甘利山 千頭星山
- GPS
- 16:00
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 2,049m
- 下り
- 2,036m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:55
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
虫除け
軽アイゼン
|
---|
感想
ツツジには早いと思ったが、花の山「甘利山」に行けばスミレが見られるのではないかと思い、向かった。標高1200mを超えるあたりから、車窓はヤマツツジで彩られていく。
グリーンロッジから登る予定だったが、なんと椹池でまさかの通行止め。看板をよく見ると、通行止め時間帯は8:00〜なのに、何故だ。日曜日だからなのか。等々思いつつも地図を広げ、椹池から南甘利山経由で甘利山を目指すことにした。当初計画は大馴鹿峠まで行くつもりだったが、甘利山まで往復2.5h程費やすこととなるため、鳳凰山展望までとした。
歩き出しはヒノキの林。花を探すが、ナガバノスミレサイシン風の葉があるばかり。ヤマブキソウやニリンソウはわずかに見ることができた。
ヒノキ林を抜けると広葉樹の明るい林を登っていく。タチツボスミレも終わっている。アカフもあるのに残念。
そうこうしているうちに、大笹池への分岐。とりあえず、南甘利山を探す。尾根を2分ほど歩くと、かわいらしいというか、寂しいというか、山頂表示を発見。うーん、まあ良しとするか。引き返していると、なんと、タチツボスミレが咲いてるじゃないか。ここから甘利山までは道がわかりにくいらしいが、テンションはあがっていく。
勇んで進むと、笹が刈り払われて登山道がはっきりと・・・。通行止めの関係かと、勝手に想像しながら、緩い道を登っていく。
おっ、笹の中に紫色が・・・。ラッキー、またスミレだ。でもタチツボスミレではない。ムムム、スグにはわからないが、この時期に草原っぽいところで開花、さらに無茎種のようだからサクラスミレかな?後でお師匠にも聞いてみよう。
山頂に近づくと、白い花が咲いている。木本はよくわからないので後日調査。
山頂廻りが草原のような甘利山は、なるほど、ツツジが一杯だ。開花にはあと1〜2週間というところかな。よくよく見るとフデリンドウもあるしサクラスミレ(?)もたくさん咲いている。なんといっても、富士山がすばらしい。また、ほぼ360°の展望もいい。来てよかった。
次は、奥甘利山。一度下って登る。足元をみるといつの間にかタチツボスミレがあり、サクラスミレ(?)はなくなっている。足元に目を落とせばスミレ。上に向けると富士山と他の山々、そしてミツバツツジや新緑のカラマツ、その背景には青い空。今日はいい日だ。爽やかな風もいい。
分岐から1〜2分で奥甘利山だ。眺望は良くない。
そこから30〜40分で御所山方面との分岐。ここから千頭星山までは緩やかな道のりだ。寝転がって風を避け、休憩している人たちが多い。
あっという間に千頭星山。しかし眺望はない。鳳凰山展望地まで足を延ばす。
尾根から下り始めると、風が明らかに違う。冷たい。わずか5分歩いただけだが、吐く息が白い。これが南アルプスか、と思いながら鳳凰三山をパチリ、八ヶ岳をパチリ。よくよく見るとイワカガミじゃないか。まだ咲き始めで色が濃い。本当に今日はなんてラッキーな日だ。
コースは全体を通して格段に厳しい登りもなく、2000m級の山にしては楽な行程だと思う。良好な天気と思いがけない花々のおかげで、楽しい一日となった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人