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記録ID: 148771
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ハイキング
奥多摩・高尾

雲取山(小袖-雲取山-三条の湯-お祭-小袖)

2011年11月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
10:08
距離
28.9km
登り
2,424m
下り
2,427m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

小袖駐車場6:25-9:57雲取山10:35-三条ダルミ(昼食)-13:07三条の湯13:20-15:39お祭-16:05鴨沢-16:30小袖駐車場
※小袖駐車場-雲取山のコースタイムは、七ツ石山、小雲取山とも巻道利用。休憩なしのものです。
天候 曇りときどき晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
6時前に鴨沢の駐車場に着きましたが、満車。
小袖の駐車場は6時過ぎで、まだ10台くらいしか留まっていませんでした。
コース状況/
危険箇所等
鴨沢から雲取山は歩きやすく、特に危険箇所はありません。
七ツ石山の巻道は落石事故があったという看板がありましたが、それらしき場所は分かりませんでした。

三条ダルミから三条の湯は山腹を巻く緩やかな道ですが、岩や木の根が登山道に張り出している場所があったり、崖沿いで道幅の狭い場所があったりして、危険とまでは言いませんが、少なくともお子さん連れにはお勧めしません。
またこの時季、落ち葉が登山道に敷き詰められたようになっており、隠れた木の根に躓いたり、浮石を踏んでしまわないよう気を遣います。

紅葉はもうほとんど終わっています。
歩き始めると朝陽が。
2011年11月12日 06:39撮影 by  NEX-C3, SONY
11/12 6:39
歩き始めると朝陽が。
雲海が見えます。
2011年11月12日 06:48撮影 by  NEX-C3, SONY
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11/12 6:48
雲海が見えます。
前日に降った雨露がきらきらと。
2011年11月12日 06:50撮影 by  NEX-C3, SONY
11/12 6:50
前日に降った雨露がきらきらと。
秋空に引かれた飛行機雲の線。
2011年11月12日 06:53撮影 by  NEX-C3, SONY
11/12 6:53
秋空に引かれた飛行機雲の線。
ナナカマドでしょうか。
2011年11月12日 07:43撮影 by  NEX-C3, SONY
11/12 7:43
ナナカマドでしょうか。
富士山が見えた。すっかり冠雪しています。
2011年11月12日 07:57撮影 by  NEX-C3, SONY
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11/12 7:57
富士山が見えた。すっかり冠雪しています。
段々雲に隠れてゆく。
2011年11月12日 09:14撮影 by  NEX-C3, SONY
11/12 9:14
段々雲に隠れてゆく。
なぜか登山道に動物の頭蓋骨が。
2011年11月12日 11:53撮影 by  NEX-C3, SONY
11/12 11:53
なぜか登山道に動物の頭蓋骨が。
登山道を覆う落ち葉。
2011年11月12日 12:41撮影 by  NEX-C3, SONY
11/12 12:41
登山道を覆う落ち葉。
残り少ない紅葉。
2011年11月12日 13:33撮影 by  NEX-C3, SONY
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11/12 13:33
残り少ない紅葉。
富士山の写真を縮小なしで追加してみました。
2011年11月12日 07:57撮影 by  NEX-C3, SONY
1
11/12 7:57
富士山の写真を縮小なしで追加してみました。
撮影機器:

感想

曇天の下、歩き始める。
心が弱っていて、気力が湧かず、ペースが上がらない。

それでも山はいつものように迎え入れてくれた。
いつもと変わらず、ただそこにあるというやり方で。

霧が晴れ、朝陽を浴びた木々が、土が、そして枯葉さえも生気を漲らせてくる。
そのおこぼれをほんの少しだけ分けてもらう。

結局のところ、山登りに来ているのは、現実の苦しさから逃れたいからだけなのかもしれない。
この枯葉のように土に還りたいと願う、危うい自分がいる。

一方で、先輩諸氏のように強い精神と肉体を手に入れたいとも思う。
初心者のこの半年の山行は、自分自身が築き上げた壁を取り壊す過程でもあった。
半年前大岳山に登って疲労困憊していた自分が、来年の目標にしていた富士山に登れた。
単独行の不安と向き合い、テントを担ぐこともできた。

そして今日、ゆっくりだが一歩ずつ、休まず前に歩を進めることによって、山の頂に立つことができた。


暗い話ですみませんでした。

下りは天平尾根を通ろうと思っていたのですが、三条ダルミから三条の湯の間で大苦戦。
慣らしのために履いてきた冬靴があまりにも硬くて歩きづらく、足首は痛くなるは、靴擦れはできるはで、両足ともぼろぼろに。
結局、後山林道を通って下りました。
ほとんど傾斜のない林道ですら、足が痛くてなかなか進まない。
ストックを持ってこなかったことを大後悔しました。
家に帰って、靴下を脱いでみると、足首が内出血していました。

それにしても、三条の湯は山ガールに人気なのでしょうか。
下山中、沢山の山ガールとすれ違いました。山ガール好きの方はどうぞ。

延々と続く林道がやっと尽きると、お祭から鴨沢まで車道歩き。
そして、鴨沢から小袖の駐車場まで再び登る。
我ながら馬鹿だなあと思いながら、駐車場に到着しました。
それにしても、よく歩いた。

さすがに疲れましたが、心地よい疲れです。
足は痛いけれど、それでもやっぱり行ってよかったと思います。

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