西穂高岳西尾根 冬合宿下見山行
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,812m
- 下り
- 784m
コースタイム
-12:00頂上下のコル2720m-12:25頂上-13:20独標
-13:45西穂山荘-14:25ロープーウェイ
天候 | 午前は小雨が降ったり止んだり、午後は曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープーウェイは観光客で混雑 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西尾根は、笹藪が背丈くらいのところもあり、藪こぎが大変。 稜線に出てからはハイ松が生い茂り行く手を阻む。 2720mから上部は岩場となり、多少の経験が必要。 |
写真
感想
今回は年末に予定されている、山岳会の冬合宿の下見に西穂高岳西尾根に
新人二人とナインピッチさんの4人で行ってきました。
西尾根は何回か行ったことがありますが、正月は2年前ラッセルに疲れて敗退し、
1800m手前で断念していました。今年は新人のパワーに期待して何とか頂上を
踏めればと思います。
西尾根の夏道ですが、まず最初の難関は穂高平の牧場です。
至る所に落ちる牛の糞、そして牛との睨めっこ。
幸い今年は角のあるオス牛の姿はなく、メスばっかりで、すぐ横を通っても
緊張もなくすんなり通過できました。
次に尾根の急登、これがまたきつい。そしてあとに続く笹藪。今年も刈り払いはされていないようで、背丈ほどに伸びたところもありました。
尾根を忠実に登るだけなので、迷う心配はありませんが。
2400mのコルを過ぎると、稜線までの登りは、手がかりのないただの急斜面、
雪があれば凍っていて、アイゼンを利かせて行けるのですが、今は枯れた草を騙しだまし掴むしかなく、ふくらはぎがつりそうでした。
稜線にでると、ジャンクションピークまで今度はハイ松の攻撃が続きます。
一応踏み跡らしきものはあるのですが、枝は伸び放題で、行く手を遮ります。
そして2720mから上は岩場になり、少々クライミングを楽しむことができます。
ちょうど稜線に出て、太陽がちょっとだけ出て気温が上がって、岩も乾き、ラッキーでした。
頂上からはみんなで走って下り、独標に居た山ガール二人がヨガのポーズで
記念撮影をしてたのをこちらも記念に撮らせてもらいました。
あまり張り切って、後ろに落ちないか心配でしたが、見事に山のポーズを決めていただき、ありがとうございました。
ロープーウェイはガスで何も見えないというのに、観光客でごった返してました。
帰りにひがくの湯で温泉に入り、この温泉の名物?食べ放題の『うまい棒』を10本以上食べて満足して高山に帰りました
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