都県境ゆるヘロ縦走 ファイナル 雲取山〜一杯水 長沢背稜ヘロヘロ縦走編

- GPS
- 30:59
- 距離
- 34.5km
- 登り
- 2,362m
- 下り
- 2,369m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 8:08
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 10:15
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はナシ |
写真
感想
えーと、一昨年から取り組んで参りました都県境縦走ですが、ついにフィナーレを迎えました。
埼玉県飯能市の成木尾根からスタートし、ここまで三ツドッケ(天目山)のちょい先まで進んでおります。また、芋ノ木ドッケの分岐から雲取山までも踏破済み。
つまりは一杯水から芋ノ木ドッケという長沢背稜の大部分が残っている状態。奥多摩エリアの最奥部ですね。
この長沢背稜をどのように進むのかはかなり悩みました。
まずはヨコスズ尾根を登って酉谷山を目指すのが順当ところでしょう。でも、そうするとその先どこから下山するかが迷いどころです。タワ尾根を下る…う〜む、へたれハイカーのアタイに破線ルートのタワ尾根はハードルが高い。では天祖山経由で日原まで下る…これもかなりのシンドイ感じ。
いずれにせよ20kmは超えますし、よしんばどちらのルートを下ったとしても、次は再度タワ尾根なり天祖山を経由して長沢背稜に出なければならないわけです…これもシンドイなぁ( ̄。 ̄;) と、行き詰まってしまったのでした。
では、日帰りがダメなら泊まりではどうか?
まず考えたのは、ヨコスズ尾根経由で酉谷避難小屋に泊まり、翌日一気に雲取山まで歩くこと。しかし、酉谷避難小屋は余り広くはなく、土日は混み合うようなので、いざ行ってみたらスペースがなかった…なんてことは避けたいです。
で、次に考えたのが今回の行程。初日に雲取山に登ってそこで宿泊。そしてやはり一気に一杯水まで歩くというものです。
この都県境縦走のゴールは雲取山のつもりで始めましたので、ゴールから戻ることになりますが、まぁそれでも都県境をつなぐことには変わりありません。
というわけで、ヤマレコに書く必要もないことを長々と書きましたが、アタクシはテントを担いで雲取山に向かった次第なのです。
実は5月の中旬にもテントを担いで、鴨沢から雲取山へと登ったのですがこの時は体調不良で途中で引き返しました。
その際には奥多摩駅までホリデー快速で行き、そこからバスで鴨沢まで行きましたが、かなり人が多い感じでした。
なので今回は、かなり頑張って7時台に奥多摩駅に到着。鴨沢まで行くバスはないので留浦まで行き、そこからスタートしました。
留浦から鴨沢までは15分くらい。そこから小袖の駐車場までは30分弱です。
小袖から先は、少々傾斜がキツいトコもありますが、路面もよく整った歩きやすい道ですので、へたれハイカーのアタイでもガシガシと進めます。
ですが、鴨沢からの標高差は1400mありますからねぇ。“体力なし”なへたれハイカーのアタイはなるべく省エネで行きたいところ…つまり七ツ石山は巻きます(^^;)
ブナ坂から先は広々と開放感のある道。天気もいいので眺望もよく、飛龍山など奥秩父の峰々を横目に機嫌良く歩いて行きます。
スタートから4時間半ほどで奥多摩小屋を通過。
その先もヨモギの頭を巻きww、雲取山の山頂も巻いてwww、雲取山荘に到着しました。
2時からだというので少し待ったあとに受付をすまして、テントを設営。
その後山頂まで行って戻ってきましても、そんなには混んだ感じではありませんでした。
ともあれこの日は無事に終了。
翌日
4時前に鳥の鳴き声が聞こえるようになってから起きだして出発の用意を始めたのですが、出発できたのは5時半過ぎ。オレって歩きだけじゃなく、撤収も遅いみたいorz
この日は長沢背稜の縦走本番。昨日よりも上りは少ないですが、移動距離は倍以上あります…ダイジョウブカイナオレ(^^;)
とにかくスタートしまして、大ダワまでいったん下ります。その先はこの日最初の難所である芋ノ木ドッケまでの上り返し。これがのっけからかなりキツい(T_T) なお、この辺りスマホのGPSの調子が悪かったようで、ログが途切れてしまってます。
息も絶え絶えになりつつ芋ノ木ドッケに到着。見通しの利かない地味な山頂でした(^^;)
その先は原生林の中を進みます。道は結構キツいアップダウンがあり、ちょっと踏跡不明瞭なトコや痩せ尾根みたいなトコもあります…長沢背稜ってよく整った歩きやすい道というイメージだったんですが、なんか思ってたのと違う(´・ω・`)
そんな中ヒーヒーいいながら進んで行きます。余裕かなかったようでコヤセドノ頭とか桂谷ノ頭とかには気がつかず、気が付くと長沢山に到着してました。
長沢山には雲取山や鷹ノ巣山同様の立派な石碑がありました。山頂は広く感じではありませんでしたらか、ヘリで運んだにしても設置が大変だったんじゃないかなー。
さらに深い原生林の森の中をヨレヨレと進んできますと、水松山の手前、天祖山方面との分岐を過ぎた辺りで、道の様子が変わります。
幅は細くはありますが、よく整った道になります。
コレですよ! コレ!
コレがアタクシが求めていた長沢背稜の道です。
ようやく始まった穏やかな道にホッとして進みます。
ただ、道が穏やかになってもアタクシの省エネ歩行は変わりません。
水松山は巻き、蜂谷の峰も巻きますww
そして行福のタオからは酉谷山に向かいます。ココは重要ポイントなので巻くわけにいきません。
しかし、酉谷山の山頂までは意外と傾斜がキツく、ガクリとペースが落ちます。また虫のまとわりつき(メマトイかな?)が鬱陶しく、イライラしつつ進みまして、ようやく到着した次第。
ですが、ここでも虫のまとりわりつきがヒドイので早々に退散。酉谷避難小屋に逃げ込みました。
酉谷避難小屋で軽く食事をしまして、さらに先に進みます。道はほぼ都県境の南側をトラバースしており、似たような雰囲気が延々と続きます。
七跳山は巻き、ハナド岩からは眺望を楽しみます。
そんなこんで進むウチに…とうとう前回までの到達ポイントである三つドッケの巻き道との分岐に到着!
これにて都県境縦走が完遂したのでした!
これで最大のミッションを達成しました。
後は下山するのみです。天気がいいので三つドッケからの眺望を楽しみたい気もしたのですが、カラダはもうヘロンヘロンでしたのでやめておきます(´・ω・`)
一杯水避難小屋でしばし休憩して、日原に向けて下ってきますが…これがまぁツライコトツライコト(T_T)
道は割と穏やかで、前に下ったときなどは「下りやすい道だ」などと思ったものですが…そんな道でもテン泊装備で長距離移動してきたこの日のアタイにはシンドカッタ。
特に最後の最後、ゴールが近づいてからの九十九折りの下りは、足が前に出なくなって、まるで蟻地獄に吸い込まれるかのような思いをしましたね(||゜Д゜)ヒィィィ
それでもなんとか無事に東日原に到着。
これにて一昨年から続けてきました「都県境ゆるヘロ縦走」はフィナーレとあいなったのでした〜(^^)/
awaya-daizen















奥多摩ロングトレイルお疲れ様でした!
好天で良かったですね〜
しかもテン場空いてて快適だったんじゃないですか??
自分は今週プチ表銀座行ってきまーす
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