木山内岳〜要山〜兜巾岳〜五葉岳〜お姫山〜乙女山〜夏木山(鋸尾根コース) アケボノツツジ観賞テント泊縦走
- GPS
- 30:54
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 2,167m
- 下り
- 1,877m
コースタイム
- 山行
- 9:42
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 9:45
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ■農家民宿.夏木小屋のブログ(アケボノツツジの開花情報) https://ameblo.jp/natsukigoya/ |
写真
感想
藤河内渓谷を起点とし,木山内岳〜要山〜兜巾岳〜五葉岳〜お姫山〜乙女山〜夏木山とテント泊縦走をして来ました。
木山内岳と夏木山のアケボノツツジはほぼ満開。
暑かったけど青空の下で観賞出来たので大満足でした。ちょっとハードでしたけど😅
五葉岳周辺は咲始め。見頃は1週間後といったところでしょうか。
今回の幕営地近くには水場が無いので水2.7ℓを担いで行きましたが,食材を軽くしたのでザックの重さは15圈それでも,あまりの暑さにバテバテ💧
なので写真を撮りながらゆっくり歩いています。
撮った写真の枚数は何と350枚超。減らすのが大変でした…😅 これでも減らしたつもりです。WiFi環境下でご覧ください。m(__)m
▪︎藤河内渓谷〜観音滝分岐(1時間20分)
藤河内渓谷第1駐車場から登山口までは徒歩5分程度。観音滝まで遊歩道が整備されているとガイドブックに書かれているそうですが,岩場有り,倒木有り,支流(谷)を3回渡る必要があり,本格的な登山道です。
▪︎観音滝見学(15分)
藤河内渓谷の起点が「観音滝」。落差73.4mの滝は圧巻!鱗状の岩肌が黄金に光って綺麗でした。
▪︎観音滝分岐〜観音滝上部(15分)
急斜面で,倒木有り,ガレ場有りの悪路。登る人も少ないようで踏み跡も薄く,テープを頼りに尾根に登り上がりました。
尾根に登るとすぐに沢に向けて下降して徒渉。この日は水量が少なくて問題有りませんでしたが雨上がりだとちょっと厳しいかもという印象でした。
▪︎観音滝上部〜喜平越へ(1時間6分)
数少ないテープを頼りに,谷を右へ,左へ,右へと渡りながら上流へと登って行きました。
終盤は涸れ沢を遡り,稜線を少し歩いて,最後は急斜面のザレ場を登り上がって尾根に着きました。
ザックをデポして木山内岳に向かいましたが,20m程行ったところが喜平越でした。
▪︎喜平越〜木山内岳(往復53分)
喜平越でアケボノツツジがお目見え。山頂へ向かう道は急登でしたので,随所に咲いているキレイなアケボノツツジを観賞しながらゆっくりと登って行きました。
木山内岳山頂は広かったのですが,大崩山の小積ダキを望んだ後,すぐに下山を開始しました。
▪︎喜平越〜要山(2時間45分)
喜平越から要山への縦走路は,一般ルートではないので心配していましたが,アップダウンはあるものの,展望が良く,アケボノツツジ,ミツバツツジ,シャクナゲが咲き誇るコースでした。😊
馬酔木を掻き分けて進まなければならない箇所が何ヶ所もありましたが,そのマイナス面を差引いてもとても良いコースだと思います。
テープも少なく,踏み跡も薄いのですが,尾根を外さなければ道迷いはしないと思います。
▪︎要山から兜巾岳分岐(1時間45分)
夏木山から五葉岳方面への縦走路にはアケボノツツジはほぼ無し。でも,気持ちの良い縦走路。途中の1402mピーク(鹿の子山)は広く平で幕営地に良さげな場所でした。その先の崩壊地からは傾山をバッチリ望むことが出来ました。
灌木帯に入ったので木陰で小休止。その直後にちょここちゃんと遭遇しました。
もう少し早い段階で遭遇すると思っていたのですが,ルートをミスって無駄な歩きをしたらしい。それでも,夏木山から鋸尾根を経て下山する予定だというので,5分程度話をして別れました。
▪︎分岐(幕営地)から兜巾岳(往復1時間15分)
分岐辺りに適地を見つけて幕営しました。かなり疲れていたので,テントで寝ころびたかったのですが,この日は夏日。暑くて寝れないので,兜巾岳に向かいました。
全体的には蕾の状態でしたので,アケボノツツジのトンネルは見れませんでしたが,ちょここちゃんから聞いていた通り,兜巾岳の先はかなり咲いていました。
▪︎テント泊
兜巾岳から戻った後,幕を全開にしてテントでお昼寝。最高のひと時でした。そして,夕食タイム。焼き鳥の缶詰(塩味)をツマミにして赤ワインを嗜みました。〆はカレーメシ。水の使用量を少なくするために,缶詰の残り汁を投入してみましたが,普通に食べれました。👍
20時過ぎに就寝。テント内の温度は12℃。暖かく眠ることが出来ました。それでも夜中には10℃,朝方(4時頃)には8℃と少し冷え込んだので,ウォームアップシーツをプラスしました。
疲れていたので,五葉岳への朝駆けは止めて,夜明けの黎明のひと時はテント内で過ごしました(写真はすぐ近くの苔むす丘にて)。
朝食はフリーズドライの赤飯と味噌汁。朝食を終えて残った水は700mlでした。
▪︎五葉岳・お姫山・乙女山へ朝散歩(2時間)
ちょここちゃんからアケボノツツジは蕾状態だと聞いたけど,ピークハントに出かけました。行きはコースに従って歩いていったつもりがテープを見落として大吹登山口方面に少し下りて行ってしまいました。引き返して分岐を確認すると間違えるのも仕方ないと納得しました。( ?????? )
要塞のごとき岩峰の五葉岳。360度大展望の山頂からは傾山から祖母山系,鹿納坊主から大崩山が見えて素晴らしい展望でした。
お姫山の山頂は鹿納山が目の前に迫り,さっきまで居た五葉岳を望むことが出来て,これまた素晴らしい展望でした。山頂に白骨の木が立っていたのがとても印象に残りました。
そして,馬酔木の群生を掻き分け,岩場を登って乙女山を目指しました。山頂標識が無かったので,先の方まで行きましたが,やはりケルンがあった岩ピークが乙女山だったようです。
▪︎分岐(幕営地)〜夏木山(1時間10分)
幕営地に戻りテントを撤収して下山開始。夏木山に向かう縦走路は下り基調なので楽々。
要山で小休止して夏木山に向かうとすぐにアケボノツツジがお出迎え。岩ピークを登るとアケボノツツジの群落有り。そして小高い丘を登って夏木山山頂に着きました。でも,山頂のアケボノツツジはあまり多くなかったので,そそくさと下山しました。
山頂から下りて行くと,アケボノツツジが沢山咲いていました。
▪︎鋸尾根⚠️(2時間30分)
分岐に到着。計画では(テン泊ザックなので)新道を経て下山することにしていましたが,ちょここちゃんから「傾山の坊主尾根コースみたいな感じだった。アケボノツツジが沢山咲いていた。」と前夜に報告を受けたので,大丈夫かなと思って鋸尾根へと進みました。
痩せ尾根の先にロープ有り。後ろ向きに方向転換しようとした時に岩にザックが当たって落ちようとしました…😱 恐怖に感じたのでザックを投げ落として(笑)身軽になって岩を下りました。
やれやれと鞍部に下ると2つのハシゴ登場!このハシゴは問題なかったけど,すぐに10冂の幅の岩場のトラバース。ワーと声を出していたら,同時進行していたご夫婦のご主人から上にロープが有るよと教えられました。見えないって怖いですね😅
次に現れたのが「鹿の背」。ここを跨ぐのは特に問題無し。岩場のから下りはロープを伝っておりました。それからピークを経てハシゴを下って鞍部に下りました。
目の前に立ちはだかる峰。小鋸と呼ばれている峰らしい。早速取りつくとすぐに岩場を左にバース。そして,ほぼ垂直な岩登り,右へのトラバースを経てピークに登り上がりました。ホッ(´∀`*)
小鋸を登った後は特に危険な場所は無し。ゆっくりと犬流れ越へと下りて行きました。
時間はかかったけど,変化に富んだ岩場有りの,アケボノツツジ,ミツバツツジに彩られた素敵なコースでした。
▪︎犬流れ越から犬流れ越登山口(48分)
夏木山から同行してきたご夫婦は犬流れ越で休憩して行くと言われるので,お別れをいって,鋸尾根から下りてきた道を鋭角に右折れして颯爽と下って行きました。400m下ったところで満開のシャクナゲが群生していて一瞬癒されましたが,延々と続く急坂にうんざり。「まだ着かんと?」と独り言を言いながら下りて行きました。
すると先の方に女性3人の姿が見えてその先が白く見えました。林道かなと思っていたら沢でした。水が残り200mlになっていたので,天の恵みでした。顔を洗い水筒に水を注ぎ喉を潤しました。冷たくて超美味しかったです。
そこからしばらく行くと登山口に出ました。ここから約4.5劼領啼司發です。
でも,車に乗せてもらう気満々でした。200m程歩いたところで先ほどの女性3人組が車に荷物を乗せてあったので,厚かましく「藤河内渓谷駐車場まで乗せて行ってくれませんか?」とお願い。😙
林道歩きをすることなく藤河内渓谷駐車場へと戻ることが出来ました。(^-^)v
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