北岳 雨天決行テント泊
- GPS
- 13:14
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,869m
- 下り
- 1,855m
コースタイム
-8:10山頂8:30-8:50肩の小屋-10:00白根御池10:30-11:50広河原
天候 | 22日 午前中雨、午後曇り 23日 午前曇り、午後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは広河原山荘前を利用しました 温泉は金山温泉(550) |
写真
感想
前からずっとこの日だと決めていた北岳。
10/22〜23日。
週間予報が出たその瞬間から、
この2日間だけ雨。
1週間、
天気予報を見続けたが
変わることなく雨予報。
当日も予報通りの雨模様。
とりあえず芦安まで行って
そこでダメそうだったらやめればいいかと、出発。
あまりの雨に、
間ノ岳まで行こうと思っていた気分は失せ、
そのせいか睡魔に襲われ、
中央道のSAで仮眠。
1時間も寝てしまった。
そのせいで、
遅くともこのバスには乗りたいと思っていた
芦安9:00発を逃す。
痛恨の9:20到着。
10:30のバスまで車中待機。
広河原11:30着で、
テント泊装備を背負って肩の小屋まで間に合うか
ギリギリの時間。
ダメそうだったら白根御池小屋にすればいいかと思いつつ出発。
なかなかの急登です。
ただ、
みなさんの記録によく見るように
北岳はコースタイムがかなり割り増しされているようです。
いままでは、テント装備背負ってゆっくり歩くと、
大体コースタイムくらいになっていたのですが、
北岳ではコースタイムの8割ほどでした。
そんなわけで、
白根御池小屋に到着した時間から
なんとか肩の小屋まで明るいうちに到着できると判断。
したのはいいのですが、
ココから稜線に出るまでが
久々の苦しさを感じた登り。
20分くらいに1度は立ち止まって休んでしまった。。
稜線直下で後ろを振り返ると
それまで完全ガス模様だった一面が
少し変わってくる。
ガスが少なくなっていき、
甲斐駒ケ岳の緑色が少しずつ見えてくる。
八本場のコルが見えてくる。
そしてテンションあがってきます。
これは稜線まで行けばいろいろ見えるかも。
そう思い稜線まで急ぐ(と言っても気持ちだけ)。
稜線からは小太郎山方面が良眺望。
そのうち富士山まで見える!
久久ぶりの富士山。
ただ、富士山はすべてを見せてくれることはなく、
部分隠し状態。
特にてっぺんは一度も見えず。
暫く粘ったが、
最後はまた一面のガス模様となり、
さらに風も強くなってきたので肩の小屋へ急ぎます。
こんな天気なのでテントも少ない。
僕を含め3張のみ。
20:00に就寝するが、
雨音と強風で、
数え切れないほど目を覚ます。
何度も何度も目を覚まし、
もう相当寝ただろうと、
もう朝の4時くらいになったかなと思い時計を見ると
なんとまあ、22時です(泣)。
これから朝までどれくらい目を覚ますのかと思うと気が滅入りました。。
眠る前にラジオで天気予報を聞いたのですが
翌日は晴れとのこと。
目覚めが楽しみでした。
そして目覚め、ベンチレータから外を覗きました。
・・・昨日以上のガス模様。
全く何も見えません。
テンションがた落ちの中食事しテント撤収し
山頂へ。
何も見えない山頂で写真を撮っていただき
早々と撤収。
小太郎尾根分岐手前の、
昨日富士山が見えたところまで来たときに
聞きなれない音をキャッチ。
なんとなんと雷鳥でした。
写真を撮っているともう1羽発見。
雷鳥は、こんな天候の時によくみられるそうなので、
ガスの日も悪くないかもと思えました。
後はひたすら下りです。
急登だったので、当然下りも急でキツイのですが、
その分早いです。
その下っている途中に
どんどん天候が良くなっていくではありませんか。
心が小さいのか(笑)、
悔しさでいっぱいになりました。。
でもそんな時に
さっきであった雷鳥を思い出すと、
ガスでよかったとも思え、
そんなことを繰り返し考えつつ下りていると
白根御池に到着です。
ココで30分ほど日向ぼっこ休憩をし
広河原へ下りました。
今度は植物が豊富な初夏に訪れますよと心に決め
バス停に向かいました。。
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