大腸ポリープ切除手術の翌日に白山滑降
- GPS
- 12:06
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,075m
- 下り
- 2,075m
コースタイム
- 山行
- 9:18
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 12:05
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
市ノ瀬ゲート〜別当出合間は冬期通行止 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白山公園線の除雪は別当出合まで完了 吊り橋の踏板も設置済 甚之助避難小屋からエコーラインへ直接乗り上げるには20m程度の薮こぎが必要 他にも雪が切れている場所が複数あり |
写真
感想
GWは今年も白山へ行こう、ついでに有名なYSHR先生のクリニックで健診してもらおうと金沢へ。以前、石川県に住んでいたことがあり白山周辺のことは割とよく知っているので、金沢へ行くことの敷囲は低いのです。
ところが「念のため」くらいのつもりで受けてみた大腸の内視鏡検査で大きめのポリープを発見。その場で切除してもらいました。放置しておくと数日前に亡くなったばかりの広島の衣笠選手と同じ、上行結腸がんに進行した可能性が高いかったそうです。この日1日で寿命が20年延びました。
術後、明日山へ行くという話をすると、問題ないとのこと。白山のおすすめルートも教えてもらいます。ここまでアフターサポートしてくれるクリニックはなかなかありませんw 止血用のクリップがおなかに入ったままの状態ですが、執刀医に太鼓判を押されたら行くしかないと、その日の深夜に市ノ瀬へ移動しました。
翌朝3時半に出発。まずは別当出合を目指します。フル装備を担いでMTBで急坂を登るのはやはりしんどい。なんとか1時間ちょいで別当出合に着きましたが、既にへろへろです。空はもう明るくなってきました。一本橋を渡って石段を登ると、ようやく雪が繋がり靴を履き替えてシール登行開始。風はなく空は快晴、絶好の1日となりそうです。
甚之助避難小屋までは予想どおり雪が少なく、歩けるルートを探しながらの登りとなりました。帰りが思いやられます。結局3時間かかりました。去年と大体同じペースです。避難小屋は1階がほぼ埋まっている状態でした。ここで休憩してこの先に備えます。
エコーラインへの登り上げも去年と同じルートで行ってみました。ここも雪は少なく稜線に出る手前で薮こぎになりました。薮こぎ自体は想定していたのですが、思ったより深かったです。板があると枝にひっかかるのでこれもまた苦労します…
エコーラインから先は一面の銀世界。ようやくペースが上がります。小屋開け準備中の室堂には鯉のぼりが飾られていました。
室堂から先は夏道を行きました。途中で雪は切れ、板を担いで登ります。山頂には11時に到着。普段は神社に行ってもお参りなどしないのですが、今日は特別と思い奥宮で手を合わせて健康に感謝します。風もほとんどなく少し休憩しながらシールを剥します。
さてせっかくここまで来たので翠ヶ池の近くまで滑ってみることにしました。東面は時間がかかりそうなのでやめておきます。エントリーはかなりの急斜面でこわごわだったのですが楽しめました。御前ヶ峰を登り返して今度は弥陀ヶ原へ。エコーラインは薮こぎになるので黒ボコ岩経由としました。途中、2回雪が切れますが他は何とか繋げます。
甚之助避難小屋はスルーしてそのまま降りますが登りで懸念したとおり雪は切れがち。GPSで地形を確認しながら繋がっている所を探して滑りますが、最後の最後で尾根を1つ間違えてしまい登り返すハメになりました。
何とか石段上部まで戻ってデポした靴を回収、ここからは消化試合で別当出合へ。MTBを回収したあとは完全自動運転。ゲートまで行きは1時間以上かかりましたが、帰りはわずか10分でした。
時間はかかりましたが体調は全く問題なく、先生と山の神に感謝感謝の1日でした。
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