廃村八丁
- GPS
- 07:30
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 902m
- 下り
- 900m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・駐車場-オリ谷菅原登山口付近の空き地 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト-なし ・道の状況 〈菅原〜オリ谷〜衣懸坂〉このコースは登山者が少ない。オリ谷は荒れているが沢沿いに歩けば問題なし。オリ谷から衣懸坂への尾根取付点が不明で判り難いが、一旦取り付けば踏み跡が残っている。 〈衣懸坂〜卒塔婆峠〉このコースは殆ど踏み跡も標示も少なく迷い易い。途中に廃村八丁の分岐P847を左折(西)する。このまま直進し再び卒塔婆峠の分岐P820(南西)に左折する。表示も踏み跡もないので間違いやすい。地図やGPSで確認すること。この分岐から最後の卒塔婆峠への分岐尾根が判別しにくいので要注意。 〈卒塔婆峠〜ババ谷〜廃村八丁〉標示もあり問題なし。 〈廃村八丁〜スモモ谷〜品谷峠〜品谷山〜ダンノ峠〜菅原〉 廃村八丁から品谷峠までは沢道を登るが明るく、岩がゴロゴロあるが問題なし。品谷峠から品谷山への尾根道は昨年の台風で影響で大きな倒木が道を塞いでいる。品谷山からダンノ峠の間にある佐々里峠の分岐点、ダンノ峠への分岐が不明瞭なので要注意。ダンノ峠から菅原までは問題なし。菅原登山口の周辺の荒れた沢の工事が終了し、2か所の沢の渡渉がなくなりました。 |
写真
感想
廃村八丁は京都市右京区の山奥にある、かつて八丁山と呼ばれた集落の跡地。昭和8年の大雪による被害を契機に住人は山を降り、昭和11年に廃村となった。
廃村八丁という、ノスタルジー(郷愁)を誘うような不思議な場所に初めて行ったのが5年前の12月、静かな雪のモノクロの世界でした。
2回目は去年の厳冬期の2月、1m以上の積雪に阻まれて廃村八丁迄行けず。途中の同志社大新心荘前でテント泊し撤退する。撤退したが雪山テントは楽しい思い出になりました。
今回は3度目、最近は人の入らない新ルートへの挑戦です。
オリ谷から衣懸坂〜卒塔婆峠〜廃村八丁〜品谷山〜ダンノ峠を経由して菅原に下山する周遊コースです。
大阪から約2時間、AM9時前に静かな菅原集落に到着する。
集落のオリ谷とホトケ谷分岐を左にとり、オリ谷の林道前に駐車する。
林道は荒れている。暫く歩き林道から沢にはいる。
谷は広くなったり狭くなったりしている。何度も何度も渡渉を繰り返しながら緩やかに登って行く。谷は荒れているが、沢の清流と谷の明るさで楽しく歩くことが出来る。
やっと左手から落ちてくる小さな谷の分岐に出合う。ここが衣懸坂への分岐点。取付が少し判り難い。
急斜面を登り登山道に取り付き、標高差150mのジグザグの急坂を登り切ると広い林道と出会う。衣懸坂の尾根に到着する。
この尾根を衣懸坂から卒塔婆峠へ向かう。P847までは植林地の中をゆっくりと登って行く。そしてP847から左(西)に折れ、ソトバ峠への支尾根に入る。尾根道を更に下り、P820の分岐を左(南西)にとり、緩やかな尾根道を卒塔婆峠に向かう。
卒塔婆峠近くの左折する最後の支尾根分岐点が判らず、行き過ぎたが何とか峠に辿り着くことができた。何度来ても良く間違え易いコースとのことです。下りの尾根道の支尾根の分岐は間違いやすいので読図が大切。
卒塔婆峠から廃村八丁迄のババ谷は、緩やかな明るい渓流沿いの歩きやすい道です。
懐かしい感じの八丁小屋が見えてくると何故かホッとします。
周辺は新緑の樹々に包まれ、限りなく明るく静寂の世界です。
時間がゆっくりと刻まれ、流れててゆく感じです。
前半の行程が終わり、小屋前で昼食を摂りながらゆっくり休憩をします。
休憩後、廃村八丁のスモモ谷から品谷峠に向かいます。
スモモ谷は荒れた谷、暗い谷の印象しかありませんでした。
でも季節が変わると全く印象が違います。明るい新緑の美しい谷に変身していました。
品谷峠から品谷山に続く尾根道は緩やかで、広葉樹と針葉樹、時折配置された巨木の間を進む贅沢な感じの道でしたが、昨年の台風の傷跡が深刻で沢山の倒木が尾根道を塞いでいました。
14時半頃に標高881mの品谷山に到着しますが、山頂からの展望は効きません。記念写真を撮り、しばらく休み緩やかな尾根道を下ります。
佐々里峠の分岐を通過し最後の峠、ダンノ峠に到着します。
ダンノ峠からはゆっくり下り、14時過ぎに無事、菅原に下山しました。
新緑の廃村八丁。明るいイメージに変わりました。
秋の紅葉、期待できそうです。
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