ヤビツ峠〜塔の岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳〜檜洞丸〜西丹沢
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 2,152m
- 下り
- 2,383m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 6:10
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:10
天候 | Day 1 晴れ Day 2 曇りときどき晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り:西丹沢自然教室BT -(バス)- 中川BS(ぶなの湯)→新松田BT |
その他周辺情報 | 護摩屋敷の水は煮沸しての利用をすすめていました 温泉は中川温泉ぶなの湯(中川BS) |
写真
感想
経験値を積んでいづれ蛭ヶ岳から檜洞丸を歩きたいと思っていました。暑くなく雪もなくヒルもなく、いつがベストか知らぬまま行きました。塔ノ岳周辺から檜洞丸まであちこちで桜が満開で、GWごろがベストかも、と今は思っています。
Day 0
前日は友人たちと金時山ハイキングで、日帰りで自宅まで帰ってしまうのはもったいない、ということで小田原で食事後に友人とは分かれ、駅前に宿泊しました。
Day1
タクシーで護摩屋敷の水場まで送ってもらいました。水を汲んで、トイレも行って、出発です。雲一つない快晴といってよいでしょう。二ノ塔までに汗だくになってしまいました。おにぎりを一つ食べて、三ノ塔へ。富士山はもちろん、これから向かう道も丹沢の山々もバッチリみえます。反対側には大山が。前回12月は霧で何も見えなかったので、このルートをリベンジに選んでよかった。ウキウキで歩いていたのですが調子に乗ったのか運動不足か、行者ケ岳に着くころにはバテ始めてました。行者ケ岳の後のくさり場の麓にイワカガミの群れがありました。残念ながら少し遠くて良く見えません。usaruが熱心に望遠で撮影する間、私は涼風に吹かれながら休憩です。新大日への登りは本当に辛かった…疲労が勝って久々にランチが辛かった。無理にでも押し込まないと歩けなくなる…そんな苦痛ランチ。いつもなら軽く感じるザックがより重くなって、塔ノ岳までの道のりも満開の桜がなければもっとつらかったはず。なので40分しか歩いてないのに塔ノ岳でコーヒーブレイクしちゃいました。富士山はカゲロウ状態でしたが、寒くない快適な塔ノ岳は初でした(いつもとても寒い)。コーヒーで疲労が癒されたのか、大好きな塔ノ岳〜丹沢山の尾根は満開の桜に足止めされながらも良いペースで歩けました。カフェイン最高。みやま山荘でチェックインして荷物整理等した後は、日向ぼっこしながらビール片手にダラダラと至福のひとときを過ごしました。鳥のさえずりと、そよかぜと、満開の桜。贅沢だ。
今日のみやま山荘は少し空きがあり、ひとりに布団1枚ちゃんとありました。
Day2
いつものことですが誰よりも長く布団にくるまっている私。ほぼ全員が朝日を見に出ているのも知らずに布団で寝続ける。これもいつものことですが、のちのちusaruに写真を見せつけられて後悔する。でも基本、布団>>朝日。
まずは大好きな展望の尾根歩き。桜〜!富士山〜!桜〜!鳥〜!丹沢の山々〜!富士山〜!桜〜!と歩くうちに蛭ヶ岳到着。いよいよ今回のハイライト蛭ヶ岳〜檜洞丸です。木の階段を下って下って、ザレた急坂を下って下って、クサリはあってもそこまでの勾配はないので用途に苦慮しながら、どうにか降りました。私が期待していたのは展望の尾根あるき…なのに展望はあまりない。繰り返されるアップダウンに余裕がない。地図が古いのか神ノ川乗越の水場も見当たらない。目の前にそびえる檜洞丸と、振り返って見える蛭ヶ岳と、鳥のさえずりに励まされながら、下っては登り、登っては下り。昨日の疲れが取れきってなくて、大腿筋はいつでも攣る準備ができている状態。特に登りは丁寧にペースを落として歩いたおかげで最後の檜洞丸の登り返しもバテずに歩けました。檜洞丸山頂は冷たい風がびゅーびゅーふいていて寒かった。ダウンジャケット持ってきて正解でした。無敵。お昼ご飯と珈琲で少しゆっくりして下山に向かいます。これまた木道、木道、木の階段、木のはしご、木の階段の繰り返し…で約1km。人気の登山道は消耗が激しいので丁寧な整備には様々な優しさを感じますが、これは山登りなんだろうか…?と思ってしまうのも事実。まだ満開には至らないまでもツツジの花を楽しみながらゴーラ沢出合いへ。沢の水は冷たくてとても気持ちよかった。ここから先は登山口までのんびりした森林あるきで、終了。
ぶなの湯で汗と汚れをさっぱり流して、車中(実際にはホームで待っているところから開始)で小宴会をもちつつ帰宅。
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