天城山シャクナゲコース(万二郎岳・万三郎岳)〜シャクナゲは残念〜
- GPS
- 05:08
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 691m
- 下り
- 696m
コースタイム
天候 | 濃霧、小雨、低温、晴れ、強風・・・変わりやすい山の天気を満喫 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ棟があり靴洗い場も設けられています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に道標は多いです。 が、万三郎岳下分岐点から四辻へ至るルートは一部登山道が不明瞭で 濃霧の中一人で歩くような状況だと怖いかも。 紙の地図とGPSとを照らし合わせるなどして現在地の確認をまめに行った 方がよいでしょう。 また雨で土砂が流出し、階段の木とボルトだけが不安定に取り残されている ところ多数。雨の中、雨の後は全行程を通じて滑りやすいので注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 登山バッジは天城高原ゴルフコースのクラブハウスフロントで2種類 販売しています。 クラブハウス入口で登山靴からスリッパに履き替えましょう。 |
写真
感想
万二郎岳・万三郎岳に登った=日本百名山「天城山」に登った、っていうのが
一般的な理解でしょう。
私はピークハントにはそれほど拘ってはいないけれど、万二郎、万三郎にはまだ
一度も登ったことが無く、取りこぼし感が強かったのも事実。
(水生地下駐車場から旧天城トンネル、天城峠を経て八丁池へ至るコースは
ブナとヒメシャラの原生林が大好きで何度も歩いている。)
いつか、どうせならシャクナゲの時期に登ろうと考えていて、今回やっと登る
機会に恵まれました。
久しぶりに一人の山を楽しむつもりでいたら娘が「私も行くから」と。
どうやら裏でママに一緒に歩いてこいと強く勧められたようです(^^)
アマギシャクナゲが見頃を迎えた時期なので駐車場が心配。でも伊豆半島の付け根
から伊豆への移動です、早朝なら1時間ちょっとで着く距離。6時に出発して
コンビニに寄りながらでも7時20分前に駐車場に着きました。
駐車場は8割強埋まっていたでしょうか。マイクロバスで来た団体さんも出発準備
をしていました。
しかし寒い。そして濃霧。初めての山でこの天気か・・帰りたいかも。
そんなふうにも思いましたが、何しろ登山者が多いので常に前後に誰か歩いて
いるだろう、とりあえず道迷いの心配はしなくても大丈夫かな。
後は、天気次第で無理をせずに引き返そう、そう決めて出発することに。
寒いので私は防寒用に合羽の上着を着、娘はかなりの寒がりなのでフリースの
上にダウンを羽織り、下は合羽のズボンをはき出発。
登山口→四辻→万二郎までは濃霧、強風、時折り雨がぱらつくような天気でした。
しかし娘の足取りは軽く、余裕で万二郎到着。
眺望もないし寒いのですぐに出発。ヤマツツジ、トウゴクミツバツツジが
奇麗で癒されます。
しかし期待していたアマギシャクナゲは不発。状態のいい花はほとんど
見かけませんでした。去年は大当たりの年だったようなので今年は裏年でしょうか。
万三郎岳に着くころになってようやく晴れてきました。山頂はなかなかの賑わい。
北側の木の隙間から遠くに富士山が見えました。
おにぎりを食べ先へ進みます。今回娘の調子が非常に良く、長い休憩を取りたがら
なかったのには驚かされました。
万三郎から先四辻へ向かうルートはところどころ登山道が不明瞭なところが
ありました。
今回最大の反省点ですが、一度道を間違いました。180度ターンして下って
行かなければならないところで、娘との会話に夢中になり過ぎたか真っすぐ進んで
しまって、あれ?道は??となり、近くを歩いていた方に「こっち」と教えて
頂きました。
あの方がいたので数メートルで引き返せましたが、いなかったら、また濃霧に
巻かれている状況だったら、と思うと怖い。
他には写真を載せましたがガレた沢を横切って進むところも、足元がどこからでも
先へ進んで行けそうな状態で、どこが正解か分かり難く、またその先のルートも
見つけにくかった。ここも暗かったり、ガスっていたりしたら・・
このように万三郎岳〜四辻間は現在地の把握をきちんとしながらでないと道迷いの
可能性は少なからずあると思います。
紙の登山地図と、軌跡を表示できるGPSとを照らし合わせながら歩くと安心。
娘と二人での登山、過去の記録を見たところまだ背負子に乗っていた2歳の
ときに金冠山でお手軽ハイキングをして以来です。
5時間かけてぐるっと歩きましたが、娘はずーっとしゃべりっぱなし。
目前に迫ってきている小学校の運動会の話と、最近WOWOWで37作一挙放送した
ドラえもんの道具の話を延々聞かされ(+_+)、登山終了時には私もちょっとした
ドラえもん通となっていました。
登山に関わらず今後娘と二人きりで何かするという機会は間違いなく減っていく
だろうな、そう思うと何とも貴重ですごく楽しい一日でした。
娘も楽しんでくれていたことと思います。
sun_clearさん、こんにちは!
濃霧の中ちょっぴりヒヤリとするような体験もされたようですが、背負子登山以来となる娘さんとの二人でじっくり過ごした時間は貴重だったのではないでしょうか?
5時間ずーっとしゃべりっぱなしだなんて・・・我が家は男子兄弟のみなので娘さんがいらっしゃった場合の感覚がピンとこないところもありますが、羨ましくも思います
シャクナゲは残念でしたが、いい思い出になりましたね^^
お疲れさまでした!
shoytomoさん、こんにちは。
帰ってきてから、もっと時間をかけて娘と歩いてくればよかったなあと急に思って
少しだけ寂しくなったりして。
歩いてるときは、もうドラえもんいいんじゃね?ってくらい山ん中に下界の生活
というかネタというか持ち込んでこられたのでときどき、もっとブナ見ようよ!
ヒメシャラ触ろうよ!と思ったりもしたんだけど(だからギンリョウソウ
見逃した・・)、小学校6年生というと一般的にはそろそろオヤジキライッ( ゚Д゚)
ってなる年齢なので、仲良くしてもらえるうちに(^_^;)これからもチャンスが
あれば二人登山したいです!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する