御在所から危なかった雨乞岳ヘロヘロ
- GPS
- 07:53
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,533m
- 下り
- 1,526m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 7:52
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
連休2日目車中泊を利用し遠出を考えてましたが、前日の高速渋滞に辟易し近場の鈴鹿セブンマウンテンを制覇するべく御在所方面へ行ってきました。
当初は国見、御在所、東雨乞、雨乞岳、鎌とよくばり山行と考えていたのですが、裏道登り口付近の駐車場が満車でなんとか旧料金所に停める事が出来ました。
ここからでは裏道に行く気にならず定番の中道を進みます。
GWとはいえ平日なのに7時時点でこの混みようには正直びっくりです。
いつものように無補給、無休憩で一気に山頂まで登りますが、とにかく暑くて体力を消耗します。展望台で少しだけアイスコーヒを飲み直ぐに峠道を下ります。
思ったより花は終わっていてイマイチでしたが、適度に鳥が遊んでくれたのでそれなりに楽しめました。
武平峠まで下りやっと雨乞の登り口まで来ました。この時はまだ帰りに鎌ケ岳へ寄ろうと余裕がありました。
朝から何も食べておらず空腹、疲労、喉の渇きは感じていましたが、眺望のよい休憩ポイントがなく無理して頂上を目指しました。
ペースが落ちつつも何とか東雨乞まで来たのですが、ここまで来たら雨乞のピークを迎えてから飯にしたいと欲が出てしまい。またまた無理してピークを目指します。
しかしピークに来たのに東雨乞のほうが眺望が良いため、またまた無理して東雨乞まで戻りました。
ようやく腰を落ち着けTHERMOSに入ったアイスコーヒを一気飲みしたのですが、まったく喉の渇きが解消されません。
自宅で作った時は美味しかったシチューもショッパさが感じられません。
これはやばいかも・・・私はかつてトライアスロンをやっていたので真夏の炎天下でのトレーニングや大会は当たり前で脱水症状の経験も何度かありました。
この時の症状はまさに脱水症状のものでした。街中での脱水はそれなりに対処方法(自販機はいたるところにあるし、蛇口をひねれば水は出るし、最悪救急車を呼べば)ただし、こんな山で脱水症状になったら、途中で見た「119レスキューポイント」のお世話になるのが確実です。
残りの飲料はアイスコーヒ300mlと水500mlです。アイスコーヒは昼食前に飲み干してしまい。水も半分ほど飲んでしまいました。本当は全部飲みたかったのですが下山時の事を考え残しておきました。
食事中にも足等に痙攣の症状が出て冷や汗が出ました。
いざの時の事を考えホットサンドを少し残し無理せず慎重下山しました。さっきまでは何ともなかった足が木の根や草に突っかかり転倒しそうになります。自分では足を上げているつもりが疲労で実際はすり足のようになっていたようです。
この時ふと山行中に飲酒される方もこんな症状になるんだろうなと思い、質問箱に投稿させて頂いた次第です。
なんとか沢まで降りてこられ、まめに顔や首筋、脇の下を冷やします。これだけでもだいぶ回復しますし、いざとなったら沢の水を沸し水分補給できる精神的安心感にも助けられます。
残りの水をチビチビ飲みながら車道まで来たときはホッとしました。あるていど体力も回復したし、いざとなったらヒッチハイクも出来るし。
そんなこんなで今回の山行は非常に反省点の多い行動となりました。
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