残雪の白山へ。梅雨入り前に市ノ瀬から林道歩きのロングハイク。
- GPS
- 12:02
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 2,017m
- 下り
- 2,045m
コースタイム
- 山行
- 9:26
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 12:01
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特にないと思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
|
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感想
やっと行けました、白山。
別当出合の通行規制が解除されないので、市ノ瀬から別当出合まで歩かないといけない???
直前まで行くのを躊躇しましたが、梅雨入り目前、天気もまずまずなので思い切って行きました。
いやぁ、それにしても市ノ瀬から別当出合は遠いですね。
約1時間20分かけて歩きました。
別当出合の雪もほとんどありませんでした。間もなく開通かな。
軽く身支度整えてすぐに再出発です。
橋を渡り砂防新道へ。
砂防新道は最初の坂が結構急なんだけど、先週は金峰山・瑞牆山、先々週は伊吹山、そして今日は睡眠時間1時間の身の序盤にはちとキツく、早くもへばってきた。
いかんね、色んな意味で準備不足は。(反省)
中飯場を過ぎ、別当覗の手前くらいから残雪が多くなってきます。
薄汚れてあまり状態のよくない雪質でした。
ザクザクというか、グズグズというか、ツボ足で十分。
このまま甚之助避難小屋まで行きました。
甚之助で少し休憩しながら身支度整えてましたが、後続の方はなし。
本当に人おらんなぁ。こんな白山初めてです。
甚之助手前で樹林帯抜けて風が強くて冷たい。
ここまで暑くて汗かいたので汗冷えしそう。でも風が止んだら暑いしなぁ。
暑いんだけど風が冷たく、上着着ました。
ここからは雪の斜面登り、所々トラバースしながら登ります。
うれしいことに、前後には誰もいない。
登山道には旗が立ててあり、薄っすら適度にトレースもある。
しかしこのトラバース部分は滑って落ちたら大変な事故になりそうな感じ。
気を付けて行きました。
しかも雪と夏道が交互に出てくるため、アイゼンかツボ足か?
そんなややこしい状態の中、アイゼン着けたりはずしたりしながら進みます。
この辺り、少し高度が上がったところで振り返ると、「別山」の存在感が凄い。
毎回ここに来る度にそう思いながら見るのですが、今日も別山はカッコいい。
そうこうしながら延命水まで来ました。
この坂、例年なら雪を直登するのですが、今年はしっかり石の夏道出てます。
まあ、安全のためにはこれでいいと思いますが、やはり雪融けは早いんですね。
延命水を頂き、小休止。
黒ボコ岩まで一気に駆け上がります。
そして弥陀ヶ原へ。
昨年の10月から約7か月ぶり、久しぶりの白山御前峰とご対面です。
山頂の祠まできれいに見えてる。
予報通り、少なくとも午前中は天気良さそうだな。
雪原と化した弥陀ヶ原ですが、木道も一部出ている。やはり雪少なめ。
ここまで来たらもう少しだ。頑張ろう。
へばりながら時々止まる足、時間気にしながら室堂まで歩き、トイレ休憩だけしてこのまま山頂目指します。
室堂から山頂へは、坂を登り始めたら雪はなくなり足元は安定しますが、それにしてもこの坂、高度が上がれば上がるほど息が上がり足が止まる。
これって体力の問題?
そして時々山頂を見上げながら、ゆっくり歩いて進みます。
薄っすら雲が掛かっており遠望は効きませんが、天気自体は晴れ。
相変わらず風は冷たく吹き付けてきます。
タラタラと登り続け、ようやく山頂が見えた。
山頂に到着。
そして山頂にも誰もいません。
冷たい風のおかげで寒いので、ここでランチという気分ではありません。
でもあまりにも静かで居心地が良かったので、本日初めて腰を下ろしました。
霞んでいるので北アルプスは薄っすらしか見えませんが、晴れ渡る山頂は寒いこと以外は、あまりにも気持ち良かった。
独りっきりの白山山頂、景色もじっくり楽しんで気が付いたら、神社にお参り込みで約40分弱も居たようです。
山頂は風も冷たく強いので、室堂前にてご飯を食べることに。
室堂まで一気に下りました。
途中、市ノ瀬から同時に出発した女性の方が登って来られ、ご挨拶と少しお話しました。今日は室堂にお泊りだそうです。
室堂前でお湯を沸かし、カップヌードルでランチ&コーヒータイム♪
誰もいない室堂前で、御前峰を見ながら贅沢な時間を過ごせました。
休憩も出来たし、ここからは下山です。
弥陀ヶ原に出て振り返ると御前峰。
帰るのが少し名残惜しい気がしましたが、そうも言ってられません。
黒ボコ岩で身支度を再度整えて下山再開。
数か所の雪のトラバース、登りはあまり何とも思わなかったですが、下りは雪も緩んできたし、足元も少しぐずついてきてる。傾斜も急な区間もあるので少し慎重に通過。
今日の雪、慣れてる方ならツボ足で行けると思います。
自分も特に登りは大丈夫でしたが、下りは慎重にアイゼン着けたりはずしたりしながら行きました。
なかなかの傾斜ですので、気をつけてくださいね!
登りは振り返らないと見えませんが、下りの甚之助までの区間見える別山、あまりにもカッコよく、同じ写真ばっかり撮ってしまいました。
甚之助避難小屋まで戻り、休憩とまた身支度整えました。
淡々と下り、中飯場。
そして吊り橋を渡り、別当出合へ無事帰還。
悲しいことに今日はここから市ノ瀬まで歩いてもどらなければならない。
足も少し痛くなってきたが、歩くしかない。
それにしても長い、ただただ長い(笑)
約1時間10分くらいで無事市ノ瀬へ。
しかし今回は疲れましたね。
前週、前々週の登山疲れと前夜の寝不足、そして林道歩き。
山頂(御前峰)へのピストンではありましたが、残雪の白山を楽しむことが出来たので満足です。
何度登っても白山はいいね。
今日は登山道も山頂も人がほとんどおらず、私の理想の山登りでした。
昨年と比べれば明らかに雪は少ない。
事前に見たヤマレコでも雪融けが早いと投稿されてましたが、今日登ってみて確かにそうでした。
6月上旬は仕事のスケジュールで来れそうにないし、今日無理してでも白山登って良かったです。♪
本日も無事安全な山行に感謝。
そして本日もお付き合い頂き、ありがとうございます。
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