日光白根山
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- GPS
- 07:36
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,120m
- 下り
- 1,120m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 7:36
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は20台くらいの収容スペースで朝は既駐車5台、帰りは15台程度だった、トイレはなく、隣の国道沿いの茶屋を利用することになろう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
菅沼新道は想像以上に良好で、よく踏まれており歩き易い。 白根山への登りは頂上付近に岩場があるが危険な箇所はない。避難小屋へは急なガレ場がある。ここから前白根、五色山のルートはなだらかな稜線歩きが楽しめるが、霧発生時は方向感を失うかもしれない。金精山で亀裂あり危険との標識がある。 菅沼登山口には登山ポストはないので事前提出か丸沼高原のポストを利用したい。 |
写真
感想
展望のよい北関東二名山を巡る山旅、第二弾は日光白根山。
実は4年前に悪天候のため頂上をバイパスした経緯があり、今回が再挑戦となる。前回は日光湯元から丸沼高原へのルートだったが、今回は菅沼から五色沼周回コースをとった。
丸沼高原ペンション村に泊まり、朝、車で菅沼に向かう。
登山道入口付近の林は白く染まり、道も凍ってカチカチ状態。ダケカンバからシラビソの森に変わるころ山道も勾配が急になってくる。山道の両サイドは多数の長い霜柱が立ち美しい。
やがて山道が平坦になり弥陀ヶ池に到着する。池には氷が張っている。そして目の前に大きな白根山が。風もなく快晴で期待感が高まる。ここから300mの直登も元気がでる。ガレ場から岩場に変わりピークに達するが、頂上はもう一つ先だ。丸沼、菅沼がすぐ近くに見える。少し下って登り返し頂上に立つと、まさに遮る物のない360度の大展望。
燧ケ岳と至仏山、そして男体山と中禅寺湖がすぐ目の前だ。昨日行った赤城も随分低いところに見える。そして富士山から八ヶ岳、南アルプス、さらに北アの槍・穂高もクッキリ見える。その北側の頚城山塊や上越の山々は雪で白く輝いている。これほどの大展望はちょっと記憶にないほどだ。白根山は関東以北の最高峰の意味が分かる。
頂上で出会った同好の志とあの山は、この山はと言っているうちにあっという間に30分以上経過。山頂の寒暖計は2℃。長居をするとさすがに寒い。ロープウェイ駅からの登山者の声も聞こえてきた。やっと重い腰を上げ下山にかかる。
避難小屋へはガレ場の急斜面。ここから前白根山間は前回通った道だが、印象はまるで違う。今回は気持ちのよい稜線漫歩といえよう。前白根の先の鞍部でこのコースのビューポイントである白根山+五色沼を眺めてから昼食をとる。
五色山付近で外人さんグループから日本語で声をかけられる。彼らの軽装、薄着に妙に関心する。五色山を過ぎ笹尾根を行く。名残惜しいが、そろそろ展望の山ともお別れ。
この後、弥陀ヶ池に戻り、菅沼まで朝来た道を下った。菅沼は朝の冬模様から一変し登山口や茶屋は賑わっていた。
今回の山旅は白根山で最高の展望に出会え、前日の赤城の外しは吹き飛んだ。やはり山は天気が一番、を痛感した次第だ。
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