三本杭(滑床渓谷・万年橋登山口より周回)
- GPS
- 05:35
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,030m
- 下り
- 1,012m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
万年橋上の駐車場に駐車(トイレあり) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■万年橋〜御祝山 万年橋の袂に登山口がある。登山口からは緩やかな坂が続く。何度か林道に行き合うが、林道には入らない。御祝山山頂への尾根に入ると急坂が待っている。登山道には樹木の枝がはみ出しているところが多く、これを払いながら進む。 ■御祝山〜三本杭 登山道が不明瞭な箇所が続くが、尾根筋を外さなければ大丈夫。御祝山からは30分ほどシャクナゲロードが続く。登山道はシャクナゲの藪の中を通るため、藪漕ぎを強いられる。その後ブナの森を登り、最後はアセビの藪漕ぎ。食害防止用のドアを3つ通り、笹を培養中の山頂に到達。 ■三本杭〜奥千畳 新緑のブナの尾根を下り、細いトラバースの道を渡るとガレた沢沿いの道を進む。1箇所倒木で通行が困難になっている箇所があるので注意。 ■奥千畳〜万年橋 誤って旧トロッコ道を進んでしまった。2度ほど渡渉し、大瑤梁譴悗旅澆蠍の手前を尾根筋に沿ってピンクテープを目印に下ると正規ルートに合流。良く整備された歩道を進むとやがて万年橋に至る。 ※ 奥千畳からは旧トロッコ道を歩いてしまったので、GPSは参考にしないで下さい。(詳細は感想にて) |
その他周辺情報 | 森の国ぽっぽ温泉 ¥510 |
写真
感想
GW四国遠征最終日は、宇和島の名峰、三本杭を訪れました。遠征最後の山になるので楽しんで登ろうと思っていましたが、シャクナゲ藪漕ぎに加えて、まさか正規ルートをはずれて歩くことになるとは。油断は禁物ですね。
夜明け前から登り始めましたが、登山口付近は鬱蒼としていて、日の出時間を過ぎてもなかなか明るくなりませんでした。遠征4日目ともなると脚が上がらず、御祝山までの坂はそこまで急坂ではないものの、三嶺山頂直下の急登のときのようにノロノロになってしまいました。
御祝山は展望がありませんが、そこからがシャクナゲロードの始まりでした。あっちを見てもシャクナゲ、こっちを見てもシャクナゲで、伊豆の天城山を思い出しました。尾根筋を進みますが、シャクナゲの藪の中を何度も突っ切らなくてはなりませんでした。爽やかなブナの森を通過した後、三本杭が見えてからは、今度はアセビに囲まれた細い道を突っ切らなくてはなりませんでした。
苦労して到達した山頂は、思いのほかに開けていて、眼下に雲海が広がっていました。山頂から下り始めると反対側から別の登山者が現れました。相当早く出立したので、もう別の登山者に会うのは驚きでしたが、何とこの方、Oさんも東京からわざわざこの山に登りに来たとのこと。狭い世の中です。Oさんは健脚で熊のコルの先であっという間に追い越して行かれました。
奥千畳までは順調に進めましたが、ここで気が緩んだか、道を間違えて、目黒川沿いに歩いてしまいました。注意を要する箇所があり、ルートを外れていることに気づきました。ルートに合流可能な地点まで進み、そこから上に上がり、登山道に復帰しました。安心も束の間、すぐに分岐地点があり、そこで歩きやすい道の方を選んでしまいました。そちらは後で調べると旧トロッコ道でした。あまりにも良い道であったため、途中でコースを外れていることは認識しましたが、どこかで登山道に合流すると甘く考えてしまいました。いくつかの谷をやり過ごしましたが、大瑤梁譴良婉瓩覇擦崖下に続いていたため、沢筋を下ると行き詰まる可能性があると思い、道は明瞭なので戻る決心をしました。奥千畳まで戻らなくてはいけないかと思っていると、尾根筋を下る道があることに気がつきました。階段があり、ピンクテープもありましたので、こちらを辿ることを選択しました。これが正解で、ピンクテープをたどり、何とか正規ルートに復帰できました。
正規ルート復帰後すぐに雪輪の滝に達し、観光客に出会いました。数分前の緊張状態と打って変わって、平和な時が流れていました。整備された道でも信頼せず、誤りに気付いた時点で元に戻る慎重さが必要と感じました。戒めねば。GW最後の登山は、ほろ苦い反省の登山となりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する