信越線廃線区間・新碓氷川橋梁 (σ・∀・)σゲッツ!! 碓氷を越えて千曲川!? ★鉄plusチャリレコ(横川ー碓氷峠ー旧碓氷峠ー旧軽ー佐久ー小海)
- GPS
- --:--
- 距離
- 71.7km
- 登り
- 1,583m
- 下り
- 1,123m
コースタイム
この時期、碓氷峠も伊豆もいい。
決定打となったのは、小海線での輪行帰宅 (゜∀゜)アヒャ
呑み鉄のおいらとしては帰りの車窓風景も重要であり、山行!?の一部でもある。
勿論、伊豆には伊豆急があるのは解ってはいる。
4月末。。今回のルートを考えるにあたり
A)伊豆:沼津ー西伊豆(静浦ー戸田ー松崎ー土肥)ー蛇石峠ー伊豆急下田から輪行
B)碓氷:横川ー碓氷(廃線・旧峠散策)ー軽井沢ー横川に戻り富岡製糸場周辺ー高崎駅から高崎線輪行
では、B)ルートで高崎に戻らず、千曲川サイクリングー小海線・小海駅から輪行となれば話は変わる(爆)
精神的なコンディションも良好なので(爆)、歴史が詰まった碓氷に決定となった。
※伊豆は海運がメインだった。多くの陸路は新しく気楽であるw
9:00JR東・信越本線横川駅まで輪行
ここから総てチャリ
9:15横川駅(アプトの道+R18)ー鉄道遺産・めがね橋(旧碓氷第三橋梁)ー新碓氷川橋梁訪問ー11:00碓氷峠(長野県道481)ー11:30旧碓氷峠ー(長野県道133)旧軽井沢(R18・旧中山道)ー12:25御代田(R18 R141)ー12:45スーパーつるやで昼飯13:15ー13:25千曲川到達(ここから千曲川右岸を遡上・長野県道2号)ー14:30JR東・小海線小海駅
15:00JR東・小海線小海駅から輪行帰宅
天候 | 4月なのに夏の日射し |
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過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:JR東・小海線小海駅から輪行(小淵沢経由)ーJR東・中央線に乗り継ぎ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・”横ー軽”信越線(新線)廃線区間 【重要】文字通りの廃線区間で、あらゆる危険予知を駆使し、遊び心で踏み込んではならない。 ・昭和後期程度の廃道完歩+廃隧道散策のスキル必要。 ・読図必須。鉄道路とはいえ落盤・法面崩壊等によりエスケープもありうる。 ・碓氷峠を越えている道は幾つかあるのですが、自転車で新道の碓氷バイパスに迷い込まないように。クルマが多く道幅狭しというレポート多いです。 ・アプトの道は遊歩道なので自転車の乗車はできません。押しならOKです。 ・帰りの輪行に使った小海線。時刻表確認して余裕を持つように。乗り過ごすとダイヤ間隔が1時間30分ほど開く場合があります。 |
写真
装備
個人装備 |
ロードレーサー+SPD(歩ける自転車靴)
|
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感想
自転車の巡る世界は本当に長距離で、鉄道とコラボすればまさに至福である。
普通はどっちかを立てれば、どっちかが汎用的になり面白さが半減するのだが、こと輪行の場合は、妥協のない専門のチャリを持ち込めるのが良い。(※ランドナーとかは別(^^; )
輪行袋もコンパクトでサドルの下に仕舞えるので、背に汗が溜まるザックを帯同しなくても良いのである。
ウンチクが長すぎました(^^;
碓氷の旧国道・アプトの道は行くたびに発見があり、何度でも訪れようかと思う峠だ。ここは中山道のかかる山岳の要衝で信越線の難所だ。
では、同じく箱根関や足柄関は?? 何度も訪ねようとは思わない(※個人差がありますw)
※そういった内面も探求しよう。うん( ・∀・)
碓氷を越えれば、軽井沢、小諸、佐久、、と爽やかな高原地帯
千曲川右岸(左岸の国道はダメ)を遡れば、小海駅は近い
野辺山越えは小海線に頑張っていただこう(^^;
小海線の車窓を巡るツバメかな ほの香
風吹けば信濃の里に春の雲 ほの香
信濃路を巡りて逢うて遅桜 ほの香
ペダル止め坂下りゆく遅桜 ほの香
花は葉に廃隧道は語らざる ほの香
花は葉に廃鉄橋に我一人 ほの香
花は葉に山の茶店のおつきりこ ほの香
この道は昭和の頃と春の蝿 ほの香
鳥雲に九十九曲の山の道 ほの香
桑咲いて窓辺は小諸八ヶ岳 ほの香
九条カレンへ
これ程に可憐なものか桃の花 ほの香
引用画像
※1 T&J Silk Mulberry
シルクを運ぶ鉄道
http://www.silk-mulberry.com/silk_tetsudou.html
※2 第48回IBMシンポジウム 全国IBMユーザー研究会連合会 2010年5月
北関東・軽井沢浪漫巡り
http://www.uken.or.jp/symp/symp48/info_roman/04index.html
史料
1859年(安政6年)横浜港開港
北長野の繭は牛馬で碓氷峠を越え高崎ー利根川の高瀬舟へ
1872年(明治5年)富岡製糸場操業
開港13年後、生糸の流れに富岡製糸場経由が加わった
1884年(明治17年)高崎線(東京ー高崎)全通
繭は利根川水運から鉄道輸送へと転換
1886年(明治19年)国道18号線碓氷線整備
碓氷峠に馬車鉄道現れる
1897年(明治20年)上信線(高崎ー下仁田)全通
長野県北部ー富岡製糸場が高崎経由の鉄道で結ばれる
1893年(明治26年)碓氷を克服した信越本線(高崎ー直江津)全通
横浜開港の34年後、三重連の蒸気汽関車をもって遂に碓氷峠を越えた(アプト式を採用)。北長野の繭が労せず横浜へ
1912年(明治45年)信越本線・横川ー軽井沢間を日本初の電化
勾配がきつい煤煙の激しさから日本最初の電化へ。但し電化にも係らず横川ー軽井沢間は傾斜がきつく、貨物車は、三重連・電気機関車の装備となった(客車は二重連)
1963年(昭和38年)信越本線の横川ー軽井沢間の経路を変更。信越本線・新線開通
戦後も生糸の輸出は膨大だ。さらに軽井沢や新潟への貨客(スキー客など)を対応した。
1971年(昭和46年)国道18号線の碓氷バイパス開通
1997年(平成2年)北陸新幹線の開通に伴い、信越本線・新線、横川ー軽井沢間廃止
時代の流れか。客車だけでなく生糸流通の根幹である貨物物流も廃止された
1993年(平成5年)上信越自動車道開通
トラック輸送全盛
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