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記録ID: 1440564
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ハイキング
富士・御坂

富士山 大宮口登山道の調査

2018年04月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:08
距離
9.2km
登り
977m
下り
296m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:08
休憩
0:00
合計
7:08
7:28
426
スタート地点
14:34
14:34
2
14:36
ゴール地点
天候 晴れ時々ガス
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高鉢駐車場(上)に駐車。うち1台を新五合目にデポし乗り合わせ。
コース状況/
危険箇所等
整備前の旧登山道です。現在一般道ではありません。
なだらかな旧バス道を下っていきます(u)
なだらかな旧バス道を下っていきます(u)
バイケイソウが鮮やかな新緑を魅せてくれました(u)
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バイケイソウが鮮やかな新緑を魅せてくれました(u)
昔の標識(u)
昔の標識(u)
昭和30年の大宮道。二合目行きのバス(M)
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昭和30年の大宮道。二合目行きのバス(M)
旧二合目跡と思われる痕跡を調査します(u)
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旧二合目跡と思われる痕跡を調査します(u)
確かに近い風景はありましたね。「(M)
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確かに近い風景はありましたね。「(M)
はっきりとした登山道跡が続く(u)
はっきりとした登山道跡が続く(u)
はっきりとした登山道跡が続く(u)
はっきりとした登山道跡が続く(u)
所々に落ちる瓶を調査します(u)
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所々に落ちる瓶を調査します(u)
はっきりとした登山道跡が続く(u)
はっきりとした登山道跡が続く(u)
はっきりとした登山道跡が続く(u)
はっきりとした登山道跡が続く(u)
プルトップではないビールの缶詰(u)
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プルトップではないビールの缶詰(u)
はっきりとした登山道跡が続く(u)
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はっきりとした登山道跡が続く(u)
スカイライン出会い(u)
スカイライン出会い(u)
案内標識と思われる痕跡(u)
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案内標識と思われる痕跡(u)
勾配がきつくなると倒木も目立つようになります(u)
勾配がきつくなると倒木も目立つようになります(u)
富士山型の標識がありました。これは八合目・剣ヶ峰裏側に残るものと同一です。この道は登山道として間違いない存在であるという確信を得ました(u)
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富士山型の標識がありました。これは八合目・剣ヶ峰裏側に残るものと同一です。この道は登山道として間違いない存在であるという確信を得ました(u)
旧馬返し跡の可能性のある平地(u)
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旧馬返し跡の可能性のある平地(u)
スカイラインの排水の関係で深くえぐられたところは隣を歩きます(u)
スカイラインの排水の関係で深くえぐられたところは隣を歩きます(u)
旧三合目跡と思われる倒壊建屋の調査(u)
旧三合目跡と思われる倒壊建屋の調査(u)
昭和30年の旧三合目の写真。「御花畠ホテル」との字が読めます。
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昭和30年の旧三合目の写真。「御花畠ホテル」との字が読めます。
旧三合目跡と思われる倒壊建屋の調査(u)
旧三合目跡と思われる倒壊建屋の調査(u)
旧三合目跡と思われる倒壊建屋の調査(u)
旧三合目跡と思われる倒壊建屋の調査(u)
明治チョコレートの看板。探したけれど見つかりません(まぁ当然ですが)(M)
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明治チョコレートの看板。探したけれど見つかりません(まぁ当然ですが)(M)
旧三合目跡と思われる倒壊建屋の調査(u)
旧三合目跡と思われる倒壊建屋の調査(u)
旧三合目跡と思われる倒壊建屋の調査(u)
旧三合目跡と思われる倒壊建屋の調査(u)
まだまだはっきりとした登山道跡が続く(u)
まだまだはっきりとした登山道跡が続く(u)
斜面の下の方に見覚えのある標識を発見(u)
斜面の下の方に見覚えのある標識を発見(u)
仮復旧しました(笑)あとは道路管理者に任せます(u)
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仮復旧しました(笑)あとは道路管理者に任せます(u)
途中スカイラインで切れても、はっきりとした登山道跡が続く(u)
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途中スカイラインで切れても、はっきりとした登山道跡が続く(u)
新五合目付近の踏み跡を連続性調査。ここはまだもやもやしています(u)
新五合目付近の踏み跡を連続性調査。ここはまだもやもやしています(u)
地形図に点線が残る新五合目付近の踏み跡を連続性調査(u)
地形図に点線が残る新五合目付近の踏み跡を連続性調査(u)
地形図に点線が残る新五合目付近の踏み跡を連続性調査(u)
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地形図に点線が残る新五合目付近の踏み跡を連続性調査(u)
高鉢駐車場に戻ってきました。お疲れ様でした(u)
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高鉢駐車場に戻ってきました。お疲れ様でした(u)

感想

 私が60年以上前の小学校、中学校の時に二合目から歩いた富士山表口登山道(大宮道)はスカイラインが出来て以来、新五合目から下は国土地理院の地図からは消えてしまった。富士宮から富士山に登る5ツの登山道は全て新五合目から下は地図からは消え個人的に調査をしている。
その中でも私が1番思い入れのあるメインの大宮道は以前、調査した時にはスカイライン6.8Km地点までは二合目から歩くことが出来たがその上はスカイラインでズタズタにされ歩くことが出来ないと勝手に判断し調査を断念していた。
 ところがupaさんが昨年、歩かれてしっかりした道が残っていると教えてくれた。更に私が歩くならば同行してくれるとのありがたい申し出があり、提案に甘えさせて貰い決行した次第である。
 一端はスカイラインで切断されてしまったが、スカイラインからは入口は判別できないもののその上に道は残っていたのだ。しかも朽ちた道標までも残っていた。今回、upaさんが同行してくれなければ絶対に判らない個所であった。
 さらに登っていくと標高2160mに朽ちた大きな廃屋があった。私が最初に歩いた頃の本では三合目の標高が2160mとなっているので間違いなく旧三合目の小屋跡であろう。
更に登って行くとスカイラインの四合目の表示部に出るがこの付近までは明確な道が残っている。新五合目付近になると、道は定かでは無い部分もあるがビンや缶の残骸も所々にあり、無事に新五合目に到着。
 ここで更に私の我儘で以前に何回か下ったことのある八合目からの下山専用道(富士宮口砂走)の新五合目の到着点を確認したくなり、upaさんに無理を言って足を延ばさせて貰った。これで私の浅間大社からの大宮道がつながり調査が完了することが出来た。本当にupaさま様である。upaさん、本当にありがとうございました。感謝・感謝です。
それにしてもupaさんやMaxj05さん達の観察力には恐れ入りました。私は見落としてしまうような物の発見、ルート発見など、お二人のお蔭で楽しく歩けました。
 また最後の私の我儘を聞いていただき、ご迷惑をかけたMaxj05さんにも感謝・感謝です。お二人さん、本当にありがとう御座いました。

fujinohideさんが存在を提唱していた、旧大宮口登山道の調査をしてきました。
今回は生前の父親が同じく写真を残していたというMaxJ05さんも交え、3名の調査隊を結成し、旧二合目から旧三合五勺にかけての踏破を行いました。
昨年末に不明瞭だったところの再調査もでき、かなり精度が高まったと思われます。
旧大宮口登山道の歴史は大正と新しいですが、大衆的向けという新しい規格で作られた登山道です。スカイライン開通と共に利用者が無くなり廃道となったようです。
全般的に傾斜は厳しくなく幅員も広くとられています。一合目以下のアクセスが少々悪いですが、工夫すれば簡単に解決します。これはもったいないですよ。

fujinohideさん、upaさん御苦労さまでした。非常に楽しい時を過ごさせていただきました。ありがとうございます。

今回の道中ではありませんが、今は亡き父親が残した昭和30年当時の大宮道「二合目」「三合目」の写真を何枚か掲載します。
旧二合目付近には写真に似たような景色があり、旧三合目付近の樹相はまさしく昭和30年当時と変わっていませんでした。以前のupaさんのレコを見て似ているなあとは感じていましたが、やはり自分の足で歩いて眼で見て確認して納得することが多かったです。

それからこの旧登山道の今回歩いた区間はほんとにイィ感じですね。特に今の時期最高だと思います。近いうちに再訪したいと考えています。

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コメント

大宮口登山道
北山林道ゲートをベースに、二合目林道から高鉢バス停まで行って来ました、テープが無ければ迷っていたと思います、おかげさまで知らない道を歩く事が出来ました、ありがとうございました。友峰
2018/5/3 17:48
Re:大宮口登山道
友峰さん、この度ははじめまして。
ここ数年、比較的近いところをニアミスしていたので、どこかで接点があるとは思っていました。友峰さんの日々のレポートにも刺激を受けています。
過去があっての現在、昔を知ることって面白いですね。
2018/5/3 21:44
プロフィール画像
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