お手軽に百名山 だけど絶景!-大菩薩嶺-
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 483m
- 下り
- 483m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道20号の景徳院入口から入る218号線はカーブが多い上に上日川峠に近づくと細くなるので対向車に注意が必要です。バスも通っています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありません。 ロッヂ長兵衛〜福ちゃん荘 舗装された林道を歩いてもいけますがロッヂ前から登山道に入った方がやや距離は短いと思います。緩やかなアップダウンの道で福ちゃん荘の軒下に出ます。 福ちゃん荘〜勝縁庵 穏やかな林道を歩きます。富士見山荘前からは富士山がきれいに見えます。 勝縁荘〜大菩薩峠 勝縁荘前から沢に沿って山道に入ります。なだらかな登りです。尾根に出ると介山荘の軒下をくぐるようにして大菩薩峠の標識に出ます。 大菩薩峠〜大菩薩嶺 気持ちのよい尾根歩きです。大菩薩湖、富士山や南アルプスが美しく見えます。 「親不知の頭」を過ぎると八ヶ岳も半分ぐらい(赤岳から南側)見えるようになります。賽の河原、雷岩と何度かアップダウンを繰り返しますがそれほどきつくはあり ません。雷岩を過ぎると木々で展望はなくなり山頂へ至ります。山頂も展望はあり ません。 雷岩〜福ちゃん荘 唐松尾根を下ります。最初は傾斜が急で、土が滑りやすいので要注意。また、浮石に乗らないように気をつけながら下ります。しばらく下ると傾斜は緩くなり気持ち のよい尾根歩きになります。その後も少し傾斜が急になりますが、すぐに緩やかで 広い尾根になり福ちゃん荘が見えてきます。 全体的に緩やかな登り下りが多いコースであまり疲れませんでした。福ちゃん荘から反時計回りに周回しましたが、少し傾斜のある唐松尾根を登り、大菩薩峠をまわって下山の方が下りが楽でいいのではないかと思いました。 トイレはロッヂ長兵衛前と福ちゃん荘前に公設の無料トイレ、介山荘(利用しなかったので有料かどうか不明)があります。 |
その他周辺情報 | 218号を国道20号に下る途中に「嵯峨塩鉱泉」や「やまと天目山温泉」がありましたが利用しませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
計画書
ヘッドランプ
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
日焼け止め
サングラス
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共同装備 |
地図(地形図)
コンパス
笛
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
ツェルト
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感想
降雪期に行ってみたいと思っていましたが、行けずに4月下旬になってから末娘と出かけました。6時半前に駐車場に到着。道沿いはいくつか空いている程度でしたが、奥の市営駐車場は数台しか入っておらずがら空きでした。
ロッヂ長兵衛前にはバスから降りる登山客もかなりいて賑わっていました。ロッヂ前の登山道の入り口から登り始めます。緩やかな山道です。下には舗装された林道が同じ方向に伸びていました。福ちゃん荘まで続いています。
気持ちよく朝の光の中を福ちゃん荘まで登りました。ここから、唐松尾根と大菩薩峠方面に分かれます。唐松尾根の道は山道、大菩薩方面は勝縁荘まで林道歩きです。途中の富士見山荘前からは名前の通り富士山がよく見えました。
勝縁荘からは山道に入ります。ゆったりと大菩薩峠まで登ります。雪をかぶった富士山や南アルプスが輝いています。ここから雷岩までの尾根歩きはこれらの山々の姿や八ヶ岳の南側を眺めながら気持ちよく歩きます。東側には大岳山、御前山、三頭山などが見えます。
快晴の空ですが尾根は風があって少し寒いくらいでした。汗はほとんど出ません。疲れもしません。心拍数を見ると、先週、瑞牆山に登った時は150前後を刻んでいましたが、今日は110前後で推移しています。とっても楽ちんな山行です。
「親不知の頭」では何組かの方々が岩の上に座って景色を眺めながら食事をしていました。「神部岩」でも「雷岩」でも同じでした。雷岩までは何度かアップダウンを繰り返しますが、それほどの上り下りではありません。呼吸も楽です。
尾根歩きではあちらこちらで停まって富士山や南アを撮影しました。同じアングルで何枚も・・・でも、尾根を進みながら撮るので微妙に違ってはいるのですが。
雷岩から山頂の道は木々に囲まれていて展望はありませんでした。山頂も同じです。山頂標識の周りでは大人数の団体さんが標識を囲むようにして写真を撮り合っていました。その合間に人のいない標識の写真をパチリと撮り、標識にタッチしてサッサと下山します。雷岩まで来て富士山を眺めながら娘と食事にしました。富士山は太陽が高くなってくると頭の雪をさらに輝かせはじめ、姿もくっきりしてきました。
食事を終え、唐松尾根を下ります。今日の行程では一番斜面が急かもしれません。滑らないように注意深く下りながら「こっちを登りに使えばよかった」と思いました。多くの登山者はどうやらそうしているみたいでした。下りながら、たくさんの登山者とすれ違いました。僕たちが登り始めた時間はまだ、登山者が少なかったのでしょう。下っていると途中で休んでいた方に「もう登ってきたんですか?朝早いときれいだったでしょう、うらやましい。」と声をかけられました。確かに、陽が高くなると空気中の水蒸気が多くなりかすみがちになってしまいます。それでも、この日は「これから山頂へ向かってもまだ大丈夫だろうな」と感じました。それほどよい天気でした。
福ちゃん荘まで降りて、けんちん汁(500円)を食べて出発です。福ちゃん荘の周りにはこれから登る人たちがたくさんいました。福ちゃん荘からの下山途中でもたくさんすれ違いましたし、上日川峠でもたくさんの人たちがこれから登ろうとしていました。娘は「え〜、こんなに早く降りてきちゃった」と物足りなそうです。確かにかなり物足りない感は僕にもありました。でも、ゴールデンウィークが始まったばかりとはいえ、帰りの道が混むのも嫌なので、まいいか・・・と思いながら駐車場へ向かいました。
10:30前に駐車場に到着。驚いたことにあんなに広い駐車場は満車で、場外の道にもあふれていました。
もっとゆっくり家を出てきてもよかったかなとも思いましたが、これを見て「やっぱり朝早く到着してよかったね。」と娘と言い合って車に乗り込みました。
とっても物足りない感があった楽ちんの百名山登山でしたが、尾根からみえる景色は素晴らしく、美しく、思わず声を上げたくなるような絶景だったので、こんな登山もあっていいよねと気を取り直しました。
私も30日に大菩薩嶺へ登りたいと思っています。同じく上日川峠の市営駐車場へマイカーで向かおうと考えているのですが、道中凍結などはありましたか?
すでにノーマルタイヤに履き替えてしまい、チェーンなどは持っていないので車で駐車場まで向かうか迷っています。
yu12uuuさん
凍結は全く心配ありませんでした。私もノーマルに履き替えていきました。朝は、それほどすれ違う車はありませんでしたが、帰りは細い道を結構スピードを出して上がってくる車やバイクがありますので要注意です。気をつけて楽しい山行をなさってください。
詳細に教えてくださり、ありがとうございます!
時間に余裕を持って安全運転で向かいたいと思います(^^)
todoraさん、こんにちは!
大菩薩嶺は冬季もおすすめです!!
人も少なく、手軽に雪山を楽しめます!
上日川峠まで車ではいけませんが。。
次回、訪れる際には丸川荘経由で回ってみてください!!コーヒーが絶品ですから!
お疲れさまでした!
zenp さん
ありがとうございます。本当は雪の残っている時期に行ってみたかったのですが、なかなか余裕がなくて行けませんでした。あのコースなら丸川峠入口からでもわりと余裕を持って周回できそうですね。今回は冬季の下見といことで・・・
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