千曲川源流遊歩道より甲武信ヶ岳へ
- GPS
- 08:09
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,167m
- 下り
- 1,157m
コースタイム
天候 | 晴れ 風は冷たく冬に逆戻りの様相 周辺雲多し、佐久小諸は雪、八ヶ岳も雪雲に覆われる。 しかし奥秩父は最後まで快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
その後自家用車で毛木平駐車場へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
◾️毛木平登山口から千曲川源流 毛木平登山口からしばらく川沿いの林道を進む。広く歩きやすい道。 遭難碑を過ぎた辺りで坂を登り川を離れていく。林道は終わり山道に。 出発から1時間半程で道は半ば凍結した雪に覆われる。ここで軽アイゼンを着用。 出発2時間でナメ滝に着く。その後は定期的に設置されている「千曲川源流まで◯◯キロ」の標識を見ながら先に進む。 3時間10分で源流地標に到着。 千曲川源流付近は雪に埋もれ判別出来ず。 雪は溶けて凍るを繰り返した後の凍結箇所と踏み抜き多数の凸凹道で非常に歩きにくい。 千曲川源流地標まで比較的なだらかな道が続くがかなり疲労した。遊歩道というにはキツイ道との印象。 ◾️源流碑から甲武信ヶ岳 ここから急登になる。 コースタイムでは1時間〜1時間半程で山頂で特に難所も無いが、相変わらずの凸凹雪道が歩きにくい。 大弛峠から続く主脈縦走路に合流すると斜度は緩くなり低くなった樹林の明るい道に。 山頂手前でガレ場となり展望が開ける。 |
その他周辺情報 | ヘルシーパークかわかみ 入浴大人300円 食堂あり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
タオル
ストック
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感想
1ヶ月ほどこの山域に入り浸っていたが、甲武信ヶ岳への北側からの登山口も近くにある事に気づいた。雪の状況的にももうそろそろ行けそうだ。
千曲川源流を辿る毛木平からのルートは厳しいと先入観を持っていたので今まで避けていたが、実は甲武信ヶ岳山頂への最短路らしい。
去年は西沢から登ったが今回はこっちから登ってみようと山相棒のmaruta27に声をかける。
最短路とは言ってもコースタイムは7時間以上。集合時間的に登山開始は9時を過ぎるし、残雪の事も考えるとあまり余裕はないかもしれない。
本当は十文字峠周回をしたかったが、今回は毛木平からのピストンで計画を立てた。
先週と同じく信濃川上駅に8:30で待ち合わせ、自家用車で毛木平駐車場へ。
金土に雪予報もあったので少し心配だったが、畑が薄く雪を被っている程度であまり降らなかったらしい。
(佐久方面からここへ車を走らせている途中何度か雪が激しく舞ってはいたが)
当然登山道に残雪はあるだろうが、この分だとラッセルなどの心配はなさそうだ。
毛木平駐車場は広くトイレもある(冬期はトイレ使用不可)。
準備を済ませ9時過ぎ出発した。
毛木平からの道は廻り目平から金峰山に登ったときと同じく最初は林道歩きから始まる。
広く平らな林道は千曲川源流から流れる川の脇を進む。雪解けの時期の所為か水量は豊富だ。
この山域にも春が訪れ始めているのか、野生動物を幾度か見かけた。
栗鼠やテン、鹿の親子(これは帰り道)などまだ登山道がシーズンオフで静かだからなのか、林道のすぐ脇まで出てきていた。
更に進んでいくと次第に登山道は雪に覆われていく。
傾斜はきつくはないが遊歩道と言うより登山道な雰囲気に変わってきており、水源の道を気楽に歩こうと来た人たちは困惑するのではないだろうか。
道が全面雪に覆われた時点でアイゼンを装着した。
最近寒暖差が激しかった所為か雪は凍結した箇所が多く爪無しでは滑りまともに歩けなそうだ。
途中神社や遭難碑、ナメ滝などを通過して更に延々と歩く。
最初はそれほど深い足跡もなく、硬い雪をザクザクと気持ちよく歩いていたが、次第に雪道はボコボコに。踏み抜いた後の雪が硬く凍り穴だらけになったこの道は歩くのに苦労した。
踏み抜き穴を避けながら歩く内疲労が溜まり、もう勘弁して欲しい…と気力も萎えたあたりで千曲川源流地標に到着。所要時間は実に3時間10分。
源流地点はまだ雪の下で正確な位置は良く分からなかった。
比較的傾斜の緩かった道は終わりここから山頂までの道は急登に変わる。
ここまでずっと樹林下の道で、更にここから1時間展望の無い道を登るのかと思うとやる気が出ず、先頭をmaruta26に変わってもらい引っ張ってもらい登った。
奥秩父主脈縦走路と合流してからは傾斜も緩くなり樹林が低い明るい道に。
時々木々の隙間からの展望もあり足取りが軽くなる。
山頂が近づくとガレ場となり良い眺めに。
予報では昼前後は曇ると出ていたが、結局山頂まで好天が持ったようだ。
山頂からは雄大な景色が広がる。
八ヶ岳の方面は雲に覆われていたが周囲の山々や富士山、南アルプスなどの風景を楽しめた。
今日は登山者の数は多くなかったが、毛木平からは自分たちのほかに少なくとも3組、西沢からも少なくとも2組の登山者が来ていた。
景色の撮影を済ませ昼休憩を取る。
茨城から来たという二人組みに話を聞くと、去年のGWに毛木平からアタックして雪のため撤退していたらしい。
去年のほうが残雪が深かったようだ。
14時半になり自分たちのほかに誰も居なくなってしまったのでそろそろ下山。
降りは3時間を切る速さで降りれたが、穴だらけの雪道は歩きにくいことには変わりなかった。
歯応えはあったがストレスも溜まる山行だった。
山頂の眺めの良さに救われたが、千曲川源流遊歩道は雪のない季節の方が楽しそうだ…
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