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Yamareco

記録ID: 143637
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

巻機山/天狗尾根コース/最高の景色の難コース

2011年10月21日(金) ~ 2011年10月22日(土)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
27:41
距離
10.9km
登り
1,429m
下り
1,431m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:45
休憩
0:25
合計
8:10
7:46
28
8:14
8:14
80
9:34
9:40
46
10:26
10:27
110
12:17
12:30
150
15:00
15:05
26
2日目
山行
2:53
休憩
0:10
合計
3:03
8:25
8:25
73
9:38
9:38
41
10:19
10:26
39
11:05
11:08
9
11:17
ゴール地点
10/21 7:46桜坂駐車場-8:13巻道分岐-8:43吹上の滝-9:20アイガメの滝-10:30ヌクビ沢出合-12:10天狗尾根取付点-12:35休憩12:50-13:50天狗尾根-14:15天狗の池-15:00割引岳-15:30御機屋-15:50避難小屋(泊)
10/22 8:15避難小屋-8:25ニセ巻機-10:16五合目10:26-11:06桜坂駐車場
天候 1日目 晴れ
2日目 暴風雨
過去天気図(気象庁) 2011年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桜坂駐車場は500円。金曜日、土曜日とも2〜3割程度の入り。
土曜日は天気が良ければもっと入るのでしょうけど。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは登山口にあります。
<道の状況>
・巻道分岐〜ヌクビ沢出合
 大岩がゴロゴロした沢を登って行きます。基本的には赤マークを追っていきますが、数箇所赤マーク通りでは難しい箇所がありました。明らかに崩れた跡もあったので7月の大雨等で状況が変わっているのかもしれません。
・天狗尾根取付点〜天狗尾根
 取付点がいきなり崖になっています。少し周りを見ると左側にも矢印があり、その通り行くと崖を登らなくても済みます。しかし尾根に登り切るまでには普通の登山道では鎖や梯子が設置されているような斜度60度くらいのところを木の根や草を掴みながら攀じ登っていく箇所が続きます。最悪、草が抜けると滑落です。ここを下るなんて絶対無理です。雨の日も無理でしょう。
駐車場のあたりから、中央に天狗岩、その後ろに割引岳。
2011年10月21日 07:37撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 7:37
駐車場のあたりから、中央に天狗岩、その後ろに割引岳。
駐車場の登山道。天狗尾根コースは登りやすい、なんて書いてありますがそんなこと無いと思います。別の看板に「井戸尾根コースが登りやすく一番速く山頂へ行けます」というようなのがあったと思いますが、普通の人にはそちらが正解です。
2011年10月21日 07:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 7:41
駐車場の登山道。天狗尾根コースは登りやすい、なんて書いてありますがそんなこと無いと思います。別の看板に「井戸尾根コースが登りやすく一番速く山頂へ行けます」というようなのがあったと思いますが、普通の人にはそちらが正解です。
標高の高いほうから茶〜赤/黄〜緑と変化しています。
2011年10月21日 07:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/21 7:49
標高の高いほうから茶〜赤/黄〜緑と変化しています。
下から見上げる天狗岩は大迫力
2011年10月21日 07:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
10/21 7:50
下から見上げる天狗岩は大迫力
避難路(巻き道)との分岐。
これを左に行くといよいよ破線ルート(昭文社地図でいう難路)
2011年10月21日 08:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 8:12
避難路(巻き道)との分岐。
これを左に行くといよいよ破線ルート(昭文社地図でいう難路)
沢と紅葉
2011年10月21日 08:18撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
10/21 8:18
沢と紅葉
登山道が崩れてます
2011年10月21日 08:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 8:32
登山道が崩れてます
吹上げの滝の下部
2011年10月21日 08:43撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 8:43
吹上げの滝の下部
吹上げの滝
2011年10月21日 08:46撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 8:46
吹上げの滝
素晴らしい!
2011年10月21日 08:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12
10/21 8:51
素晴らしい!
ツルツルにナメてます
2011年10月21日 08:52撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
10/21 8:52
ツルツルにナメてます
涸沢です(笑)
2011年10月21日 08:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
15
10/21 8:53
涸沢です(笑)
槍ヶ岳です(笑)
2011年10月21日 09:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 9:05
槍ヶ岳です(笑)
・・・本当は大源太山です。
2011年10月21日 09:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 9:05
・・・本当は大源太山です。
それにしても全く天狗岩にたどり着かない(写真中央の奥に頭だけ映ってる)
2011年10月21日 09:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/21 9:05
それにしても全く天狗岩にたどり着かない(写真中央の奥に頭だけ映ってる)
燃えるような紅葉
2011年10月21日 09:10撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12
10/21 9:10
燃えるような紅葉
断層、でしょうか?
2011年10月21日 09:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 9:15
断層、でしょうか?
水の流れているところは相当滑ります。
2011年10月21日 09:18撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
10/21 9:18
水の流れているところは相当滑ります。
アイガメの滝
2011年10月21日 09:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 9:20
アイガメの滝
アイガメの滝。
2011年10月21日 09:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 9:22
アイガメの滝。
アイガメの滝の左を登ります
2011年10月21日 09:39撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 9:39
アイガメの滝の左を登ります
ウォータースライダーのよう
2011年10月21日 09:39撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/21 9:39
ウォータースライダーのよう
アイガメの滝。こいつナメてます。
2011年10月21日 09:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 9:41
アイガメの滝。こいつナメてます。
アイガメの滝。こいつ相当ナメてます。
2011年10月21日 09:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/21 9:41
アイガメの滝。こいつ相当ナメてます。
写真左上の所で左から右へ渡ります。しかし片足は届くのですが取っ掛かりが無く身体を向こう側へ引き寄せることが出来そうになく渡れません。10分程迷っていると後から来た人がジャンプしていきました。真似してジャンプしてみると難無く渡れました・・・今日はテントも背負っていて荷が重いのでジャンプするという発想が全く思いつきませんでした・・・
2011年10月21日 09:56撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
10/21 9:56
写真左上の所で左から右へ渡ります。しかし片足は届くのですが取っ掛かりが無く身体を向こう側へ引き寄せることが出来そうになく渡れません。10分程迷っていると後から来た人がジャンプしていきました。真似してジャンプしてみると難無く渡れました・・・今日はテントも背負っていて荷が重いのでジャンプするという発想が全く思いつきませんでした・・・
お風呂に欲しい一品
2011年10月21日 10:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 10:16
お風呂に欲しい一品
天狗岩まだか〜
2011年10月21日 10:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
10/21 10:21
天狗岩まだか〜
左岸の紅葉がピーク
2011年10月21日 10:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
10/21 10:27
左岸の紅葉がピーク
コース分岐点。
天狗尾根コースはこっちへ。
ヌクビ沢コースは右へ。
2011年10月21日 10:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/21 10:32
コース分岐点。
天狗尾根コースはこっちへ。
ヌクビ沢コースは右へ。
澄んだ青空だともっと映えるんでしょうが、今日は少し薄曇なので曇っているように写ってしまいます。
2011年10月21日 10:34撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8
10/21 10:34
澄んだ青空だともっと映えるんでしょうが、今日は少し薄曇なので曇っているように写ってしまいます。
天狗岩は近寄る程小さく見える!?
角度によるんでしょうけど、少し不思議です。
2011年10月21日 10:34撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4
10/21 10:34
天狗岩は近寄る程小さく見える!?
角度によるんでしょうけど、少し不思議です。
紅葉アップ
2011年10月21日 10:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10
10/21 10:35
紅葉アップ
紅葉アップ
2011年10月21日 10:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/21 10:55
紅葉アップ
天狗岩を横から見たところ。
2011年10月21日 11:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/21 11:32
天狗岩を横から見たところ。
沢が狭く深くなってきてます。
ちょっとどう登るか迷った所。
右側から行きました。
2011年10月21日 11:37撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/21 11:37
沢が狭く深くなってきてます。
ちょっとどう登るか迷った所。
右側から行きました。
後ろを振り返るのは・・・ちょっと前に進むのが嫌になったから(次の写真)
2011年10月21日 11:44撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 11:44
後ろを振り返るのは・・・ちょっと前に進むのが嫌になったから(次の写真)
天狗尾根取付点。矢印は正面の崖を登るように表示されています。しかし無理と思います。よーく見ると左端にも矢印が表示されていて、そちらから登ると何とか行けそうです。
 ここから尾根に上がり切るまで、何度と無く斜度60度くらいのところを草を引っ張りながら登っていきます。うへー。
2011年10月21日 12:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
10/21 12:12
天狗尾根取付点。矢印は正面の崖を登るように表示されています。しかし無理と思います。よーく見ると左端にも矢印が表示されていて、そちらから登ると何とか行けそうです。
 ここから尾根に上がり切るまで、何度と無く斜度60度くらいのところを草を引っ張りながら登っていきます。うへー。
天狗尾根に登る途中。昼食にするが食が進まない。おにぎり1個とウィダーインゼリー1個を食べる。
2011年10月21日 13:18撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 13:18
天狗尾根に登る途中。昼食にするが食が進まない。おにぎり1個とウィダーインゼリー1個を食べる。
休憩中、ボーっと眺める。
2011年10月21日 13:43撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/21 13:43
休憩中、ボーっと眺める。
尾根に登り、天狗岩を上から見下ろす。
ここ暫くは写真を撮る余裕も、景色を眺める余裕も無し。
2011年10月21日 13:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 13:48
尾根に登り、天狗岩を上から見下ろす。
ここ暫くは写真を撮る余裕も、景色を眺める余裕も無し。
天狗尾根に登ると一気に展望が広がる。
井戸尾根方面。
2011年10月21日 13:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 13:48
天狗尾根に登ると一気に展望が広がる。
井戸尾根方面。
巻機山山頂方面
2011年10月21日 13:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/21 13:48
巻機山山頂方面
尾根に上がっても、そこそこ厳しい。
ももが攣るようになって来た。50m毎に休憩しているような感じで時間がかかります。
2011年10月21日 13:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/21 13:49
尾根に上がっても、そこそこ厳しい。
ももが攣るようになって来た。50m毎に休憩しているような感じで時間がかかります。
割引岳山頂が見えてきた。
落ちかけてた気力が充填されます。
でも結構あるなぁ。
2011年10月21日 14:00撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 14:00
割引岳山頂が見えてきた。
落ちかけてた気力が充填されます。
でも結構あるなぁ。
天狗の池。癒されます。
2011年10月21日 14:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
10/21 14:16
天狗の池。癒されます。
ミニ湿原
2011年10月21日 14:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 14:19
ミニ湿原
正面奥に谷川岳。その左に朝日岳。雲がかかっている。巻機山はまだ晴れ。天気予報どおり。
2011年10月21日 14:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 14:31
正面奥に谷川岳。その左に朝日岳。雲がかかっている。巻機山はまだ晴れ。天気予報どおり。
牛ヶ岳〜巻機山
2011年10月21日 14:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/21 14:58
牛ヶ岳〜巻機山
割引岳山頂から北西方面。
永松方面へ降りる登山道も見える。
2011年10月21日 15:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 15:02
割引岳山頂から北西方面。
永松方面へ降りる登山道も見える。
割引岳山頂から。
多分越後三山(八海山、越後駒ヶ岳、中ノ岳)だと思うのですが、よく判らない。
2011年10月21日 15:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/21 15:02
割引岳山頂から。
多分越後三山(八海山、越後駒ヶ岳、中ノ岳)だと思うのですが、よく判らない。
割引岳山頂から。
左が牛ヶ岳。右に巻機山。
2011年10月21日 15:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 15:02
割引岳山頂から。
左が牛ヶ岳。右に巻機山。
割引岳山頂から。
ニセ巻機の向こうに谷側連峰まで稜線が連なっているように見えますが、地図で見ると深い谷があります。
2011年10月21日 15:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 15:03
割引岳山頂から。
ニセ巻機の向こうに谷側連峰まで稜線が連なっているように見えますが、地図で見ると深い谷があります。
割引岳山頂から天狗岩。
2011年10月21日 15:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 15:03
割引岳山頂から天狗岩。
割引岳山頂。風が強いのとガスが流れてきているのでとっとと先に行きます。
2011年10月21日 15:04撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 15:04
割引岳山頂。風が強いのとガスが流れてきているのでとっとと先に行きます。
振り返って割引岳。
2011年10月21日 15:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 15:15
振り返って割引岳。
3時過ぎなので影も長い。
2011年10月21日 15:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/21 15:16
3時過ぎなので影も長い。
牛ヶ岳がガスに呑まれた!
2011年10月21日 15:26撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 15:26
牛ヶ岳がガスに呑まれた!
巻機山山頂の標識。
本当の山頂はもうちょっと先ですが既にガスの中なので降ります。この先は次回に。
2011年10月21日 15:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 15:31
巻機山山頂の標識。
本当の山頂はもうちょっと先ですが既にガスの中なので降ります。この先は次回に。
織姫の池とその先に避難小屋。
この時間なので今日は避難小屋に泊まります。
2011年10月21日 15:34撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/21 15:34
織姫の池とその先に避難小屋。
この時間なので今日は避難小屋に泊まります。
織姫の池。
2011年10月21日 15:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
10/21 15:41
織姫の池。
既に山頂はガスの中。
2011年10月21日 15:52撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 15:52
既に山頂はガスの中。
避難小屋到着。
2011年10月21日 15:52撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 15:52
避難小屋到着。
水場。
流れているのを汲みます。
2011年10月21日 16:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 16:05
水場。
流れているのを汲みます。
草紅葉が見事。
2011年10月21日 16:08撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8
10/21 16:08
草紅葉が見事。
避難小屋に日が沈む。
2011年10月21日 16:09撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 16:09
避難小屋に日が沈む。
避難小屋内部1F。綺麗です。
2011年10月21日 16:10撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/21 16:10
避難小屋内部1F。綺麗です。
今日の寝床。
2011年10月22日 05:28撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/22 5:28
今日の寝床。
朝8時過ぎに出発。
今日はもう山頂へは行かず下山だけです。
2011年10月22日 08:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/22 8:19
朝8時過ぎに出発。
今日はもう山頂へは行かず下山だけです。
天狗岩もガスの中
2011年10月22日 09:34撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/22 9:34
天狗岩もガスの中
ブナ林
2011年10月22日 09:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
5
10/22 9:55
ブナ林
五合目から
2011年10月22日 10:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4
10/22 10:14
五合目から
2011年10月22日 10:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
10/22 10:32
撮影機器:

感想

 金曜日に休みが取れ三連休となったので、どこか人気の山へ泊まりで・・・と思ったのですが、生憎土曜日の天気が全国的に悪いようです。ならば日帰りで皆で行くにはちょっと厳しい山・・・巻機山か常念岳へ行ってみよう・・・と思っていると、タイミング良くkamimuraさんの記録がアップされていました。
 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-142933.html
 先月、八ヶ岳へ比較的難しそうな県界尾根から登れたので、厳しいコースのようですが、天気も良さそうなので行ってみる事にします。(結果的には、私には次元の違う難易度でした。山は怖ろしい)

 山と高原地図によると、避難小屋付近がテント場になっているようなのでテント一式も持って行きます。しかし登山口にはテント禁止と書いてありました。車に戻ってテントを置いて行こうかとも思いましたが、500m程手前の駐車場に停めていた為、まあいいかと思いそのまま持っていきました。3kg程余計な荷物となり後々これも効いて来ます。

 避難路との分岐までは普通の登山道で問題ありません。コースタイム通りで進みます。その後沢を登りますが大きな岩がゴロゴロしている所を足場を選びつつ渡渉や巻いたりしながら登っていくので結構疲れます。
 それにしても紅葉が凄い。アイガメの滝の手前ではカールっぽくなっている所があり綺麗に紅葉しているので、まるで涸沢のようです。振り返ると槍ヶ岳まで見えます(大源太山です)。アイガメの滝は滑滝が何段か連なり落ちる美しい滝です。この辺りの景色には感動しました。
 しかし、慣れない沢登りのためかコースタイムから遅れ始めました。

 ヌクビ沢分岐まで3時間近くかかってしまいました。コースタイムでは1時間半なのでこれは大幅な遅れです。この遅れは短縮するどころかさらに増えていくことになります。天狗尾根取付点ではコースタイム2h20mに対して4h30m。この先割引岳までコースタイムで2h。と言うことは私の足では4h?→16時頃!?。日帰りは半ば諦めていましたが、避難小屋まで辿り着けるかどうかすら心配しなければならない!

 そして天狗尾根への取付点ですが、崖に見えました。おいおいこんな所を登っていくのかい?今まで手強い鎖場だと思っていた赤岳の県界尾根の難所が子供のお遊びに見えてしまう感じです。(今GPSログで見ると、県界尾根の一番厳しいところ=50度、天狗尾根コース=60度〜70度が複数箇所、となっていて数字上でも次元が違う事が判ります。)しかも鎖・梯子無しなので、木の根や草を掴んで登って行きます。掴んだ草が引っこ抜けたり脚が滑ったら滑落ですので慎重に手掛かり足場を確認しつつ一歩一歩、3点支持で登っていきます。手掛かり足掛かりが見当たらなければ一歩二歩退いて、ルートを変えたりしながら、決して無理はしないようにして少しずつ確実に登ります。もうカメラを取り出す余裕もありません。
 結局取付点から尾根に上がるまで、コースタイム40mのところを1h30m掛かって登りました。

 尾根に上がると少し斜度が緩くなりますが、今度は体力が尽きてきました。ちょっと歩くとももが軽く攣るようになってきたので、2〜3分置きに休憩を入れるような状態です。山頂までコースタイムであと1h20m。ただ今の時刻が14時。と言うことは山頂に16時で避難小屋では17時半でしょうか?ヤッバイなー。

 頻繁に休憩を入れながらも山頂までは何故かほぼコースタイムで着きました。しかし既に15時。風も強くなってきたし牛ヶ岳がガスに呑み込まれつつあるのが見えたので休む間もなく先へ進みます。

 御機屋の分岐で巻機山山頂が既にガスに呑まれているのが見えたので、山頂すらパスして(月山に続いてあと300mで敗退・・・)避難小屋に16時に到着。もうヘロヘロです。
 非難小屋はとても綺麗な所でした。先着は1名。新潟の方でした。新潟の山の事などを話しながら晩飯を食べて6時過ぎには寝てしまいました。

 翌朝5時過ぎに起きますが、外は台風のような風です。ガスで展望も無し。仕方ないので8時頃まで小屋内でうだうだしますが、天気が好転する様子もないので仕方なく出発することにします。全身筋肉痛(足・腕・肩・腹筋)で体が重い・・・。

 ニセ巻機から稜線を下りるところはひと際風が強く、よろけながら下って行きました。こんな悪天候ながらさすが百名山、登ってくる人は結構いました。70人くらいでしょうか。(昨日は2人しか会わなかった)。井戸尾根コースは普通の登山道でした。安心して降りることが出来ます。危険箇所も特にありませんでした。

 駐車場の係りの人と話をしましたが、非難小屋はこまめに掃除に行ったり、トイレを取り替えたりしているそうです。少し汚れるとあっという間に汚くなっていくのだそうです。キレイにしておくと皆大事に使うとのこと。私も掃き掃除だけでしたが少しは協力できたでしょうか。

 帰りは湯沢の駒子の湯へ寄りました。

 今度は牛ヶ岳〜巻機山の山頂巡りを堪能すべく、来年にでもリベンジしたいと思います。

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コメント

始めまして、、、
 おはようございます

一度は行きたい山ですが素晴らしい写真に
感嘆してます。
自分にもいけるか?難しい気もしていますが
今年はもう無理そうですね!
しかし希望が湧いてくる”紀行画文”に勇気を
貰いました、、、、

有難う御座いました
2011/10/23 9:59
daidabooさん>
 初めまして。
 確かに厳しいコースなので岩登り沢登りの経験の無い人には勧めてはいけないコースかもしれません。
 今地図を見て思ったのですが、ヌクビ沢出合いまで行って避難路(巻道)で戻って来るのならば左程危険そうでも無く(アイガメの滝の横に若干手強い鎖場があります)、沢や滝の相当良い景色が見れそうです。残雪が消えて天気の心配の無い日が良いでしょう。
 井戸尾根コースは普通の登山道ですので問題無いですし、私のように体力の無い人はマットと寝袋だけ余計に持って非難小屋に泊まる手も有りますよ
2011/10/23 10:18
アドバイスありがとう!
 sako59さん

早速のアドバイス有難うございます
間もなく雪の季節ですね
来年の残雪期待ち遠しいです
それにしても”岩と紅葉”素晴らしいです
私も撮ってみたいです、、、

それではご無事な山旅を。。。
2011/10/24 20:29
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