- GPS
- 09:30
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,226m
- 下り
- 1,226m
コースタイム
天候 | 登りはガス、山頂は曇り、下山は雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道は舗装されており走りやすいです。 第2リフト町営駐車場は夜0時の時点で5-6台、翌朝は10台弱の駐車がありました。 和田小屋にも駐車場がありましたが、こちらの使用は小屋利用の方に限られるようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート図は手書きのため適当です。 登山道を外れなければ危険箇所は特にありません。 道は非常にぬかるんでおり、靴もスパッツも泥だらけになりました。 神楽ヶ峰を越えて苗場山山頂までの最後の登りはかなりの急登でした。 登山道の横がすぐ崖になっており、ここで滑落したらサヨウナラになるものと思われます。 山頂は広い湿原になっています。 トイレは第2リフト町営駐車場(水洗)、和田小屋(未使用のため詳細不明)、苗場山自然体験交流センター(水洗、100円、きれい、靴ぬぐ)です。 『街道の湯』 立ち寄り温泉 最終受付20:30 ℡:025-788-9229 http://www.joy.hi-ho.ne.jp/ma0011/T-Nigata04.htm |
写真
感想
午前曇り午後雨という微妙な天気予報の中、苗場山へ。
本格的に雨なら温泉と美食に逃げよう、というやや不謹慎な(?)心構えで前夜東京を出発。
夜中に第2リフト町営駐車場に到着した時には一部星も見えており、意外に悪くないのでは…と期待を抱きました。
苗場山は『山と高原地図』のコースタイムで登り4時間15分、下り3時間25分、往復7時間40分とそこそこロングコースです。
が、なぜか『数時間も歩けば山頂に着く楽々ハイキング』と思い込んで登山開始。
実際には距離も高低差もそれなりにあり、わりとちゃんとした登山でした。
特に、神楽ヶ峰を過ぎて苗場山山頂までの最後の登りはかなりの急登。
登山道の脇は切り立った崖になっており、落ちたらアウト、という感じです。
頑張ったご褒美は山頂の雄大な湿原。
登っている最中には想像できないような光景が広がっており、湿原に到着した時には思わず「ワアー、すごい」と声が出ました。
山頂でノンビリとお昼を食べ、散策し、ちょっと遅めの下山となりました。
下り始めてすぐに予報どおりの雨。
レインウエアを着込み、ドロドロになりながら駐車場まで戻りました。
今回一番の収穫はヒカリゴケを発見したこと!
噂には聞いていましたが、本当に見つけられるとは…。
なんでも珍しさのあまり採取されてしまうこともあるらしく、数が減っているとかいないとか。
たかが苔、されど苔。苗場山の岩陰にピカッと光る苔に安泰あれ。
天気微妙だけど冬型にはならないし、それほど高くないしイメージは山頂の湿原の優雅な感じから、だめもとで行ってみました。駐車場に着いたのは夜中にもかかわらず、フェーン現象のためか気温は20度。仮眠をとって出発しました。
今年の紅葉は微妙だったのか時期的に終わったのか、もう山は枯れた色に。ぬかるみを進みます。
神楽ガ峰まではそれなりに木道もあり、スキー場を横切りながらの森歩きでした。時折吹く風はひんやりして気持ちよかったです。上部に近づくと湿原+笹原で視界が開け、遠くにカッサダムが雲に隠れながら見えます。群馬県境の山?が山頂だけ見えたりしていましたが、全体的に雲がかかって霧がなびいて、もののけ姫の風景のようでした。
神楽ガ峰を過ぎると苗場山の本体が見えます。山頂の優雅さはここからは分からず、一度下った後結構な登りになります。
途中の雷清水のうまいこと。満たされます。
山頂までの200mほどの高低差?の急な登りの最後の岩陰にヒカリゴケはいました。しかもちょっぴりだけ。ボケているほうの写真のように、発光しているわけではなく光を反射して蛍光のように見えます。奥を見ないと気がつきません。
そこを過ぎるといきなり平らになり、湿原が見えてきました。
不思議な山です。
山頂では霧が来たり薄日が差したり。もう少し天気が良いとよかった。
遅めの昼食をとって帰りはすぐに降り出した雨の中ひたすら下山。
予想以上の行程でなんとか日暮れ前に帰れました。
もう一度行きたくなる山でした。
雨の下山、ご苦労様でした
高低グラフを拡大すると、苗場山頂への急なことにビックリ
「こりゃ~岩登りか~?すごさ~・・?」
それにしても、東京大阪の方は山々へのアクセスがよくて、本と羨ましか~
113
まさにプリンに登っているような、、、頂上の穏やかな写真ばかりなので、だまされました。まあ、そうだとわかっていれば鎖場もなく森林限界以下ですのでいいのですが、お気楽登山のつもりでしたので。
高低グラフ、象形文字の「山」な感じですね。
形状はまさしく「プリン」ですね
「山」な感じで楽しく拝見しました(^^♪
113(^_^)
いつもコメントありがとうございます
岩場鎖場はないものの、最後の登りは本当に急登でした!
見上げると首が痛いくらい…。
関東大阪は確かにいろんな山がありますね。
東京にいると長野山梨が羨ましく感じますが、全国的に見れば東京は恵まれてますね。
アウトドアショップもたくさんあるし…。
113さん、是非遠征にいらしてください。
(^o^)/
遠征の際はご協力の程、よろしくお願いいたしますね(^^♪
113
お任せください
苗場山には2回登っていますが、長野県側からのみですけど、池塘が沢山あって、広々として良いよね
山頂は眺望は無いけど・・・
ヒカリゴケは今度見つけてみたいです
苗場山は期待以上に素晴らしかったです。
山頂にあんなに広大な湿原があるなんて驚きました。
頑張った人しか見られない、というところがさらに良いですね~。
kuriboさんが次に行くときは是非ヒカリゴケを探してみてください。
こちらも、発見するとテンションが上がりますよ
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