憧れの立山(雷鳥沢テント泊)BCついのデビューしました☆

2018年04月28日(土) ~ 2018年04月30日(月)

• GPS: 12:53
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,137m
• 下り: 993m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:06
• 休憩: 0:01
• 合計: 2:07

距離 4.0km 登り 216m 下り 218m

15:07 雷鳥沢キャンプ場
16:17 立山室堂山荘
17:01 17:02 雷鳥荘
17:14 雷鳥沢キャンプ場

2日目

• 山行: 4:26
• 休憩: 0:55
• 合計: 5:21

距離 4.7km 登り 637m 下り 647m

8:18 雷鳥沢キャンプ場
10:11 10:15 剱御前小舎
11:56 12:47 剱御前小舎
13:39 雷鳥沢キャンプ場

3日目

• 山行: 1:38
• 休憩: 0:38
• 合計: 2:16

距離 4.4km 登り 300m 下り 145m

8:32 雷鳥沢キャンプ場
9:30 立山室堂山荘
9:44 9:49 みくりが池
9:48 10:20 みくりが池温泉
10:22 みくりが池
10:41 10:42 室堂
10:47 ゴール地点

天候

3日間とも快晴☆

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山駅無料駐車場へ駐車(4/28早朝3時半頃着)
立山駅-ケーブルカー-バス
＊事前予約を取り損ねたので前夜仕事を終えてから必死に移動したら、早朝3時半頃に何とか到着。
　こういう状況は初めてだったので、日中は登山の同行していた友人dolceさんと私達3人分の荷物をもって10番目までには収まっていたと思う場所で交代で身支度しながら並んでいたら、4時半頃に代表者のみでいいらしいと聞き安心して車に戻ったりトイレへ行ったり。
　無事に朝一6時の便をゲット。4時半から5時くらいの間に着いていたら朝一の便には乗れたような感じでした。

コース状況／危険箇所等

　室堂から入山するときに聞いた情報では、午前中早い時間では稜線に近づくと凍っているだろうから滑落注意でアイゼン・ピッケルは必須。
　10時過ぎくらいからは雪が緩みアイゼンは効かなくなりますと。
　実際今回の3日間は快晴で、8時半頃からハイクアップを始めると、この度の行動エリアではアイゼン・ピッケルがいるシチュエーションはなかったが板にクトーは装着していた。
　今年は既に稜線には雪がなく、立山を縦走した友人は一部を除いて夏道だったとのこと。

その他周辺情報

最終日は雷鳥沢キャンプ場に太陽が当たり始める頃からテント撤収後、室堂〜立山経由で氷見の道の駅ひみの番屋街へ。
http://himi-banya.jp/
温泉と回転すしを満喫して帰りました。

写真

4/28 5:55

早朝のケーブルカー待ち風景

4/28 5:57

お世話になります!!
ケーブルカー

4/28 7:47

立山の山岳情報を室堂で収集します

4/28 7:54

出た出た♪正面に立山☆
あれ？稜線は雪がない⁉

4/28 7:54

観光客もいっぱい

4/28 8:02

立山市街地の上空は雲海

4/28 8:02

さて、まずは雷鳥沢キャンプ場まで一頑張り!!
旦那さん、初の70Ⅼザックを担ぐ!!

4/28 8:08

みくりが池はやや溶け始めています

4/28 8:36

雷鳥荘前からキャンプ場を見下ろす
正面は雷鳥沢

4/28 8:36

連休初日の朝8:30頃のテント場の埋まり具合はまだ半分弱

4/28 8:39

奥大日をバックにテント場までの往復とキャンプ場は共にするdolceさん。
日中は彼女は別の山仲間と合流して雪山登山を堪能。

4/28 8:40

BCをやりたいがために普段はあまり登山をしないhoushakuもテント道具を背負って初の70Ⅼザックデビュー(笑)
立山バックに記念写真☆

4/28 15:25

朝一の便で室堂入りしたのに、テント張る際に作った暴風壁が陽射しで溶けて崩れて補強してたらすっかりいい時間(^^;
一の越までピストンできるかブルドーザー道散策中♪

4/28 18:38

初日の夕焼け
夕食を食べていたらあっという間にトワイライトタイム

4/28 18:38

この日は満月前夜

4/28 18:40

キャンプ場で合流した山友も加わって、宴会は4名でした♪

4/28 19:59

寝る前に月明かりの立山とキャンプ場

4/29 8:18

2日目、劔御前小屋目指してハイクアップ開始

4/29 8:24

この度、行動を共にするぞのくん。
彼は私達よりも1日早く立山入りで現地合流。
お世話になりました!!

4/29 8:41

横から見るとこの斜度を登ってます

4/29 8:41

やはり人気エリア、人はたくさんいました

4/29 9:05

右は奥大日岳の稜線。
左奥は白山中央奥は富山市街？。

4/29 9:05

眼下にはキャンプ場
バックには浄土山、その左奥は龍王岳？

4/29 9:06

立山の稜線と浄土山

4/29 9:11

雷鳥沢の登り、途中で平になった休憩ポイントあり

4/29 9:34

奥大日岳と富山の街、富山湾が見える

4/29 9:35

滑るために登山はあまりやらないhoushakuも今日は頑張ってハイクアップ!!
貴重な記念写真(笑)

4/29 9:35

ぞの君は何度か立山にBCに来ているので、コースの選定など誘導してもらえてかなり助かった。
ありがたき友人である☆

4/29 9:41

イワヒバリの鳴き声につられてキョロキョロしていたら、ぞの君が雷鳥を発見。
こちらが雌かな？少し離れたところにもう一羽発見!!

4/29 9:43

友人越しにこんな感じでずっと座ってました。
こちらは雄？つがいかな？

4/29 9:44

下側の子の方がとらえやすかったが、このコロンとした体形が何とも言えない可愛さ♡

4/29 9:46

ズーム力のないカメラしか持ってなかったのでピンボケしてますが、上側の子をもう一度。

4/29 9:46

デジタルズームなので荒いですが、何となくアップで(^^;

4/29 9:53

剱御前、前剱へと続く稜線
本当に今年は雪がないなぁ・・・

4/29 9:54

振り返ってみる
奥にはくさんがしっかりと見られる

4/29 9:54

今回は縦走はしないが友人のパーティは朝5時半過ぎにキャンプ場を出発して、剱御前から雄山方面へ縦走中。
どのへんかな？

4/29 10:01

こちらはいよいよ雷鳥沢を登り切って、剱御前小屋へ稜線トラバース

4/29 10:03

海と空の境目に線が見えるのがガスが出てきているのかな？

4/29 10:04

何度見ても素敵な景色☆
立山と浄土山・龍王岳の間に鋭く尖ったものが…

4/29 10:04

おー!!槍ヶ岳の穂先でした☆

4/29 10:05

左奥は薬師岳に繋がる方向かな？

4/29 10:12

剱御前小屋。
こちらも営業開始しており、ここを拠点にされている方々も結構いそう。

4/29 10:13

houshakuも無事にここまでハイクアップ。
頑張ったね!!

4/29 10:14

ちょうど二年前のこの時期はあちらの奥大日岳に雪山登山で登ったので懐かしい☆
そしてトラバースしてきた稜線はこんな感じ。

4/29 10:14

何度もすみませんが奥大日岳と奥に白山

4/29 10:15

小屋前は賑わってます

4/29 10:21

さて私達はこのまま剱沢方向へ滑るのではなく、いったん剱御前へハイクアップしてから剱沢方面へドロップしようかと、ぞの君の誘導について行きます。

4/29 10:27

そしてついに剱御前とその奥に剱岳の堂々とした姿の一部が見えてきた!!

4/29 10:27

剱岳の奥は後立山の稜線か⁉
素敵すぎる〜♪

4/29 10:31

剱御前のピークで三人で記念写真☆

剱御前は私達の到着時はソロの人が同じ頃に一人いただけだったのに、どんどん増えてきちゃった

4/29 11:28

剱御前から剱沢への滑走を終えハイクアップ中

4/29 11:38

剱御前小屋へ向かってます

4/29 11:40

振り返って雪と岩の殿堂・剱岳

4/29 11:48

剱御前小屋手前で左手に雷鳥発見
雪面を横切ってるけどスマホカメラしかなくズーム効かず(><)

4/29 11:49

中央の岩の手前右。
ズームの限界、分かりにくい…

4/29 11:50

真ん中の剱御前からが滑走した斜面

この度、登山に慣れないhoushakuは雷鳥沢の滑りに体力温存のため、剱御前から撮影舞台に回り剱御前小屋で待機。
剱沢からのハイクアップはぞの君誘導でkomorin97と二人でした。

4/29 11:54

剱御前小屋前からハイクアップした斜面を眺めてみる
手前は全然雪がない

雷鳥沢滑走でき御満悦のkomorin97♪

4/29 13:39

無事にキャンプ場へ帰還
この3日間の我らのお家

4/29 13:56

テント場で温泉行く前に乾杯♪

4/29 15:07

ちょっぴり宴会のあと、キャンプ場最寄りの雷鳥沢ヒュッテへ温泉入りに行ってきました♪

4/29 18:25

夕日に染まる(染まってる？)立山

4/29 18:32

2日目は夕方から夜が更けていく頃に風が強く、夕食も風を気にしながら食べていたらあっという間に日の入り(汗)

4/30 5:06

3日目は前日よりも朝の気温が低かったかな。
寒さに負けそうになりながらの朝焼け？

4/30 5:07

奥大日岳は朝日に焼けてる？

4/30 6:38

立山の稜線から太陽が姿を見せるとようやく活動しやすい暖かさに。

ぞの君は朝一の便に乗るため一足先に出発。
コンパクトな荷物、パッキングの速さ、お見事でした☆

撤収前にこの度同行の3名で記念写真☆

4/30 8:30

ぞの君のテント場あと。
見事な暴風壁入り口は掘って低くすることで出入りが楽にできるようにしたよう。お見事☆

スキーチームを同行のdolceさんに撮ってもらった。
この度担いだ荷物はこんな感じ。バッグオンバッグ。
意外と持てます(^^;

4/30 8:34

さて、我々も名残を惜しみつつキャンプ場を後に。
歩きたかったルートは歩き切って満足そうなdolceさん。

4/30 8:38

今回、初の20kg級を担いだhoushakuさん。

4/30 8:39

雲一つなかった1日目・2日目とは打って変わって、雲が出始めた3日目。
浄土山から延びる雲は龍のように見える？

4/30 9:13

滑走チームはブルドーザー道で室堂へ。
アップダウンがないためかなり楽です。

4/30 9:33

初日は取りつき口がいまいち分からず一ノ越までの越冬ビール買い出しの旅に失敗したが、ここをハイクアップしても滑走できると教わったので次回来たときは是非チャレンジしてみたい。

4/30 9:33

ブルドーザー道を辿ってくるとここへ出ます。
正面に室堂ターミナル。

4/30 9:33

当初komorin97はここからみくりが池の北側に回り込んでみくりが池温泉へ雷鳥とソフトクリームを求めに行こうとしたが、アップダウンと初日に板を外した場所があったのを思い出し、いったん室堂平へ出て荷物をデポして軽身でみくりが池温泉を目指すことに。

4/30 9:47

みくりが池温泉
歩きで雷鳥沢ヒュッテ、雷鳥荘前を経由してきたdolceさんの方がすでに到着してソフトクリームも食べ終わっていた(^^;
お待たせして申し訳ない…

4/30 9:50

みくりが池温泉からの奥大日岳。
やはりこちらも今年は雪が少ない。

4/30 9:52

遅くなったkomorin97に付き合ってくれたdolceさん。
なかなかいい雰囲気の写真では？

4/30 9:52

無事にソフトクリームにありつきました♪

私もdolceさんがいた場所で記念撮影☆

4/30 10:10

さらに今年はみくりが池温泉付近では雷鳥を見かけにくくなっているようで、雷鳥荘へ向かうあたりでみくりが池温泉との中間地点あたりで雷鳥がいたと聞き、さらに戻ってみると会えました☆

4/30 10:11

雌の姿はもうなかったけど、雄の姿をゲット。
会えてうれしかったよ、ありがとう☆

4/30 10:12

体の向きを変えて3連発(^^;

4/30 10:21

一の越山荘の上空あたりに彩雲？

4/30 10:22

彩雲をズームで撮ってみる

4/30 10:23

みくりが池と奥には一の越山荘と上空の彩雲(欲張り？)

4/30 10:51

観光客多すぎでバスから。
今年の雪の回廊は、最も高いところで17m。

キャンプ場付近へ無事に帰還

下山後に立ち寄った氷見番屋街にて
もう岩ガキが入荷してました♪

撮影機器：

COOLPIX AW100 NIKON

Canon PowerShot G3 X Canon

SO-02J Sony

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー バラクラバ 日よけ帽子 毛帽子 着替え ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ビンディング スキー板 シール ヘルメット 昼ご飯 行動食 飲料 ロールペーパー

共同装備

ファーストエイドキット 常備薬 ポール テント テントマット シェラフ 調理用食材 調味料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター

感想

komorin97

今年のGWは5月の連休で関東の山仲間が家族とテニス仲間と一緒に関西訪問しに来てくれることになり、まとまった休みがとれる4月の方で立山へ行けたらいいなと思い始めた3月頭、しょっちゅうコラボしているわけではないけれど昨年もGWに合流しそびれたけど白馬で合流していたぞの君からGWの連絡がきた!!

昨年3月にはかぐらへ連れて行ってもらい、出会いは山スキーをし始めた初年度にリーダーの繋がりで御嶽も一緒に行っていた友人だ。
ご縁はありがたく、昨年合流した際に立山で滑った軌跡などの情報をもらっていたので今年は是非行ってみたいと思っており、願ったり叶ったりとはこのことか⁉
ちょうどいつものdolceさんが4月に立山行くなら同行したいと話をしていたのもあって即決!!

予定を決めたものの、まずは未知の装備にどうなることかと思ったが、この度はhoushakuも自分でテントでの寝袋やマットは担ぐとのことで、テント装備一式、自炊道具、食材2泊3日分、山スキー装備を荷造りし、メインザックに滑走時のザックを巻き付け担いでみると各自20�堋�度だったのではないだろうか。意外と何とかなるものだった。

そして昨年もだったが、この時期の立山側からの入山は混雑するため乗車券を事前予約すべきだったのだが、日程やメンバー、1月から引越しの為配属されていた職場の状況で出発時間の不安もあり、すっかり事前予約をしそびれていたら4月中旬には当然予約は満席になっており当日券にかけるしかない状態。
昨年の連休初日・二日目に用事があって中日で立山へ向かったが、到着時間が朝7時頃だったら切符買うのに長蛇の列で諦めたことが脳裏を横切り、早朝4時過ぎ目指して到着した方がいいという結論に。
仕事を終え、準備ができ次第出発したところ、houshakuが運転を頑張ってくれて朝3時半頃には到着!!やはり関西体と距離も短く助かる☆

結局切符の購入は全員で並ばなくてもよいと判明し、順次交代で準備を整えながら待機していたら無事に朝一6時の便をゲット!!
今回の感じでは4時半から5時の間で行ければ何とかなりそうな感じであった。

この度は3日間とも天気に恵まれたが、初日はテント設営後に腹ごしらえしたり暴風壁づくりをしてたら、日中の日差しで雪のブロックが崩れ作り直し・補強。
友人と一緒に張れるように広さを確保したところ広すぎたようで、これも次回への課題である。
結局初　日は一の越までピストンできていたであろうところ、出発に出遅れたのと、ブルドーザー道からの取りつきの位置がいまいち確信持てず、テン場に戻る時間と検討した結果ハイクアップはやめて下見だけしてウォーキングで終わってしまった(^^;
最終日も撤収のみだったので実質滑走は中日だけであったが、この素晴らしい景色の中で仲間と過ごせたこと、憧れの立山についに山スキーでデビューできたこと、憧れの雷鳥沢・剱沢に滑走も経験でき、次回行けそうなルートの確認ができたことも収穫であり充実の3日間であった。

同行した登山チームのdolceさんも山仲間と現地合流し行きたいルートは全部行けたようで満足そうだったし、ありがたい山行となった。
来年も来れるといいなぁ(*^^*)