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Yamareco

記録ID: 1455898
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

西穂高岳から西穂高沢滑走(岳沢小屋経由)プラスα

2018年05月05日(土) ~ 2018年05月06日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
31:24
距離
15.8km
登り
2,117m
下り
2,112m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:36
休憩
4:26
合計
9:02
6:29
6:30
13
7:16
7:19
107
9:06
12:24
33
12:57
13:24
6
13:30
13:48
70
14:58
15:17
10
天狗沢中部(2470m)
15:27
2日目
山行
6:20
休憩
1:18
合計
7:38
6:11
49
7:00
7:08
144
西穂高沢取り付き(2050m)
9:32
9:42
17
シール登高終了(2690m)
9:59
10:12
8
2峰枝沢分岐(2790m)
10:20
10:27
13
2峰—3峰コル(2820m)
10:40
10:48
19
11:07
11:21
57
2峰—3峰コル(2820m)
12:18
12:30
31
登山道合流点(1980m)
13:01
13:03
22
13:25
13:28
14
13:42
13:42
6
13:49
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
行きは沢渡で乗合のジャンボタクシーに上手く相乗りできました
帰りは相乗りできそうな人が見当たらなかったのでバス利用
コース状況/
危険箇所等
西穂高沢は5〜30cm程度の新雪でスラフ多発、稜線直下の枝沢で落石を含む小規模の雪崩あり
河童橋を板担いで渡る
2018年05月05日 06:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/5 6:30
河童橋を板担いで渡る
木道に冠雪
2018年05月05日 06:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/5 6:40
木道に冠雪
雪があるとらしく見える
2018年05月05日 07:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/5 7:04
雪があるとらしく見える
ちょっと天気よくなってきたかな
2018年05月05日 07:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/5 7:10
ちょっと天気よくなってきたかな
そろそろシールで行こうと思えば行けるかも
2018年05月05日 07:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/5 7:21
そろそろシールで行こうと思えば行けるかも
晴れたり
2018年05月05日 08:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/5 8:10
晴れたり
また曇ったり
2018年05月05日 08:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/5 8:38
また曇ったり
あ、もう岳沢小屋
2018年05月05日 09:03撮影 by  NEX-5R, SONY
1
5/5 9:03
あ、もう岳沢小屋
小屋で一休みしてから昼食
2018年05月05日 12:03撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2
5/5 12:03
小屋で一休みしてから昼食
ちょっと小手調べに登ってみる
2018年05月05日 12:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/5 12:26
ちょっと小手調べに登ってみる
前穂高沢(扇沢?)を登る
2018年05月05日 12:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/5 12:30
前穂高沢(扇沢?)を登る
天気もどんどんよくなってる
2018年05月05日 12:40撮影 by  NEX-5R, SONY
3
5/5 12:40
天気もどんどんよくなってる
南稜取り付き付近から滑降
2018年05月05日 13:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/5 13:05
南稜取り付き付近から滑降
乗鞍めがけて滑り込む
2018年05月05日 13:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7
5/5 13:19
乗鞍めがけて滑り込む
らしく見える
2018年05月05日 13:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7
5/5 13:27
らしく見える
あっという間に岳沢小屋へ帰還
2018年05月05日 13:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/5 13:31
あっという間に岳沢小屋へ帰還
今度は天狗沢へ
2018年05月05日 13:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/5 13:52
今度は天狗沢へ
バックは常念山脈
2018年05月05日 14:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6
5/5 14:08
バックは常念山脈
暑い
2018年05月05日 14:17撮影 by  iPhone 7, Apple
3
5/5 14:17
暑い
2470m付近? まで登って今日はもうおなかいっぱい
2018年05月05日 14:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/5 14:58
2470m付近? まで登って今日はもうおなかいっぱい
行くでよ
2018年05月05日 15:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/5 15:14
行くでよ
前穂に向かって滑り込む
2018年05月05日 15:15撮影 by  iPhone 7, Apple
4
5/5 15:15
前穂に向かって滑り込む
今度は天狗岩を背にして
2018年05月05日 15:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/5 15:16
今度は天狗岩を背にして
落ちすぎると薮
2018年05月05日 15:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/5 15:17
落ちすぎると薮
続く
2018年05月05日 15:18撮影 by  iPhone 7, Apple
3
5/5 15:18
続く
デブリランドも軽くかわす(ように見える)
2018年05月05日 15:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/5 15:19
デブリランドも軽くかわす(ように見える)
貸切斜面でした
2018年05月05日 15:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/5 15:19
貸切斜面でした
岳沢小屋に戻ってごはん
2018年05月05日 16:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5
5/5 16:58
岳沢小屋に戻ってごはん
翌朝。メインイベントの西穂高沢へ
2018年05月06日 06:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/6 6:10
翌朝。メインイベントの西穂高沢へ
天気は上々
2018年05月06日 06:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/6 6:10
天気は上々
薮を突破したりしつつ取り付きへ
2018年05月06日 07:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/6 7:23
薮を突破したりしつつ取り付きへ
目標は遥か彼方
2018年05月06日 07:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/6 7:23
目標は遥か彼方
2018年05月06日 07:53撮影 by  NEX-5R, SONY
2
5/6 7:53
バックは前穂と明神
2018年05月06日 08:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/6 8:07
バックは前穂と明神
2700m付近でシール登高は限界、板担いでアイゼンで登る
2018年05月06日 09:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5
5/6 9:20
2700m付近でシール登高は限界、板担いでアイゼンで登る
2峰の直下で一休みしていると先行パーティがコンテで降りていった
2018年05月06日 10:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/6 10:08
2峰の直下で一休みしていると先行パーティがコンテで降りていった
稜線についた!
2018年05月06日 10:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/6 10:21
稜線についた!
アプローチシューズに履き替えて、余計な荷物は全て2峰と3峰のコルにデポ
2018年05月06日 10:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/6 10:27
アプローチシューズに履き替えて、余計な荷物は全て2峰と3峰のコルにデポ
飛騨側の景色をしばし堪能
2018年05月06日 10:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/6 10:27
飛騨側の景色をしばし堪能
稜線はほとんど雪なし、アイゼンもチェーンスパイクも不要
2018年05月06日 10:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/6 10:31
稜線はほとんど雪なし、アイゼンもチェーンスパイクも不要
コルから10分ちょいで登頂
2018年05月06日 10:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/6 10:40
コルから10分ちょいで登頂
先週登った白山をバックに
2018年05月06日 10:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8
5/6 10:43
先週登った白山をバックに
雪がないので下山もさくさく
2018年05月06日 10:59撮影 by  NEX-5R, SONY
5/6 10:59
雪がないので下山もさくさく
コルまで戻って滑走開始
2018年05月06日 11:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/6 11:22
コルまで戻って滑走開始
気温上昇で新雪は重くなっているがなんとか滑る
2018年05月06日 11:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/6 11:22
気温上昇で新雪は重くなっているがなんとか滑る
急斜面を何とかクリア、この下はデブリランドが広がり滑りたい放題(?)
以下雪崩に警戒しながら滑走のため撮影は省略
2018年05月06日 11:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/6 11:31
急斜面を何とかクリア、この下はデブリランドが広がり滑りたい放題(?)
以下雪崩に警戒しながら滑走のため撮影は省略
薮の手前まで降りてきた
2018年05月06日 11:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/6 11:46
薮の手前まで降りてきた
少し登り返して薮が薄い所を突破
2018年05月06日 11:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/6 11:57
少し登り返して薮が薄い所を突破
薮は数回越える
2018年05月06日 12:04撮影 by  NEX-5R, SONY
5/6 12:04
薮は数回越える
ガレ場を越えるとまた薮
2018年05月06日 12:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/6 12:16
ガレ場を越えるとまた薮
滑走終了点から20分ほど歩いて無事登山道へ合流
ここからはアプローチシューズで下山
2018年05月06日 12:21撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
1
5/6 12:21
滑走終了点から20分ほど歩いて無事登山道へ合流
ここからはアプローチシューズで下山
上高地にもう雪はなく、場違い感満載
2018年05月06日 13:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/6 13:28
上高地にもう雪はなく、場違い感満載

感想

連休最後の目標は飛騨沢からの槍ヶ岳でしたが天候悪化の予報で中止、代替ルートを色々考えましたが爆風の影響をあまり受けないであろう岳沢小屋から西穂高沢経由で西穂高岳へ行くことに。

沢渡から乗合タクシーで上高地へ行くと思いのほか雪は多かったようで、木道は冠雪していました。登山道も雪は多くアプローチシューズで登るのが厳しくなり途中から兼用靴に履き替えて、3時間ほどで岳沢小屋へ到着。

一休みしてカレーを食べたりしている間に天候は回復してきました。予想通り風は大したことがないので前穂高沢と天狗沢をそれぞれ途中まで登って滑走してみました。朝のうちはパウダーっぽい雪だったようですが、午後からの気温急上昇で一気に重くなってしまったようで、足を取られながらの滑走でした。それでも縦溝やデブリはほぼ埋まっていたので、それなりに楽しめました。

翌日はいよいよ西穂高沢へ。取り付きまで行く途中が雪が何度も途切れていて、苦労させられました。沢に入るとひたすらシールで(ボードのsatomikoはツボ足で)登ります。単調な登りでラッセルもありうんざりしてきます。途中、気温が上がってきてスラフが落ちるようになってきました。また2峰の右手の枝沢では小規模な雪崩と落石が発生していました。何とか3時間と少しで800mを登って、2峰と3峰の間のコルに出ることができました。

コルでアプローチシューズに履き替え、荷物は全てデポして山頂へ。夏道の雪はほとんど消えていてアイゼンは不要でした。山頂からは白山や南アルプス、富士山も見ることができました。

途中から一緒に登ってきた方に写真を撮ってもらい、コルまで戻ってきたらいよいよ滑走です。satomikoは少しビビリが入っていましたが何とか上部の急斜面をクリア。その先は滑りやすい斜面になりますがデブリは多く新雪も重いので楽とまでは言えません。2人とも何回か足を取られて転びつつも取り付きまで滑ってこれました。
その先は薮が岩が見えているので、また板を担いで岳沢をトラバース。20分ほど歩いて登山道へ合流。ちょうど岳沢小屋のスタッフの方が下山してきた所に出くわし「楽しかったでしょう」と声をかけられました。

あとは下山するだけですがGWも終わりのためか、すれ違った人はほぼ全員外国人のハイカー、英露仏独語が飛び交う中をさくさく降りて上高地へ。途中でドイツ人のグループに「どこを滑ったの?」などと質問を受けながら、スキースノボを担いで歩くと場違い感満載のバスターミナルまで戻りました。

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コメント

またお会いした、、かも?
OECさん、こんにちは。
滑走楽しそうな記録を拝見しました。
5日の朝、僕らは3人で7番標識から明神に入ったのですが、もしかしたら岳沢方面の登山道で抜いたり抜かれたりしたのがOECさんパーティだったかもしれません。
そのときは気づかず、バッカンいいなーくらいしか思ってませんでした。。海沢に続いてニアミスでしたが、またどこかでお会いすると信じています笑
2018/5/7 9:08
Re: またお会いした、、かも?
ffff-ttttさん

なんと!またニアミスですか…
確かに7番標識付近でパーティ見かけた記憶はありますが…こちらも気付きませんでした。
天狗沢や西穂高沢を滑りながら、「あっちは何人くらい登ってるんだろう」と思って何回も明神や前穂を見ていました。

またどこかでお会いしましょう!
2018/5/7 23:36
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
奥穂高岳南稜(重太郎新道から下山)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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