子は3度目ですが、冬期は初めてです。
2018年04月01日 09:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6
4/1 9:34
唐松岳、山頂です。息子は3度目ですが、冬期は初めてです。
ジャンプ写真。アイゼンなので高く飛べません。
2018年04月01日 09:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5
4/1 9:39
ジャンプ写真。アイゼンなので高く飛べません。
下山中。
2018年04月01日 10:39撮影 by  SO-02J, Sony
2
4/1 10:39
下山中。
途中の広い斜面でシリ制も
2018年04月01日 11:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
4/1 11:19
途中の広い斜面でシリ制も
テント撤収と昼食をとって、下山開始。大きなカマクラができていました。
2018年04月01日 12:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
4/1 12:54
テント撤収と昼食をとって、下山開始。大きなカマクラができていました。
下山はスタスタですが、荷物が重いのでふらつき注意です。
2018年04月01日 12:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
4/1 12:58
下山はスタスタですが、荷物が重いのでふらつき注意です。
いつかは行きたい、キレット。
2018年04月01日 13:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/1 13:07
いつかは行きたい、キレット。
テント場から30分もかからずに下山口が見える。せっかくなので、この先で大休止。
2018年04月01日 13:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/1 13:21
テント場から30分もかからずに下山口が見える。せっかくなので、この先で大休止。
下りのリフトは楽々。
2018年04月01日 14:10撮影 by  SO-02J, Sony
4/1 14:10
下りのリフトは楽々。
チケット売り場はガラガラになっていました。
2018年04月01日 14:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/1 14:31
チケット売り場はガラガラになっていました。
みみずくの湯へ立ち寄り。良い温泉です。露天から白馬や唐松が望めます。
2018年04月01日 15:09撮影 by  SO-02J, Sony
4/1 15:09
みみずくの湯へ立ち寄り。良い温泉です。露天から白馬や唐松が望めます。
帰りによって「道の駅 おがわ」の信州サーモンの刺身は美味。
2018年04月01日 16:23撮影 by  SO-02J, Sony
2
4/1 16:23
帰りによって「道の駅 おがわ」の信州サーモンの刺身は美味。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 ザック ザックカバー チェーンスパイク アイゼン ピッケル ストック 食料 行動食 非常食 ガスカートリッジ コンロ ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ テントマット テント シュラフ スコップ

感想

年度末の週末、なんとか予定がついたので、ギリギリで晴天の唐松岳へ。
前夜出発ができなかったので、ヤマレコのtyu-taさんの記録を参考に、1日目宿泊地までの移動のみ、2日目唐松岳ピストン・下山で行ってきました。天候が安定し、二人とも満足度の高い山行となりました。

減らしたつもりでも、チケット売り場の重量計で21kgとの表示にガッカリ。ザックの追加料金を払ってゴンドラとリフト2本でゲレンデトップへ。既に13:00だったので、どんどん登山者が下山してきます。まあ2時間程度だろうと言うことで、右や左の山々を見ながら徐々に高度を上げます。雪がグズグズで歩きにくい。結局ズボ足でテント場(下の樺)まで行きました。

ダケカンバの木々の中には、既に数張りのテントがあったので、斜面手前の一番上部にテントを設営です。前泊の方の跡を最大限利用させてもらったところ、タバコの吸い殻など色々あって、ちょっと(だいぶ)嫌な感じでした。風よけブロックを作成するも、20分位で腰がやられちょっと中途半端になりましたが、夜中のちょちょ強い風は絶えてくれました。夜間のテント内気温は5度。厳冬期装備だと暑い位です。

翌日、日の出を見ながら山頂を目指す予定が、起床後の出発準備中に日の出となってしまいました。早朝は雪質も硬く歩きやすいので6時過ぎに出発。途中でゲロゲーロと大きな鳴き声と共にライチョウが目の前に飛来。写真タイムとします。結果、丸山まで1時間30分位と非常にゆっくりのペースです。

腹が減ったので丸山で軽く軽食(最近お気に入りの、パン入りコーンスープ)をとって出発。目指す山頂は中々見えませんが、左右の景色を楽しみながら登ります。山頂には9:30頃に到着。景色を見ながらとはいえ、結局3時間以上かかってしまいました。。。

既に春山の気温のため、山頂で炭酸飲料で乾杯、そしてハイタッチを数回。絶景の剱岳を見て、この景色を見るためには、唐松に登るしかないことを息子も理解していました。これまでの山岳風景のナンバー3に入るそうです。
タイミング的に山頂は貸切だっため、存分に感動を味わうことが出来ました。

テント撤収は、腹が減ってヘロヘロでした。既に日帰り登山者も下山しだしており、テント場から下は混雑でちょっと興ざめた下山となりました。

息子もこの4月から6年生となり、小学生最後の年です。色々なイベントや付き合いもあって、以前のように毎週山に行く事ができなくなりましたが、安全登山でこの1年を楽しもうと決意した山行となりました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:804人

コメント

行動が早い!
おっ、早速行かれましたね^^
ここ最近、気温が高かったから雪解けも早いですね〜
うちも乗鞍岳に行ったけど、厳冬期とは程遠い景色でしたw

風除けブロック、結構重労働ですよね(^^;
自分も夜中に足攣りました、多分それが原因かと思います(笑

冬毛の雷鳥、いいな〜。うちも見たかったけど、いませんでしたよw
ゲロゲーロ、確かにそう聞こえますよね^^
良い山行でしたね、お疲れ様でした。
2018/4/5 7:11
Re: 行動が早い!
だいぶ遅いレスとなり、申し訳ありません。下山後、亜熱帯の国に出張していたので確認ができませんでした。乗鞍は距離が長いのに、リフトなしで行かれたようで、さすがですね!

唐松は、tyu-taさんの記録を見て、山中テント泊と北アの絶景に憧れて登ってきました。稜線に到達したところの剱の眺めは最高でした! 
冬も人気のルートなんですね。天気がよかったので、大勢過ぎるぐらいの登山者で溢れていました。雪山だと半分位の方が挨拶を返してくれないので、けっこう心が折れます。。。

雷鳥は、いきなり後方から飛翔してきて、結構ビックリしました。我々とちょっと距離をとって、オレの庭に入るなみたいな感じで、しばらく監視されていました。(^^;)
2018/4/12 17:54
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
唐松岳 白馬八方尾根
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
八方池⇔唐松岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 甲信越 [日帰り]
八方尾根コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら