廃業して数年がたつ「遊らんど坂内スキー場」の広い駐車場に車を置きます。GWですが他に車はなし。
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4/29 7:10
廃業して数年がたつ「遊らんど坂内スキー場」の広い駐車場に車を置きます。GWですが他に車はなし。
旧スキー場施設内へは立入禁止の看板がありました。ゲレンデを通らないと登山道へは行けないんですが^^;
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4/29 7:13
旧スキー場施設内へは立入禁止の看板がありました。ゲレンデを通らないと登山道へは行けないんですが^^;
登りは登山道は使わないので、北東尾根の取付き点を探してここを左へ。
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4/29 7:14
登りは登山道は使わないので、北東尾根の取付き点を探してここを左へ。
ゲレンデ跡を望む。
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4/29 7:21
ゲレンデ跡を望む。
このカーブの所から踏み跡へ入ります。写真は下から登ってきて、入り口を通り越したところから振り返って撮っています。中央の杉の木のところから入りました。
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4/29 7:23
このカーブの所から踏み跡へ入ります。写真は下から登ってきて、入り口を通り越したところから振り返って撮っています。中央の杉の木のところから入りました。
どこから取付いても本人の勝手ですが(笑)、私はこの道を辿って尾根末端へ向かってみました。
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4/29 7:25
どこから取付いても本人の勝手ですが(笑)、私はこの道を辿って尾根末端へ向かってみました。
こんな道が続いています。
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4/29 7:26
こんな道が続いています。
そしてジグを切って付いている獣道を利用して、ここを上がりました。
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4/29 7:33
そしてジグを切って付いている獣道を利用して、ここを上がりました。
植林の急登をこなすと傾斜の緩い自然林となり、思った通り道があります。実はここは1月にスノーシューで下った時(湧谷山は敗退)、道型を確認していたのです。
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4/29 7:43
植林の急登をこなすと傾斜の緩い自然林となり、思った通り道があります。実はここは1月にスノーシューで下った時(湧谷山は敗退)、道型を確認していたのです。
『回想』1月にこのコースで湧谷山を目指したときは、ここではなく真東の尾根から取付きました。ところがその尾根は岩まじりのとんだヤブ尾根で、そこに積もった大量の新雪とあいまって一気に時間・体力を消耗してしまったのでした。
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4/29 7:48
『回想』1月にこのコースで湧谷山を目指したときは、ここではなく真東の尾根から取付きました。ところがその尾根は岩まじりのとんだヤブ尾根で、そこに積もった大量の新雪とあいまって一気に時間・体力を消耗してしまったのでした。
『回想続き』激ラッセルで両足の太ももがつって、息も絶え絶えで三等・此地谷へたどり着いたところでギブアップ。下山時にここを下ってみたら全くヤブがなく、それどころか雪の上からでも道型が確認できたのです。『回想終わり』
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4/29 8:00
『回想続き』激ラッセルで両足の太ももがつって、息も絶え絶えで三等・此地谷へたどり着いたところでギブアップ。下山時にここを下ってみたら全くヤブがなく、それどころか雪の上からでも道型が確認できたのです。『回想終わり』
実に良い道が続いています。完全に登山道レベル、いや湧谷山に限って言えばそれ以上にいい。途中、2頭のイノシシがすぐ足元の倒木の影からとび出してきた時はびっくりしましたが^^;
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4/29 8:09
実に良い道が続いています。完全に登山道レベル、いや湧谷山に限って言えばそれ以上にいい。途中、2頭のイノシシがすぐ足元の倒木の影からとび出してきた時はびっくりしましたが^^;
1月に登ってきた尾根との合流点を過ぎると尾根幅が広がり、灌木のヤブをスラロームしたり屈んでくぐったりの歩行となってきますが、依然として道はあります。
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4/29 8:17
1月に登ってきた尾根との合流点を過ぎると尾根幅が広がり、灌木のヤブをスラロームしたり屈んでくぐったりの歩行となってきますが、依然として道はあります。
シロモジの新緑が素晴らしいです。
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4/29 8:22
シロモジの新緑が素晴らしいです。
ここなんかは雰囲気抜群でした。
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4/29 8:28
ここなんかは雰囲気抜群でした。
なんなく三等・此地谷に到着です。ここまでの道の感じなら、次は秋にシロモジの黄葉を楽しみに再訪してもいいなと思うほど。あくまでもここまでならですが。
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4/29 8:34
なんなく三等・此地谷に到着です。ここまでの道の感じなら、次は秋にシロモジの黄葉を楽しみに再訪してもいいなと思うほど。あくまでもここまでならですが。
さて、問題はここから先のヤブの状況次第となりますが、どんなもんでしょうか。なにせこの尾根の記録は積雪期のものしか見たことがないんです。
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4/29 8:39
さて、問題はここから先のヤブの状況次第となりますが、どんなもんでしょうか。なにせこの尾根の記録は積雪期のものしか見たことがないんです。
おお、まだ道らしきが続いていました。ブナも出てきてテンション上がります。
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4/29 8:48
おお、まだ道らしきが続いていました。ブナも出てきてテンション上がります。
ピンクのツツジが映えますね。
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4/29 8:53
ピンクのツツジが映えますね。
ここから登り開始。湧谷山らしいブナ林となってきました。
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4/29 8:55
ここから登り開始。湧谷山らしいブナ林となってきました。
尾根芯は激ヤブとなりましたが、すぐ下に獣道あり。快適とは言い難いですが…(^^ゞ
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4/29 9:02
尾根芯は激ヤブとなりましたが、すぐ下に獣道あり。快適とは言い難いですが…(^^ゞ
尾根幅のあるところではスラロームで。でも、これはそろそろ始まるなという予感(笑)。
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4/29 9:06
尾根幅のあるところではスラロームで。でも、これはそろそろ始まるなという予感(笑)。
まだこのへんはブナを愛でる余裕がありました。
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4/29 9:14
まだこのへんはブナを愛でる余裕がありました。
地形図にある・854で進路は南、つまり尾根は北向きとなります。そのとたん様相は一変。ユズリハのお出まし。
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4/29 9:16
地形図にある・854で進路は南、つまり尾根は北向きとなります。そのとたん様相は一変。ユズリハのお出まし。
でもすごく美しい所でもありました。
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4/29 9:19
でもすごく美しい所でもありました。
新緑がきれいなせいで、写真に撮るとそんな酷い感じに見えないってのもありますが。
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4/29 9:20
新緑がきれいなせいで、写真に撮るとそんな酷い感じに見えないってのもありますが。
とにかく結果的に、この北東尾根の唯一のオアシス的な場所と言えるかと思います。
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4/29 9:21
とにかく結果的に、この北東尾根の唯一のオアシス的な場所と言えるかと思います。
ブナもいい奴が散見されるようになってきました。そうやって、いいことだけ考えながら先へ進みましょう。
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4/29 9:22
ブナもいい奴が散見されるようになってきました。そうやって、いいことだけ考えながら先へ進みましょう。
でも、ついに来ましたね。もう少し待ってて欲しかった。
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4/29 9:25
でも、ついに来ましたね。もう少し待ってて欲しかった。
ブナを見上げて気を紛らわす(笑)。
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4/29 9:37
ブナを見上げて気を紛らわす(笑)。
ブナはすっかり若葉を展開させていますが、それ以外の高木は萌え始めたところです。
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4/29 9:43
ブナはすっかり若葉を展開させていますが、それ以外の高木は萌え始めたところです。
まだひるむようなヤブでもなかったんですが、ズボンに着いた凄い数のヤマダニを見て鳥肌立ちました!ものの数秒ササを漕いだだけで数十匹のヤマダニが取付いてくるんです(@_@)
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4/29 9:47
まだひるむようなヤブでもなかったんですが、ズボンに着いた凄い数のヤマダニを見て鳥肌立ちました!ものの数秒ササを漕いだだけで数十匹のヤマダニが取付いてくるんです(@_@)
ヤブの上では素晴らしいブナ林が展開してるのに。
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4/29 9:52
ヤブの上では素晴らしいブナ林が展開してるのに。
新緑でピッカピカに輝いてるのに(-_-;)
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4/29 10:06
新緑でピッカピカに輝いてるのに(-_-;)
目の前にはヤマダニ大増量中のササヤブがどこまでも続いています。前日の根尾の山ではせいぜい数匹に取付かれただけだったのに…。
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4/29 10:07
目の前にはヤマダニ大増量中のササヤブがどこまでも続いています。前日の根尾の山ではせいぜい数匹に取付かれただけだったのに…。
完全にダニを払い落とすのに気を取られて景色を楽しめない。今日は何か条件が悪いのか?この山だけのことなのか?もしかして、この山の名前の由来は「湧くダニ山」?
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4/29 10:10
完全にダニを払い落とすのに気を取られて景色を楽しめない。今日は何か条件が悪いのか?この山だけのことなのか?もしかして、この山の名前の由来は「湧くダニ山」?
急斜面に差し掛かるとヤブはゴツくなり、ヤブコギだけでも大変になってきました。とある掲示板でのぞき見した情報とは話が違うぞ。去年の若丸山くらいのヤブレベルなんじゃないか?
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4/29 10:20
急斜面に差し掛かるとヤブはゴツくなり、ヤブコギだけでも大変になってきました。とある掲示板でのぞき見した情報とは話が違うぞ。去年の若丸山くらいのヤブレベルなんじゃないか?
振り返って撮っています。この中を登ってきました。
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4/29 10:20
振り返って撮っています。この中を登ってきました。
岩が出てくるようになるとそこだけヤブがなく空間ができています。ここでようやく息がつけます。もちろんまずは入念なダニチェックからです。
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4/29 10:22
岩が出てくるようになるとそこだけヤブがなく空間ができています。ここでようやく息がつけます。もちろんまずは入念なダニチェックからです。
今日もイワウチワが慰めてくれました。
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4/29 10:26
今日もイワウチワが慰めてくれました。
ついにスキー場からの登山道と合流しました。ですが、湧谷山の登山道ってこんなにヤブ化してるんですか。冬しか来たことないから知りませんでした^^;
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4/29 10:30
ついにスキー場からの登山道と合流しました。ですが、湧谷山の登山道ってこんなにヤブ化してるんですか。冬しか来たことないから知りませんでした^^;
結局、登山道でもヤマダニの猛襲は続きました。これほどまでの数のヤマダニに取付かれたのは初めてです。
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4/29 10:30
結局、登山道でもヤマダニの猛襲は続きました。これほどまでの数のヤマダニに取付かれたのは初めてです。
もはや早く下山したい気分ですが、とりあえず山頂は踏んでおきます。
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4/29 10:38
もはや早く下山したい気分ですが、とりあえず山頂は踏んでおきます。
湧谷山山頂です。無人でした。
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4/29 10:40
湧谷山山頂です。無人でした。
蕎麦粒山は木々の隙間から。これじゃあこの時期に登るハイカーはいないわけです。
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4/29 10:41
蕎麦粒山は木々の隙間から。これじゃあこの時期に登るハイカーはいないわけです。
すぐに下山開始。
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4/29 10:52
すぐに下山開始。
北側の谷間には残雪がありました。
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4/29 10:57
北側の谷間には残雪がありました。
山頂よりもここからの方がよく見えた蕎麦粒山・小蕎麦粒。
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4/29 11:01
山頂よりもここからの方がよく見えた蕎麦粒山・小蕎麦粒。
北東尾根の入口をスルーして。こんなところ戻るのはありえないので^^;
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4/29 11:05
北東尾根の入口をスルーして。こんなところ戻るのはありえないので^^;
丁子山へ向かいます。大きなものはないですが、いい感じのブナ林。
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4/29 11:17
丁子山へ向かいます。大きなものはないですが、いい感じのブナ林。
丁子山で小休止。ここではダニはついてきませんでした。
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4/29 11:20
丁子山で小休止。ここではダニはついてきませんでした。
雪のあるときには直滑降?で降りる丁子山からの尾根には、ジグザグに登山道がつけられていました。
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4/29 11:51
雪のあるときには直滑降?で降りる丁子山からの尾根には、ジグザグに登山道がつけられていました。
標高850mあたりで登山道が2つに分かれました。スキー場へ下るものと広瀬神社へ下るもの。写真を撮り忘れましたが、木の板の道標がありました。広瀬神社へ下る道を行きます。
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4/29 12:01
標高850mあたりで登山道が2つに分かれました。スキー場へ下るものと広瀬神社へ下るもの。写真を撮り忘れましたが、木の板の道標がありました。広瀬神社へ下る道を行きます。
しばらくでササは姿を消し、代わってリンドウやイカリソウなどの花が見られるようになりました。ダニからも開放されて、ようやくハイキングモードに。
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4/29 12:07
しばらくでササは姿を消し、代わってリンドウやイカリソウなどの花が見られるようになりました。ダニからも開放されて、ようやくハイキングモードに。
ピンクと緑。
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4/29 12:31
ピンクと緑。
まずまず明瞭な道が続いています。獣たちも大いに利用している様子。
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4/29 12:31
まずまず明瞭な道が続いています。獣たちも大いに利用している様子。
ところがだんだん道は不明瞭になり、獣道との区別がつかず。正規登山道がどちらの尾根につけられているのかわからず、駐車地から離れないように勝手に選んで下りました。
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4/29 12:50
ところがだんだん道は不明瞭になり、獣道との区別がつかず。正規登山道がどちらの尾根につけられているのかわからず、駐車地から離れないように勝手に選んで下りました。
ここでこの草付き斜面をトラバースして隣の尾根に乗り換えます。手つかずのワラビがもの凄い数でした。
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4/29 13:01
ここでこの草付き斜面をトラバースして隣の尾根に乗り換えます。手つかずのワラビがもの凄い数でした。
その尾根には道があり、最後は竹林を抜けて車道に着地。
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4/29 13:04
その尾根には道があり、最後は竹林を抜けて車道に着地。
この集落の畑の中のルーファイが一番難しかったです(笑)。
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4/29 13:17
この集落の畑の中のルーファイが一番難しかったです(笑)。
4年前のほぼ同じ時期に行きました。
翌年は残雪期でひじ谷〜湧谷を同じコースタイムで歩けました。
藪も薄くてダニも0で新緑で周回するのにいいかなと思ったんですが。
古い情報で申し訳ありません。
北濃方面で数か所笹をわけたんですがダニとは未遭遇、そこだけかも。
kuehikoさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
本当にヤブが濃かったのは1000m付近からの斜面状の急登箇所だけなんです。
ただダニが待ち構えていると思うと、薄い藪でもいつになく不快に感じたというのが実際の所です。
私も前日は根尾でササを分けましたが、一日を通してほんの数匹見ただけでした。やはり湧谷山だけだったのでしょうか。なにかしら条件があるのでしょうね。
それがなかったら、おっしゃる通り新緑で周回するにはいいルートでした。
hermit-crabさん こんにちは〜
湧谷山のバリはこのルートだったんですね
私も積雪期に行ってみたいと思っていましたがまさかこの時期に行かれるとはさすがhermit-crabさん 結構な藪でしかもダニがそんなに!? 藪漕ぎだけでも大変なのに数十匹のダニとの格闘もたまりませんね
「湧くダニ山」ウケましたwww
やっぱり私は積雪期にチャレンジしてみようと思います
blackさん、こんにちは。
このルートはこの連休の宿題だったんですよ
blackさんが1月に貝月山に登られた同じ日に、このルートにチャレンジして玉砕KOされてます
今回の尾根から取付いて、且つ25インチのシューを使ってたら…と後悔しても後の祭り。
で、種目を変えてヤブでの再挑戦となりました
いや、ヤブコギだけならそんなでもなかったですよ。新緑もすごく良かったし。まさかフェアーな挑戦者に対して湧谷山があんな凶器攻撃してくるなんて
これで私も次はフッカフカ雪の時に再訪してみたいと思っています
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