五竜岳: GW最後に残雪の山に登る。
- GPS
- 28:40
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,694m
- 下り
- 1,798m
コースタイム
- 山行
- 3:08
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 3:23
天候 | 晴れ、ただし5日はとんでもない強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最後の雪壁とかいくつかあると思うが、白岳のトラバースをどうするかの判断が一番のポイントだと思う。崩れそうな予兆を察知し、白岳を登るかどうかを判断でき、ルートを的確に理解しているかがポイントになる。 |
写真
感想
残雪の五竜岳へ。ソロ。
GW最後のお休み、5-6日で、少しテクニカルなお山に行きたくなったので、五竜に行くことに。今年は雪が少ないので、後立山連峰がベスト。ただし、鹿島槍だとちと難しすぎる。
おまけに、山岳会のお仲間は体調不良やお仕事、山スキーで忙しく、一人ぼっちの山行となったのでした。
5日: お天気なれど、ものすごい風。瞬間最大風速、30m以上あったんじゃないだろうか?下山する人に、山頂の様子を伺うも、ほぼ全員が強風とラッセルで途中で戻ってきているとのこと。3-4日には猛吹雪で新雪も積もっている。
とにかく、風が強く西遠見山の山頂で吹き飛ばされそうになる。耐風姿勢を取るが、風が吹き続け、耳が凍傷になりそうになったので、今日は、西遠見山の下で早めのテン泊をすることに。ビールで五竜と鹿島槍に乾杯。のんびり暴風の要塞を作るも、とんでもない強風で、夜中中テントは揺れたまま。倒壊するかなぁと思うも、防風癖のおかげで快眠なのでした。
6日: 起床5:30。思いっきり寝坊して、五竜・鹿島槍のモルゲンは見過ごすが、それでも朝焼けに映える両山は美しい。風が強かったら、まったりして帰ろうと思ったけど、風も凪いでしまったので、五竜山頂を目指す。
白岳は雪崩が怖いので、直登を考えたが、朝早く雪がしまっていたのでトラバースする。五竜後夜に到着するが、核心部はこれから。トラバースと雪壁を乗越えて五竜に向かわねばならない。
トラバースは雪が吹き飛んでいたので、ほとんど岩場だったが、岩のアイゼン登下降のほうが、どちらかといえばいやらしい。しかも部分的に雪と氷と岩。新雪の下に岩があるとバランスを崩しやすい。しかし、トラバースは問題はあまりない。
雪壁は、写真や本で見るより厳し目と思ったほうがよい。登りは良いが、下りは緊張する。
帰りは、白岳トラバース上部の雪が緩み、雪玉や石が落ちてくるような状況だったので、白岳経由で下山する。白岳からの景色は素晴らしいので、帰りはこっちを通ったほうが良いのではないかな??
テン場に戻り、撤収する。
今日の本当の核心部は、中遠見山と小遠見山の登り返しであるとその後気付かされた。
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