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Yamareco

記録ID: 1435789
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

和賀岳 行けるか? 貝沢口から

2018年04月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:13
距離
27.9km
登り
1,939m
下り
1,927m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:07
休憩
0:07
合計
11:14
距離 27.9km 登り 1,939m 下り 1,942m
6:15
132
スタート地点
8:27
8:28
47
9:15
9:16
9
9:25
9:26
179
12:25
12:26
159
15:05
15:08
26
15:34
5
15:39
26
16:05
12
16:17
37
16:54
35
17:29
ゴール地点
天候 高気圧に覆われ微風、気温高め。春霞で遠望はできなかったが、最高のコンディション。どの山も賑わったことでしょう。
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
気温高く、残雪にクラック多数。静かに慎重に歩を進めたほうがいいです。林道は昨年より残雪多く、夏季の駐車場まで車で行けません。あと2週間くらいかかると思います。
積雪期用の尾根をスキーをかつぎ薄藪こぎで1時間以上。夏道を登るべきだった。
2018年04月22日 07:29撮影 by  DSC-WX7 , SONY
4
4/22 7:29
積雪期用の尾根をスキーをかつぎ薄藪こぎで1時間以上。夏道を登るべきだった。
ようやくスキーを履ける。ここまでスキー担ぎ山行。
2018年04月22日 08:05撮影 by  DSC-WX7 , SONY
5
4/22 8:05
ようやくスキーを履ける。ここまでスキー担ぎ山行。
なだらかな尾根に出た。
2018年04月22日 08:20撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 8:20
なだらかな尾根に出た。
ほっとする尾根。
2018年04月22日 08:22撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 8:22
ほっとする尾根。
夏道と合流。さらに進む。
2018年04月22日 08:30撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 8:30
夏道と合流。さらに進む。
畚岳が見えてきた。
2018年04月22日 08:35撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 8:35
畚岳が見えてきた。
雪庇の崩壊がすさまじい。
2018年04月22日 08:51撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 8:51
雪庇の崩壊がすさまじい。
沢尻岳に到着しました。ここまで3時間。スキー担ぎで体力を消耗してしまった。
2018年04月22日 09:25撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 9:25
沢尻岳に到着しました。ここまで3時間。スキー担ぎで体力を消耗してしまった。
これからたどる予定の稜線。左奥がめざす和賀岳。時間的にも体力的にも、到達できるかなぁ。
2018年04月22日 09:25撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 9:25
これからたどる予定の稜線。左奥がめざす和賀岳。時間的にも体力的にも、到達できるかなぁ。
中央が根菅岳。
2018年04月22日 09:25撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 9:25
中央が根菅岳。
国土地理院地形図には根菅分岐から和賀岳まで、歩道の記号がまだ記載されていますが、実際は廃道です。
2018年04月22日 09:25撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 9:25
国土地理院地形図には根菅分岐から和賀岳まで、歩道の記号がまだ記載されていますが、実際は廃道です。
沢尻から。左から、大荒沢手前ピーク、大荒沢、羽後朝日岳。
2018年04月22日 09:31撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 9:31
沢尻から。左から、大荒沢手前ピーク、大荒沢、羽後朝日岳。
大荒沢手前ピークは夏道が露出していたので、雪のつながっているところを探しながら進みます。
2018年04月22日 09:46撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 9:46
大荒沢手前ピークは夏道が露出していたので、雪のつながっているところを探しながら進みます。
大荒沢から南に続く縦走路。すっかり夏道が出てます。かついでいくしかないなぁ。
2018年04月22日 09:59撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 9:59
大荒沢から南に続く縦走路。すっかり夏道が出てます。かついでいくしかないなぁ。
大荒沢を振り返る。ここからまたスキーで。
2018年04月22日 10:14撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 10:14
大荒沢を振り返る。ここからまたスキーで。
南方向。左:根菅 右奥:和賀。尾根の雪が崩れています。
2018年04月22日 10:23撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 10:23
南方向。左:根菅 右奥:和賀。尾根の雪が崩れています。
本日最も狭い通路。15cmくらい。右スキーは土の上に置いて通過しました。
2018年04月22日 10:24撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 10:24
本日最も狭い通路。15cmくらい。右スキーは土の上に置いて通過しました。
左:根菅 その手前は、いわゆる「根菅分岐」。和賀岳につながる稜線の分岐です。
2018年04月22日 10:29撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 10:29
左:根菅 その手前は、いわゆる「根菅分岐」。和賀岳につながる稜線の分岐です。
根菅分岐から和賀につながる稜線。
2018年04月22日 10:29撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 10:29
根菅分岐から和賀につながる稜線。
根菅分岐。ここから先の夏道が廃道となっています。私には未知の領域。ここから先がクライマックスなのですが、どこまで行けるか、行くべきか。体力・時間面で悩むところです。
2018年04月22日 10:45撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 10:45
根菅分岐。ここから先の夏道が廃道となっています。私には未知の領域。ここから先がクライマックスなのですが、どこまで行けるか、行くべきか。体力・時間面で悩むところです。
例によって、「えーい、ままよ!」で稜線に入りました。それなりに雪はつながっているようです。
2018年04月22日 10:53撮影 by  DSC-WX7 , SONY
3
4/22 10:53
例によって、「えーい、ままよ!」で稜線に入りました。それなりに雪はつながっているようです。
根菅岳と左肩が分岐。
2018年04月22日 11:00撮影 by  DSC-WX7 , SONY
4/22 11:00
根菅岳と左肩が分岐。
ためらいながら和賀岳への稜線を進みます。
2018年04月22日 11:00撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 11:00
ためらいながら和賀岳への稜線を進みます。
鞍部からの斜面は、想像していたよりも急でした。
2018年04月22日 11:05撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 11:05
鞍部からの斜面は、想像していたよりも急でした。
和賀まで雪はつながっているか、雪崩の危険は、時間と体力は…? この時点でも山頂到達可能性は30%という感じ。
2018年04月22日 11:05撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 11:05
和賀まで雪はつながっているか、雪崩の危険は、時間と体力は…? この時点でも山頂到達可能性は30%という感じ。
鞍部から見上げる。
2018年04月22日 11:07撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 11:07
鞍部から見上げる。
登って先を見る。
2018年04月22日 11:25撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 11:25
登って先を見る。
さらに進み山頂部をズーム。山頂手前は1412ピーク。山頂の看板が見えてきた。でも可能性50%
2018年04月22日 11:37撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 11:37
さらに進み山頂部をズーム。山頂手前は1412ピーク。山頂の看板が見えてきた。でも可能性50%
根菅分岐からのルート上で見かけた唯一のテープ。
2018年04月22日 11:49撮影 by  DSC-WX7 , SONY
4/22 11:49
根菅分岐からのルート上で見かけた唯一のテープ。
岩場もある。
2018年04月22日 11:52撮影 by  DSC-WX7 , SONY
4/22 11:52
岩場もある。
北方に秋田駒ヶ岳、右は羽後朝日岳
2018年04月22日 11:57撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 11:57
北方に秋田駒ヶ岳、右は羽後朝日岳
分岐から3kmくらい進んできたか。
2018年04月22日 11:57撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 11:57
分岐から3kmくらい進んできたか。
山頂手前1412ピークへの登り。1枚斜面を直登します。
2018年04月22日 11:58撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 11:58
山頂手前1412ピークへの登り。1枚斜面を直登します。
和賀岳が間近に迫った! でも6時間近くかかっている。可能性はまだ100%ではない。
2018年04月22日 12:08撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 12:08
和賀岳が間近に迫った! でも6時間近くかかっている。可能性はまだ100%ではない。
なんとか行けそうだ! 本当に和賀岳の山頂に立てるのか?
2018年04月22日 12:10撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 12:10
なんとか行けそうだ! 本当に和賀岳の山頂に立てるのか?
ついに到達! 到着というよりも「到達」という感じ。和賀岳に、お天気に、そしてマイギアたちに感謝です。左の小さな三角が羽後朝日岳。
2018年04月22日 12:28撮影 by  DSC-WX7 , SONY
8
4/22 12:28
ついに到達! 到着というよりも「到達」という感じ。和賀岳に、お天気に、そしてマイギアたちに感謝です。左の小さな三角が羽後朝日岳。
まさかホントに来れるとは…。うれしくて何も言えましぇん。田沢湖方面。
2018年04月22日 12:28撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 12:28
まさかホントに来れるとは…。うれしくて何も言えましぇん。田沢湖方面。
秋田方面、薬師岳を背景に。
2018年04月22日 12:30撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 12:30
秋田方面、薬師岳を背景に。
羽後朝日岳を背景に。
2018年04月22日 12:30撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 12:30
羽後朝日岳を背景に。
北方向に向かって下山を開始します。
2018年04月22日 12:31撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 12:31
北方向に向かって下山を開始します。
雪のない山頂部を歩き、雪のある場所に。またスキーを履いて帰路につく。
2018年04月22日 12:55撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 12:55
雪のない山頂部を歩き、雪のある場所に。またスキーを履いて帰路につく。
どうしても大好きな羽後朝日岳を写してしまいます。
2018年04月22日 12:56撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 12:56
どうしても大好きな羽後朝日岳を写してしまいます。
シールをつけたまま滑ってきた。ザラメ雪を滑るのは今シーズン初。
2018年04月22日 12:59撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 12:59
シールをつけたまま滑ってきた。ザラメ雪を滑るのは今シーズン初。
安全のため、スキーを脱いで藪漕ぎ40m。根菅分岐からのルート中、スキーをはずしたのはここだけだった。
2018年04月22日 13:13撮影 by  DSC-WX7 , SONY
1
4/22 13:13
安全のため、スキーを脱いで藪漕ぎ40m。根菅分岐からのルート中、スキーをはずしたのはここだけだった。
進むにつれて、羽後朝日と右:大荒沢が近づいてくる。
2018年04月22日 13:32撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 13:32
進むにつれて、羽後朝日と右:大荒沢が近づいてくる。
分岐までの稜線。
2018年04月22日 13:33撮影 by  DSC-WX7 , SONY
4/22 13:33
分岐までの稜線。
鞍部までの、想像よりも急だった斜面。慎重に滑ります。
2018年04月22日 13:36撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 13:36
鞍部までの、想像よりも急だった斜面。慎重に滑ります。
気持ちいいね〜。
2018年04月22日 13:36撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 13:36
気持ちいいね〜。
斜登行とターンの跡。
2018年04月22日 13:37撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 13:37
斜登行とターンの跡。
稜線下の斜面。
2018年04月22日 13:40撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 13:40
稜線下の斜面。
鞍部から少し進む。往路と復路のトレースが交差して、なんか楽しい。
2018年04月22日 13:42撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 13:42
鞍部から少し進む。往路と復路のトレースが交差して、なんか楽しい。
和賀岳は、「女王」という敬称がふさわしいと思いました。
2018年04月22日 13:50撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 13:50
和賀岳は、「女王」という敬称がふさわしいと思いました。
何度も写してしまう、こちらも「女王」(?)の羽後朝日岳。
2018年04月22日 13:53撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 13:53
何度も写してしまう、こちらも「女王」(?)の羽後朝日岳。
何度見ても美しい。
2018年04月22日 13:54撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 13:54
何度見ても美しい。
大荒沢と戻りルートの稜線。
2018年04月22日 13:54撮影 by  DSC-WX7 , SONY
4/22 13:54
大荒沢と戻りルートの稜線。
中央が根菅分岐。あそこまで戻り、左折して大荒沢へ。午前に通過したとき、灌木が多くちょっと難儀した。
2018年04月22日 13:54撮影 by  DSC-WX7 , SONY
4/22 13:54
中央が根菅分岐。あそこまで戻り、左折して大荒沢へ。午前に通過したとき、灌木が多くちょっと難儀した。
4時間半前の往路のトレース。
2018年04月22日 14:06撮影 by  DSC-WX7 , SONY
4/22 14:06
4時間半前の往路のトレース。
和賀岳を振り返る。
2018年04月22日 14:06撮影 by  DSC-WX7 , SONY
4
4/22 14:06
和賀岳を振り返る。
分岐にあった指導標。高下まで1.8km とあります。
2018年04月22日 14:15撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 14:15
分岐にあった指導標。高下まで1.8km とあります。
左:羽後朝日岳 右:大荒沢岳
2018年04月22日 14:16撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 14:16
左:羽後朝日岳 右:大荒沢岳
崩壊の激しい尾根
2018年04月22日 14:28撮影 by  DSC-WX7 , SONY
4/22 14:28
崩壊の激しい尾根
午前中にあった雪は融けていた。…両足スキーとも土の上を通過! ちびっとだから、大丈夫だんべ!
2018年04月22日 14:29撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 14:29
午前中にあった雪は融けていた。…両足スキーとも土の上を通過! ちびっとだから、大丈夫だんべ!
羽後朝日に伸びる稜線。昨年4月30日に残雪を、11月3日に藪漕ぎで登りました。2回とも今日と同じくらいエキサイティングでした。
2018年04月22日 14:36撮影 by  DSC-WX7 , SONY
1
4/22 14:36
羽後朝日に伸びる稜線。昨年4月30日に残雪を、11月3日に藪漕ぎで登りました。2回とも今日と同じくらいエキサイティングでした。
大荒沢まで行けば、本日の山行も80%終了という感じ。急登ですが。
2018年04月22日 14:36撮影 by  DSC-WX7 , SONY
1
4/22 14:36
大荒沢まで行けば、本日の山行も80%終了という感じ。急登ですが。
日差しに誘われて咲いていた。和みます。
2018年04月22日 14:57撮影 by  DSC-WX7 , SONY
4/22 14:57
日差しに誘われて咲いていた。和みます。
大荒沢岳。あとは油断せずに下るのみ。
2018年04月22日 15:07撮影 by  DSC-WX7 , SONY
4/22 15:07
大荒沢岳。あとは油断せずに下るのみ。
朝日岳には数人が向かったんですね。
2018年04月22日 15:07撮影 by  DSC-WX7 , SONY
1
4/22 15:07
朝日岳には数人が向かったんですね。
見納めの和賀岳。あそこまで往復したと思うと、感慨もひとしおです。
2018年04月22日 15:12撮影 by  DSC-WX7 , SONY
8
4/22 15:12
見納めの和賀岳。あそこまで往復したと思うと、感慨もひとしおです。
大荒沢の下り。中央は朝、沢尻で会ったNさんのシリセードに違いない。右のスキーは私
2018年04月22日 15:15撮影 by  DSC-WX7 , SONY
4
4/22 15:15
大荒沢の下り。中央は朝、沢尻で会ったNさんのシリセードに違いない。右のスキーは私
朝日岳ともお別れです。
2018年04月22日 15:30撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 15:30
朝日岳ともお別れです。
貝沢集落に向けて滑ります。
2018年04月22日 15:38撮影 by  DSC-WX7 , SONY
1
4/22 15:38
貝沢集落に向けて滑ります。
たっぷりの雪と美しいブナ林を滑ります。今日は時間短縮のため、全行程シールをつけたままでした。
2018年04月22日 16:00撮影 by  DSC-WX7 , SONY
1
4/22 16:00
たっぷりの雪と美しいブナ林を滑ります。今日は時間短縮のため、全行程シールをつけたままでした。
沢内盆地が広がります。ゆっくりと滑ります。
2018年04月22日 16:03撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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4/22 16:03
沢内盆地が広がります。ゆっくりと滑ります。
春の芽吹きが…。
2018年04月22日 16:36撮影 by  DSC-WX7 , SONY
1
4/22 16:36
春の芽吹きが…。
駐車地点50mくらい手前でこの雪。来週末までに消えるかな?
2018年04月22日 17:22撮影 by  DSC-WX7 , SONY
1
4/22 17:22
駐車地点50mくらい手前でこの雪。来週末までに消えるかな?
撮影機器:

感想





 先週の下岳の滑走と同様、これも1年間暖めてきた計画でした。和賀岳へは根菅分岐から4kmほどの稜線をたどる必要がありますが、冬の駐車地点は登山口よりも遠くなります。一般的には高畑口→高下岳→根菅分岐をたどるようですが、高畑口の駐車スペースの状況がよくわからなかったので、慣れている貝沢口から登ることにしました。地形図を見て、総距離28kmほど、11時間行動もしくは12〜13時間まで達するかも…という予想をたてました。
 例によって深夜に青森市を出発。貝沢駐車帯で1時間の仮眠。スタートは5時台にしたかったが、まあまあの6時過ぎ。疑うこと無くスキー用の尾根に取り付きましたが、雪が消えてブッシュが出ており、1時間半くらい肩にスキーを担ぎました。沢尻岳手前で男性と出会い話すと、なんと一昨年10月、高畑口に車回収用の自転車を置いて貝沢から登り、稜線上と下山後の道路で出会ったNさんとわかりました。私はその逆で貝沢口に自転車を置き、高畑口から登りました。お互いに驚くとともに、それぞれの山行の無事を祈り合い別れました。
 大荒沢からもスキー担ぎ。その後、またスキーをつけて根菅分岐まで。ここからが核心部。和賀岳までは未知の領域。根菅分岐から数百メートルでもいいので、幻の稜線を歩いてみたいと思いました。快調に進みますが、時間も体力も相応にかかり、頂上に行けるとは思えませんでした。頂上手前最後のピークを越えたとき、ようやく頂上に立てると確信。頂上での喜びは、昨年4月の羽後朝日岳、11月の藪漕ぎ朝日岳と並ぶものでした。帰路では何度も和賀岳を振り返りました。帰りも標高800mくらいからスキー担ぎ。コースの5分の1位はスキー担ぎでした。駐車場で再びNさんにお会いし、いろんなお話しをしました。
 この山域は懐が深く、本当に「行けるか?」と思います。羽後朝日は“幻の山”、和賀岳への稜線は“幻のルート”。どちらも夏季の登山道がないからです。昨年以来、憧憬にも似た思いを3度の山行で実現できました。和賀岳は、遙か遠くに鎮座する美しい女王でした。


2018.04.27 和賀岳登頂の直前から、帰路、根菅分岐手前までの動画を追加しました。

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コメント

和賀岳日帰り
mametan3さん、こんにちは。
幻のルートを通っての和賀岳日帰り、素晴らしいレコをありがとうございます。
そして大変お疲れ様でした。
スキーの機動力は生かせるのでしょうが、そのスキーを担いだ状態で藪漕ぎというのも、凄まじいですね
2018/4/24 6:13
おかげさまです。ありがとうございました。
 まずは御礼から…。今回も昨年5月のkamadamさん、waqueさん、nyororoさんのレコを参考にさせていただきました。お世話になっております。お三人に感謝申し上げます。
 スキー用尾根にはもっと雪が付いていると思ったのですが、密ではないものの灌木や藪の中を進むことになりました。くっきりとした熊の足跡も続き、ホイッスルを吹きながらの格闘でした。スキーを肩に担ぎ、汗だくになりながら、「和賀岳の山頂は無理だなぁ。根菅分岐から数百mでも未知の領域を体験できれば…。」と思って登りました。でも天候に恵まれ、なんとか山頂まで行くことができました。時間、体力、雪崩の危険等、気を抜ける時がありませんでしたが、その分、気持ちは充実していました。
 “幻の稜線”などと勝手なことを言っておりますが、1年間、本当にそんな思いでこのルートを思い続けてきました。地元の先達の皆様に本当に感謝しております。お会いしたことはありませんが、今後とも“和賀山塊の師”として注目させていただきます。よろしくお願いいたします。  
2018/4/24 19:41
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 東北 [日帰り]
郡界分岐〜沢尻岳〜大荒沢岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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