黒川鶏冠山
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- GPS
- 08:15
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,250m
- 下り
- 1,247m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
R411から三条新橋の入り口は案内看板がありません。 行き過ぎるとUターンする場所まで結構走る上に、戻ってきたら鋭角で右折では入れず、通りすぎてまたUターン。 面倒くさいので入り口は見落とさないほうがいいですね。 |
写真
感想
三条新橋を起点に黒川鶏冠山を歩いて来ました。
山梨市には同じ標記の標高2,177mの鶏冠山(読みは”とさかやま”)があり、それと区別するためかこちらは”けいかんざん”と読み、黒川鶏冠山(くろかわけいかんざん)とも言います。
山容が鶏の”とさか”に見えるということでしょうね。
武田氏の時代には黒川金山があり良質の金が産出されたそうです。その遺構を見られるルートは残念ながら通行止めになっていました。
今日のお目当ては当然紅葉狩りですが、もう一つ”オノオレカンバ”なる珍しい樹を見ること。
オノオレカンバ。斧も折れるほど堅いということなのでしょうか?
オレカンバは、標高500M以上の山肌に根を張り、1ミリ幹が太くなるのに3年かかるという非常に堅い木です。この堅さゆえ、斧折れ(おのおれ)の名があります。
オノオレカンバは、自然林の中でも数が少なく、また成長が遅いため、植林もほとんどされず、貴重な木の一つとされています。
昔は馬そりなどに。今日では、珠算玉や楽器(木琴)などに用いられています。
ということらしい。
で、登りはこの樹を見るために登山道は通らず(毎度のことで)、駐車場のすぐ前の
尾根に取り付きます。
最初に崩落防止のコンクリートが施工された斜面を登ってみましたが、急すぎて断念。とりあえず登山道に入ってみれば、すぐにココかと解る踏跡がありました。
尾根に乗れば左から朝日が差し込み、盛りの紅葉が輝きを増します。登り出しからご機嫌な私。
オノオレカンバはすぐに姿を見せてくれました。へー。やっぱり見たことない。強烈な個性。樹皮に触って、めくって食べたい衝動。瓦せんべいみたい。
1507峰からの下りは、地形図からイメージ出来ない急斜面の岩場。奥多摩のウトウの頭を思い出しました。
登山道に出合ってからは紅葉の中の歩きやすい道になります。
この頃から雲が多くなり、薄暗くなって来ました。天気予報では、雨の降り出しは今日の夜からだと。たのむわ。
鶏冠山への登りは険しく慎重に進みます。大菩薩嶺の右に富士山の景色を見てしばし休憩。
ついでに、黒川山から見晴台へ。ここからは北面の眺望が良く、甲武信ケ岳や八ヶ岳が見えます。
さーどおしよう。
いちどは、横手山峠〜六本木峠〜丸川峠を目指すべく進んでみましたが、時間が中途半端と言うかこのルートには遅いし、このまま下るには早すぎる。
で、日も短いことだし、帰ろ。下段の巻き道をユックリ帰りましょう。これが当たりで、紅葉黄葉のオンパレードでした。
ランチ場所を探してるうちに、どんどん進んでしまい朝の1507から下った所まで来てしまいました。ココで1時間ほどユックリしたあと、下山です。
黒川金山跡を循環するルートを通りたかったのですが通行止めでした。
水源巡視路を下り一旦黒川谷に降りて、対岸に渡ってから登り返してしばらく進んだ後で一気に下ります。
最後は橋が崩落した所を飛び石を渡って林道へ。
オノオレカンバに出合い、紅葉黄葉を堪能した山行でした。
今日も無事でナニより。
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