焼石 経塚山
- GPS
- 08:15
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,053m
- 下り
- 1,055m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10数台駐車可能 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駒ヶ岳〜経塚山間は夏道がなく、積雪期限定のルート。 雪はたくさん残っていて、概ね安定しており、崩れている個所も少ない。 経塚山頂直下は雪を追っていくと、最後に藪につかまる。夏道は左の崖沿いで、概ね出ているが、一部急な雪のトラバースもあり、ところどころ藪に出たりはいったりして進んだ。夏道の雪はまもなく融けそう。 稜線はすべて雪ををつないで歩けるが、広大な雪原を何度も越えるので悪天時は避けた方が無難。 平日なので、他に登山者はなし(トレースから多分駒ヶ岳までの方が一人おられたかも)。クマ対策は必要。 |
写真
感想
登山口に一台駐車されていたが、山菜採りの方だろうか。足跡はなく今日は我々だけになりそうだ。いろいろと念のためピッケル、アイゼン,ワカンの装備。
登山口からまもなく雪道になる。最初は平坦な森を抜けるが、赤布が適宜あって道を失うことはない。尾根が立ってくると雪庇の道に。かなり緩んでいるので一部夏道を歩いた。
稜線に登り上げると焼石連峰が左手に見えてくる。あとは大展望の道。駒ヶ岳手前に小ピークがあるが手前で雪道から出て夏道を辿るほうが楽。最後の急斜面を雪庇を避けながら慎重に登ると金ヶ崎駒ヶ岳。
山頂の社殿の裏手から冬季限定ルートに入る。豊かな雪庇と雪堤が途切れることなく続いている。小さなアップダウンが連続し楽ではないが、展望が素晴らしく、深いブナの森と繰り返し現れる広大な雪原の風景を楽しみながら歩を進めることができる。お坪の松の上部が大きく崩壊し始めているが脇をまくことができる。
斜度が立ってくると山頂直下。藪がでているので、夏道を探し左へ斜上していったが、歩きにくい場所もあり、夏道と藪を行ったり来たりしてここで結構時間がかかった。
気温が上昇し雪が緩んで、足取りが重かったものの、今年もなんとか登頂できた。山頂は大パノラマ。焼石連峰から真昼、和賀、秋田駒へと続く奥羽山脈の連綿とした連なりを眺めて、ゆっくり休憩。
2015年の同時期に歩いた時より全体的に残雪が多い印象。もうしばらく歩けそう。
長く遠い道だが、美しい原生のブナ森と豊かな残雪の稜線は、まさに東北の春山。静寂の山旅の雰囲気に溢れている。
*ヤマレコ直近の駒ヶ岳のレコと経塚山のレコ、大いに参考にさせていただいた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
大パノラマですね やっぱり晴れた日の残雪歩きは最高です
奥様も山頂ランチ、良かったでしょうね〜〜
私は今日は行かれず・・
白いピッケルがカッコいいです
久しぶりにこのコース歩きました。やっぱり焼石は雪深いですね。kamadamさんの夏油ー牛形ー経塚の周回コース、展望してきました。あらためて凄まじいコースですね
前に歩いた時より時間がかかっています。経年劣化ということでしょうか
今日はお休みですか。明日も歩けそうな感じですけど、どうでしょう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する