記録ID: 1457608
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
両神山 赤岩尾根-八丁尾根-狩倉尾根周回 トリプル岩稜ぐるりっぷ
2018年05月05日(土) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 11:40
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,661m
- 下り
- 1,666m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 11:41
距離 13.0km
登り 1,669m
下り 1,666m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<赤岩尾根> 一般ルートでは有りませんがそれなりに踏まれています。数年前に登った時から状況が変化している所が有りました。 P1583前衛峰は左にロープが有りますが、ペツルが整備され信頼性アップ。でもロープを使うより正面を直登する方が登り易いかも。 P1583は南側から登りますが以前有ったロープは無くなっていました。P3手前のチムニーも以前はロープが有った気がしますが無くなっていました。P1の岩尾根は登ってみてやはり一番気持ちが良いです。 <八丁尾根> 一般ルートで鎖が整備されています。八丁尾根を鎖に触らず往復できるくらいなら赤岩尾根も楽しめると思います。 時期や時間帯によって混雑するので、トリプル岩稜を繋いで歩く場合は、この辺りでのすれ違いや追い抜きに掛かる時間を考えて置くと良いと思います。 <狩倉尾根> 一般ルートではありません。赤岩尾根より踏み跡は薄く、ってか殆ど判らない所もざらに有ります。 特に降りで使う為、藪に阻まれ先が見通せない岩稜のルーファイや微妙な方向差で開く支尾根等、動物的なカンが必要な所も有ります。ルーファイで右往左往して日が暮れる危険を考慮しましょう。 岩稜の登下降は難易度的に赤岩尾根と大きく変わりませんが、ザレザレの急斜面やマイナールート故の浮石、枯れ枝等、難しいと言うより悪いという印象が強烈です。あと藪がウザイ所も多々有り、半袖で突撃すると腕が傷だらけになります。 横八丁P1683の先と、P1435アンテナピークからの降りの岩尾根の2箇所は懸垂下降しました。 |
写真
感想
初めて両神山に登ったのは何年前だったか、日向大谷から登った後は自然と岩場の有るルートへ向かうようになり、八丁尾根から始まり赤岩尾根でドキドキして、行ける両神山のバリエーションを増やして行くうちに、赤岩尾根、八丁尾根、狩倉尾根を繋いで見たい。そんな事を思うようになりました。
今までに赤岩尾根と八丁尾根は繋いで歩いた事が有るのですが、狩倉尾根の下降が一番のハイライトになると思ったので、去年の秋にピストンをして実際のコースタイムを取り、ルーファイや懸垂下降ポイントをチェックする等の準備を行いました。
そして今回、3つの尾根のコースタイムを合計し計画を立てて見たところ、日の長い時期なら余裕を持って行けそうな感触を得てのチャレンジとなりました。
実際に歩いてみると、前半は通過予想時間から1時間ほど前倒しで進行し、後半は大体同じ位の通過時間となりました。疲れの要素も有りますが、やはり狩倉尾根の下降に神経を使いました。難しいんじゃなくて悪いってヤツです。あと藪がウザかったり刺さって痛かったり。
地味〜な藪岩尾根を黙々と歩くという物好きルートですが、ともかくやり終える事が出来て、素直に嬉しいです。
両神山で鍛えられた藪岩のアレコレを総動員する山行となり、心地よい疲れと満足感を感じた一日でした。
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タフやのぅ。ウチには体力的に無理じゃぁ
赤岩のチムニーのロープはちょいちょい付けられては撤去されて繰り返されてるって聞くよー。まぁ基本自力で歩ける人向けのルートだから問題ないんだろうけど
狭いし登ってると後ろに引っ張られるからあると楽なのは間違いない。
昔に比べて、赤岩尾根は全体的に踏み跡が濃くなった気がするけど、逆に狩倉尾根はますます荒廃、ってか藪が育って来たように思えるわ。もっと皆さん歩いて踏み跡濃くして欲しい。
P3前のチムニーは判らなければ右から巻いて通り過ぎちゃうから、ロープが無い方が登山者には気付かれずに寧ろ安全なのかもしれないとも思える。
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