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Yamareco

記録ID: 1436075
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

笠ヶ岳2898m:豪快山頂滑走の代償は・・穴毛谷は早くも沢登り?そして高温で腐れ雪

2018年04月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
maoyuki JUNDr その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:58
距離
16.5km
登り
2,151m
下り
2,264m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:11
休憩
1:48
合計
11:59
4:58
130
スタート地点
7:08
7:08
9
7:17
7:17
5
7:22
7:22
28
7:50
7:55
5
8:00
8:16
6
12:22
12:22
35
12:57
12:57
16
13:13
13:51
3
13:54
13:54
10
14:04
14:04
52
15:10
15:10
6
15:16
15:16
3
15:19
15:19
85
16:57
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
左又林道最終地点のホテルニューホタカさん(休業中)に電話をして予め駐車をお願いしました。快く快諾いただけました。もし利用される場合は必ず許可を得て、邪魔にならないようにお借りしましょう。
コース状況/
危険箇所等
★穴毛谷は岐阜県警より雪崩危険地帯のため必ず登山届が義務つけられています。
★降雪後には絶対に侵入しないほうがよい。今回のような高温状態でも雪庇崩落から雪崩誘発がありうるので早い時間帯に安全地帯まで登る時間配分が必須。今回は出発が遅く、途中のルート選択にもやや問題がった。1か所頭上に落ちそうな雪庇がありここを回避するのが一番きつくつらい急斜面だったので休むことはできなかった。
★あらゆる危険を想定しながら、慎重な行動が必要です。

堰堤周辺の藪が以前(10年位前)と比べひどくなっていた。さらに昔は堰堤周辺で渡渉に苦労したことは無かった。工事が終わり地形の変化が進んだのか、この時期の雪が少なくなったのか、今回は下部の雪が少なく渡渉点はいずれも水流多く、兼用靴を脱ぎ裸足で堰堤を超えた・・・最近の高温でかなり雪が融けていると思われます。
七の沢を使い登りましたがシール歩行で足元から雪が崩れ人工雪崩を誘発する可能性もあり注意が必要です。
下部の雪が少なく堰堤乗り越しポイントが見つからず右往左往
2018年04月22日 05:06撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/22 5:06
下部の雪が少なく堰堤乗り越しポイントが見つからず右往左往
槍穂もお出まし
2018年04月22日 05:06撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 5:06
槍穂もお出まし
藪は10年前よりきつくなっている。昔は堰堤工事でダンプも入っていたからな~
2018年04月22日 05:38撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 5:38
藪は10年前よりきつくなっている。昔は堰堤工事でダンプも入っていたからな~
渡渉ポイントが少なく堰堤を歩くのが最も簡単だった
左岸から右岸へ
2018年04月22日 05:48撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/22 5:48
渡渉ポイントが少なく堰堤を歩くのが最も簡単だった
左岸から右岸へ
maoyukiさんは余裕
2018年04月22日 05:48撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 5:48
maoyukiさんは余裕
Mさん・・・実はmaoyukiさんにおんぶで渡渉!
2018年04月22日 05:48撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
4/22 5:48
Mさん・・・実はmaoyukiさんにおんぶで渡渉!
ゴーロの向こうに雪渓末端・・・試練のへつり場がすぐそこに
2018年04月22日 06:12撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
4/22 6:12
ゴーロの向こうに雪渓末端・・・試練のへつり場がすぐそこに
往路は左岸のへつりを選んだが、ここは結構危険ポイント。昔はもっと簡単に超えた気がしたが・・地形が変わったのかも
2018年04月22日 06:27撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 6:27
往路は左岸のへつりを選んだが、ここは結構危険ポイント。昔はもっと簡単に超えた気がしたが・・地形が変わったのかも
5m位下は大岩や急流兼用靴ではキツイ
へつり中、岩の上では板が枝に引っかかり難儀した。
2018年04月22日 06:33撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/22 6:33
5m位下は大岩や急流兼用靴ではキツイ
へつり中、岩の上では板が枝に引っかかり難儀した。
雪渓に乗る
2018年04月22日 07:06撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
1
4/22 7:06
雪渓に乗る
穴毛谷本谷は広い
2018年04月22日 07:19撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
1
4/22 7:19
穴毛谷本谷は広い
四の沢出合
2018年04月22日 07:20撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
1
4/22 7:20
四の沢出合
しばらくはガレ場を歩きようやくシール歩行で、雪がつながった穴毛谷
2018年04月22日 07:23撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/22 7:23
しばらくはガレ場を歩きようやくシール歩行で、雪がつながった穴毛谷
五の沢だったかな(?)
2018年04月22日 07:35撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 7:35
五の沢だったかな(?)
穴毛谷上部は比較的広く明るい。陰鬱な雰囲気から解放される
2018年04月22日 07:52撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/22 7:52
穴毛谷上部は比較的広く明るい。陰鬱な雰囲気から解放される
穴毛大滝
2018年04月22日 08:03撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/22 8:03
穴毛大滝
ザイテンタールの急斜面帯はブンリンさんのブレード付クトーなら確実にグリップしてくれた!しかしながらライザーの下駄が見事割れた!!
2018年04月22日 08:03撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/22 8:03
ザイテンタールの急斜面帯はブンリンさんのブレード付クトーなら確実にグリップしてくれた!しかしながらライザーの下駄が見事割れた!!
2018年04月22日 08:04撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/22 8:04
穴毛大滝前
2018年04月22日 08:05撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
3
4/22 8:05
穴毛大滝前
ザイテンタールにて
2018年04月22日 08:46撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
4/22 8:46
ザイテンタールにて
日陰の穴毛谷から急激に暑くなる
2018年04月22日 08:48撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/22 8:48
日陰の穴毛谷から急激に暑くなる
ザイテンタールの大滝上部から杓子沢下部に乗越す。
2018年04月22日 08:48撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/22 8:48
ザイテンタールの大滝上部から杓子沢下部に乗越す。
七の沢に入る、いきなりデブリ
2018年04月22日 09:12撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
1
4/22 9:12
七の沢に入る、いきなりデブリ
七の沢から登り上げる
2018年04月22日 09:31撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
4/22 9:31
七の沢から登り上げる
気温上昇、日差し照り返しが強く、もうバテバテ
2018年04月22日 09:33撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
1
4/22 9:33
気温上昇、日差し照り返しが強く、もうバテバテ
急斜面のつぼ足ラッセルが続く。レストポイントが少なく一番の踏ん張りどころ。クレバスにも注意が必要
気温がさらに上昇、雪が緩み過ぎて膝下深のツボ、オマケにステップピッチが合わないMさんは地獄の直登であった。
(J)直登のステップカット・・申し訳ありませんでした。もう少しジグでも良かったと反省です。
2018年04月22日 10:05撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/22 10:05
急斜面のつぼ足ラッセルが続く。レストポイントが少なく一番の踏ん張りどころ。クレバスにも注意が必要
気温がさらに上昇、雪が緩み過ぎて膝下深のツボ、オマケにステップピッチが合わないMさんは地獄の直登であった。
(J)直登のステップカット・・申し訳ありませんでした。もう少しジグでも良かったと反省です。
北穂・涸沢岳
2018年04月22日 11:01撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/22 11:01
北穂・涸沢岳
北穂・涸沢岳・奥穂・ジャン。この展望はここからしかない
2018年04月22日 11:01撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/22 11:01
北穂・涸沢岳・奥穂・ジャン。この展望はここからしかない
山頂に立つんだ!  
2018年04月22日 11:39撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
6
4/22 11:39
山頂に立つんだ!  
今日は時間に余裕の無かったMさんも強引に笠山頂に誘ってしまった。
2018年04月22日 12:02撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/22 12:02
今日は時間に余裕の無かったMさんも強引に笠山頂に誘ってしまった。
後方は槍穂連峰。雪が少ない
2018年04月22日 12:02撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/22 12:02
後方は槍穂連峰。雪が少ない
稜線から正面に笠ヶ岳:岐阜県内最高峰である。距離は直線で1辧高差200.行くしかない。山頂には3時スタートのスキー+ボードの3人パーティーが滑走準備中。本日山頂は2パティーだった。
2018年04月22日 12:02撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/22 12:02
稜線から正面に笠ヶ岳:岐阜県内最高峰である。距離は直線で1辧高差200.行くしかない。山頂には3時スタートのスキー+ボードの3人パーティーが滑走準備中。本日山頂は2パティーだった。
山頂が近づいてきた
2018年04月22日 12:51撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
1
4/22 12:51
山頂が近づいてきた
頭痛がする・・・30分休憩したい・・・訴えるMさん
心を鬼にして声援を送りました(mao)
山頂小屋前にて
2018年04月22日 13:04撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
3
4/22 13:04
頭痛がする・・・30分休憩したい・・・訴えるMさん
心を鬼にして声援を送りました(mao)
山頂小屋前にて
ここは笠ヶ岳山頂祠。誰だ?
2018年04月22日 13:14撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
4/22 13:14
ここは笠ヶ岳山頂祠。誰だ?
あそこが山頂三角点
2018年04月22日 13:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 13:15
あそこが山頂三角点
稜線到着が遅れタイムリミットで途中下山となるかな〜と思っていたがmaoyukiさん、Mさんも無事到着
2018年04月22日 13:21撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/22 13:21
稜線到着が遅れタイムリミットで途中下山となるかな〜と思っていたがmaoyukiさん、Mさんも無事到着
登頂おめでとう!やったね
(J)後ろ・・相当怪しいな、平地では職質される。
2018年04月22日 13:39撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
6
4/22 13:39
登頂おめでとう!やったね
(J)後ろ・・相当怪しいな、平地では職質される。
バンザーイ!
2018年04月22日 13:39撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
1
4/22 13:39
バンザーイ!
ツーショット頂き
2018年04月22日 13:40撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
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4/22 13:40
ツーショット頂き
山頂から滑降
(J)この瞬間のためにここまで頑張ったんだ!
2018年04月22日 13:49撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
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4/22 13:49
山頂から滑降
(J)この瞬間のためにここまで頑張ったんだ!
MさんとJUNDr先生
2018年04月22日 13:51撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
2
4/22 13:51
MさんとJUNDr先生
JUNDr先生の滑り
(J)滑走中でも暑すぎて、Tシャツになりたいくらいでした^^;
2018年04月22日 13:51撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
2
4/22 13:51
JUNDr先生の滑り
(J)滑走中でも暑すぎて、Tシャツになりたいくらいでした^^;
Mさんの滑り
(J)最高のスカイライン滑走でしたね
2018年04月22日 13:52撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
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4/22 13:52
Mさんの滑り
(J)最高のスカイライン滑走でしたね
稜線上は登り返しもあったりする
2018年04月22日 14:03撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
4/22 14:03
稜線上は登り返しもあったりする
笠ヶ岳からのシュプール
2018年04月22日 14:03撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
2
4/22 14:03
笠ヶ岳からのシュプール
先行者(ボーダー)のシュプール  六の沢最上部にて
2018年04月22日 14:14撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
4/22 14:14
先行者(ボーダー)のシュプール  六の沢最上部にて
六の沢最上部を横断
2018年04月22日 14:22撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
4/22 14:22
六の沢最上部を横断
六の沢と七の沢を分ける尾根上にて
2018年04月22日 14:23撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
1
4/22 14:23
六の沢と七の沢を分ける尾根上にて
七の沢へ再び進入
この直後スキーカットで小規模の雪崩散発
2018年04月22日 14:35撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
4/22 14:35
七の沢へ再び進入
この直後スキーカットで小規模の雪崩散発
七の沢中間部
2018年04月22日 14:36撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
1
4/22 14:36
七の沢中間部
七の沢中間部
2018年04月22日 14:41撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
4/22 14:41
七の沢中間部
七の沢下部
2018年04月22日 14:44撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
4/22 14:44
七の沢下部
穴毛大滝下 JUNDr先生の滑走
2018年04月22日 15:07撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
4/22 15:07
穴毛大滝下 JUNDr先生の滑走
穴毛大滝周辺
2018年04月22日 15:07撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/22 15:07
穴毛大滝周辺
大滝にて
2018年04月22日 15:08撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/22 15:08
大滝にて
2018年04月22日 15:08撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 15:08
JUNDr先生 穴毛谷本谷にて
2018年04月22日 15:15撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
1
4/22 15:15
JUNDr先生 穴毛谷本谷にて
Mさん
2018年04月22日 15:16撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
1
4/22 15:16
Mさん
快適斜面
2018年04月22日 15:16撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
4/22 15:16
快適斜面
雪渓末端 ここでスキー終了
2018年04月22日 15:25撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
4/22 15:25
雪渓末端 ここでスキー終了
雪渓末端の横には危険な”へつり場”、ここは通らず
渡渉ポイントを探して下へ上へ 
2018年04月22日 15:25撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
4/22 15:25
雪渓末端の横には危険な”へつり場”、ここは通らず
渡渉ポイントを探して下へ上へ 
MさんとJUNDr先生の2度目の渡渉。
Mさんの1度目は足元からすくわれ水没し流されそうなところを
JUNDr先生に救われた、2度目も危ないところでした。
この後maoはMにこっぴどく怒られる。
(J)ここはちょいやばかったですね。笠山頂の代償はなかなか手厳しかった・・・でも、怪我なく下山できればオーライです。僕も良い経験になりました。
2018年04月22日 15:39撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
2
4/22 15:39
MさんとJUNDr先生の2度目の渡渉。
Mさんの1度目は足元からすくわれ水没し流されそうなところを
JUNDr先生に救われた、2度目も危ないところでした。
この後maoはMにこっぴどく怒られる。
(J)ここはちょいやばかったですね。笠山頂の代償はなかなか手厳しかった・・・でも、怪我なく下山できればオーライです。僕も良い経験になりました。
水量多く、帰路は靴のまま渡渉となった。装備に地下足袋かわらじ、タオル、予備の靴下、厚手ビニール袋を追加した方が良い。
2018年04月22日 16:01撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 16:01
水量多く、帰路は靴のまま渡渉となった。装備に地下足袋かわらじ、タオル、予備の靴下、厚手ビニール袋を追加した方が良い。
不安定な石が多く下山は特に疲れた。以前来たときよりもはるかに時間が掛かってしまった。体力低下もだが、水量も多く下部の雪が少なく、堰堤周辺の藪も数段きつくなっていた。
2018年04月22日 16:01撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/22 16:01
不安定な石が多く下山は特に疲れた。以前来たときよりもはるかに時間が掛かってしまった。体力低下もだが、水量も多く下部の雪が少なく、堰堤周辺の藪も数段きつくなっていた。
さらば穴毛谷。何度も来たくないルートになってしまったかも。
2018年04月22日 16:01撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/22 16:01
さらば穴毛谷。何度も来たくないルートになってしまったかも。
帰りの堰堤渡渉
2018年04月22日 16:13撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 16:13
帰りの堰堤渡渉
M女史をしっかりエスコートするmaoyukiさん。強くて優しい。
2018年04月22日 16:13撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/22 16:13
M女史をしっかりエスコートするmaoyukiさん。強くて優しい。
細枝の藪がスキーに絡んで歩きつらい・・・・
2018年04月22日 16:20撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/22 16:20
細枝の藪がスキーに絡んで歩きつらい・・・・
お二人ともお疲れさまでした(mao)
(J)僕は結構くたびれていました。昔はもっと元気だったんだよな~ またこれに懲りずに同行くださいね!
2018年04月22日 16:44撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
2
4/22 16:44
お二人ともお疲れさまでした(mao)
(J)僕は結構くたびれていました。昔はもっと元気だったんだよな~ またこれに懲りずに同行くださいね!

感想




10年ぶりの穴毛谷〜笠ヶ岳。初めての時は単独でガスに巻かれ杓子平でリターン、それ以降は2回(抜戸岳・笠ヶ岳)とも故S崎君と来た。記憶はあいまいであまり難しく感じなかったが、今回は藪の堰堤周辺、堰堤乗越ポイント探し、渡渉探し、ガレ場の遡行など昔よりルート的には難しくなったような気がしました。10年前は堰堤の新設工事が入っておりダンプも通ったであろうから藪が無かったのだろう。そして堰堤周辺ももう少し盛り土などもあったような気がした。4:30分発で余裕か?と思っていたが予想外の時間消費でザイテンタールへ。さらに七の沢から上が急激な気温上昇で雪が腐り始め至る所にヒドゥンクレバスもあり登りにはかなり時間が掛かった。それでも先行者もいるようで、ステップがあった。じりじりと登るが時間はどんどん消費。Mさんは所用で松本まで6時帰宅が必要と・・・・稜線のりあげが12時。タイムアップの状態だが正面の笠ヶ岳が呼んでくれている。直線1辧高差200m、稜線歩行最大1時間30分、最短1時間15分と踏んで、maoyukiさんから一人だけでも山頂へ行って!後押しされ僕だけ先行させてもらう。思ったほどは遠くないはずだから僕の進行状況をみてくるか判断して!といい僕は進む。後ろを振り返ると2人とも付いてきてくれている。実際には思ったよりも進行は速い。僕が山頂まで1時間15分、お二人も10分遅れで山頂無事到着。大展望を満喫。滑走は雪が腐り始めて雪崩の危険が高く、当初六の沢を予定したが、先行パーティーが六の沢を降りており、雪面が荒れていると判断し、七の沢を選んだがここも強烈重雪滑走となり、人工雪崩だらけで時間が掛かってしまう。ザイテンタールから穴毛谷は適度に雪も緩み比較的快適だ。最後の大岩のガレ場歩きで疲労はマックス。そして渡渉は兼用靴のまままじゃぶじゃぶ行くが、体重の軽いMさんは水流に流され全身ずぶ濡れで、ストックまで流されてしまうといった事態に・・・しかし怪我なく下山でき、予定時間をオーバーしてしまい申し訳なかったが、これも笠ヶ岳山頂を踏み滑走したという代償ということで許してください。下部の穴毛谷や沢斜面の急斜面登行など、このルートは一筋縄にはゆかない玄人の山域だなと改めて思った。

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コメント

御三方お疲れ様でした!
流石、気合いでの山頂登頂ご苦労様でした。
真夏と思わせるような暑さの中、雪融けも進み、水流の多さはうなずけます。
それでもずぶ濡れになりながら根性と気合いで乗り切った皆さん素晴らしいですね。
自分も同伴して登頂したかったな〜と思いますが、またのチャンスに。
お疲れ様でした!
2018/4/23 6:33
Re: 御三方お疲れ様でした!
4回目の穴毛谷でしたが一番苦労しました。単独なら尻尾を巻いていました。次回はもう少し雪があるタイミングを見ていきましょう。山頂から見た打込谷斜面滑ってみたですが、登り返しに自信なし・・・
やはり雪解けが早く槍穂も黒々していました。GW後半の山スキーは場所選定が難しいかもです。昨年は3月4月に降雪が多かったのでGWもかなり条件は良かった気がします。
2018/4/23 6:41
雪豹です。ありがとうございました。
お疲れ様でした。ご一緒頂きありがとうございました。
JUN先生と一緒、うれしい!去年も行ったし・・即OK返事しました。
去年は、5月中旬、最終の堰堤過ぎたら板を付けれたのに、今年は雪なくて苦労しました。
沢渡渉、へつり、板担ぎ兼用靴での歩きが不安定で超〜遅くて、お待たせしてすみませんでした。稜線でアウトかとも思ったけど、悔しい!水と餌が足りてないかも?
なんとか持ち直し山頂に着けた時は、感激!最高の景色に酔いしれました。
帰路の渡渉は、助けて頂きありがとうございました。時間も気になってちょっと落ち着きがなかったかな?
お二人と一緒だから、この時期の笠にスキーで行けた。条件悪かったけど、とってもいい、達成感のある1日になりました。
2018/4/24 20:43
Re: 雪豹です。ありがとうございました。
雪豹さん、時間が押しているのも知らずに無理言ってすみませんでした。でも意外と早く山頂に到達できたんじゃないかと思っています。やはり山頂からの絶景と滑走は何物にも代えがたい達成感でしたね!雪豹さんのど根性とガッツには恐れ入りました。単独だったら最初の渡渉でアウトだったかもしれませんが、百戦錬磨のmaoyukiさんの突破力で助けられました。マジで沢装備必要!と思ってしまいました。やはり強い仲間と一緒だと心強いです。また機会が有りましたら宜しくお願いします。
2018/4/24 21:04
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