西穂高岳から西穂高沢滑走(岳沢小屋経由)プラスα


- GPS
- 31:24
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 2,117m
- 下り
- 2,112m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 4:26
- 合計
- 9:02
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 7:38
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
帰りは相乗りできそうな人が見当たらなかったのでバス利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂高沢は5〜30cm程度の新雪でスラフ多発、稜線直下の枝沢で落石を含む小規模の雪崩あり |
写真
感想
連休最後の目標は飛騨沢からの槍ヶ岳でしたが天候悪化の予報で中止、代替ルートを色々考えましたが爆風の影響をあまり受けないであろう岳沢小屋から西穂高沢経由で西穂高岳へ行くことに。
沢渡から乗合タクシーで上高地へ行くと思いのほか雪は多かったようで、木道は冠雪していました。登山道も雪は多くアプローチシューズで登るのが厳しくなり途中から兼用靴に履き替えて、3時間ほどで岳沢小屋へ到着。
一休みしてカレーを食べたりしている間に天候は回復してきました。予想通り風は大したことがないので前穂高沢と天狗沢をそれぞれ途中まで登って滑走してみました。朝のうちはパウダーっぽい雪だったようですが、午後からの気温急上昇で一気に重くなってしまったようで、足を取られながらの滑走でした。それでも縦溝やデブリはほぼ埋まっていたので、それなりに楽しめました。
翌日はいよいよ西穂高沢へ。取り付きまで行く途中が雪が何度も途切れていて、苦労させられました。沢に入るとひたすらシールで(ボードのsatomikoはツボ足で)登ります。単調な登りでラッセルもありうんざりしてきます。途中、気温が上がってきてスラフが落ちるようになってきました。また2峰の右手の枝沢では小規模な雪崩と落石が発生していました。何とか3時間と少しで800mを登って、2峰と3峰の間のコルに出ることができました。
コルでアプローチシューズに履き替え、荷物は全てデポして山頂へ。夏道の雪はほとんど消えていてアイゼンは不要でした。山頂からは白山や南アルプス、富士山も見ることができました。
途中から一緒に登ってきた方に写真を撮ってもらい、コルまで戻ってきたらいよいよ滑走です。satomikoは少しビビリが入っていましたが何とか上部の急斜面をクリア。その先は滑りやすい斜面になりますがデブリは多く新雪も重いので楽とまでは言えません。2人とも何回か足を取られて転びつつも取り付きまで滑ってこれました。
その先は薮が岩が見えているので、また板を担いで岳沢をトラバース。20分ほど歩いて登山道へ合流。ちょうど岳沢小屋のスタッフの方が下山してきた所に出くわし「楽しかったでしょう」と声をかけられました。
あとは下山するだけですがGWも終わりのためか、すれ違った人はほぼ全員外国人のハイカー、英露仏独語が飛び交う中をさくさく降りて上高地へ。途中でドイツ人のグループに「どこを滑ったの?」などと質問を受けながら、スキースノボを担いで歩くと場違い感満載のバスターミナルまで戻りました。
OECさん、こんにちは。
滑走楽しそうな記録を拝見しました。
5日の朝、僕らは3人で7番標識から明神に入ったのですが、もしかしたら岳沢方面の登山道で抜いたり抜かれたりしたのがOECさんパーティだったかもしれません。
そのときは気づかず、バッカンいいなーくらいしか思ってませんでした。。海沢に続いてニアミスでしたが、またどこかでお会いすると信じています笑
ffff-ttttさん
なんと!またニアミスですか…
確かに7番標識付近でパーティ見かけた記憶はありますが…こちらも気付きませんでした。
天狗沢や西穂高沢を滑りながら、「あっちは何人くらい登ってるんだろう」と思って何回も明神や前穂を見ていました。
またどこかでお会いしましょう!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する