赤城山外輪周回【黒檜山・駒ケ岳・長七郎山・地蔵岳・鈴ケ岳・薬師岳】
- GPS
- 09:35
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,675m
- 下り
- 1,677m
コースタイム
黒檜山登山口(04:55)→猫岩(05:10)→黒檜山山頂(06:15)→黒檜大神石碑(06:20)→
大タルミ(06:40)→駒ケ岳山頂(06:50)→駒ケ岳登山口(07:25)→ビジターセンター(07:30)→
鳥居峠(07:40)→小地蔵岳山頂(08:15)→長七郎山(08:25)→小沼水門(08:45)→
八丁峠(08:55)→地蔵岳山頂(09:25)→鈴ケ岳登山口(10:00)→姥子峠(10:15)→
鍬柄山(10:40)→大ダオ(11:00)→鈴ケ岳山頂(11:20)→大沼・深山分岐(12:25)→
出張峠(13:20)→出張山(13:30)→薬師岳(13:50)→陣笠山(14:05)→
五輪峠(14:15)→黒檜山登山口(14:30)
合計:約09時間25分
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
赤城にどの山が赤城山の名に相応しいか探しに行ってきました。
通常、百名山では最高峰の黒檜山を称して赤城山と言っているがその他にも周りに楽しそうな山々があるので、のんびりと一日掛けて一通り周ってみることにしました。
行程は長いが登山ルートはかなりの数が存在するので、何かあってもエスケープができ安心です。
出発は登りの登山道らしい黒檜山登山口にしました。
この登山道は急坂ではありますが歩きやすい道で、一時間半ぐらいで黒檜山山頂にも着けるのでウォーミングアップにはうってつけです。
山頂はまだ日が昇ってきたばかりで実にいい気持ち。う〜ん今日は天気に恵まれそうな予感です。
前後に黒檜山と駒ケ岳を眺めつつ、朝焼けの素晴らしい景色の尾根づたいを歩きます。
駒ケ岳を過ぎ下山に向かう途中、木の階段と鉄の階段に出くわします。
しかし鉄の階段がクセモノ、階段板の前後の幅が狭く硬いソールの登山靴では滑りやすいのです。(危うく滑ってしりもちをつくところでした)
駒ケ岳登山口で車道にいったん出て鳥居峠へと向かいます。
鳥居峠駐車場の脇に小地蔵岳に向かう細い登り口があります。
小地蔵岳山頂はあまり見晴らしは良くない小高い丘のような感じです。
長七郎山に着くとあたり一面が開け目前には地蔵岳がそびえて圧巻です。
また周りの山々(黒檜山・駒ケ岳・荒山等)も全て見渡せ素晴らしい景色です。
長七郎山から小沼に下りましたが、小沼越しに見る黒檜山もまた格別。誰一人いない静かな名所です。
八丁峠から地蔵岳に向かう登りは、気の遠くなる程の長い木の階段です。
歩くこと約30分、NHK電波塔と国土交通省の気象施設が見えてきて地蔵岳の山頂に到着です。
山頂には石碑やお地蔵さんがあり神秘的な一面があるが、一方では電波塔等の近代施設があるせいか感情的にはとっても微妙です。
しかし眼下に見える大沼や赤城神社そして前にそびえる黒檜山はとっても素晴らしいです。(地蔵岳に登ったら北の方角を見て南の方角は見ないようにしましょう)
地蔵岳の西側より新坂平に下り白樺牧場の外れより、姥子峠・鍬柄峠経由鈴ケ岳へと向かいます。
鈴ケ岳登り口の大ダオからはかなりの急坂と岩場になります。今日一日の中で一番注意が必要な場所でもありました。(でもルートがしっかりしているので心配無用)
鈴ケ岳山頂は狭く眺望もあまり良くありません。既に4人の人が居り、後からさらに8人の人が来たので山頂はいっぱいになってしまいました。
もと来た道を戻り大ダオから「関東ふれあいの道」へと向かいます。
この道はあまり人気がないのか、踏み跡があまりない様に感じられました。しかし目印(テープ)が至る所にあるため迷うことはありません。
大沼・深山の分岐から出張峠に向かいます。
出張峠で出張山と大沼方面の分岐になりますので、天候が悪くなったり暗くなってきたらここでエスケープすればいいかもしれません。
出張峠より尾根づたいに五輪峠まで歩きます。
出張山・薬師岳・陣笠山は共に小高い山ほどで展望もあまり良くありません。
辛うじて陣笠山は広場的になっており眺望もできます。
五輪峠に来ると車道となります。ここから出発点の黒檜山登山口までは車道歩きとなりますので車に気を付けながらの約30分のクールダウンです。
PS.赤城山=黒檜山(百名山)というイメージが強くあるが、黒檜山以外にも素晴らしい山々が赤城にはあり、一つ一つが他の山々と調和して素晴らしいものとしていることがわかりました。またそこには山だけでなく大沼・小沼・覚満淵などが加わりさらに素晴らしいものとして感動を与えてくれました。
大沼を中心にいろいろな方角から美しい山々を見ることができ、天気にも恵まれ最高な一日でした。
しかしこの時季(紅葉も終わりだから?)の赤城山がこんなにも静かで、どこも人も少なくのんびりと山を独り占めできるとは思いませんでした。
結構この時季の天城山は穴場かもしれません。(病み付きになりそう〜)
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