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Yamareco

記録ID: 1493131
全員に公開
沢登り
奥秩父

奥秩父笛吹川水系東沢東のナメ沢

2018年06月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
kazuksp その他3人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:59
距離
14.1km
登り
1,626m
下り
1,632m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:09
休憩
1:50
合計
12:59
6:40
6:40
4
6:49
6:49
10
6:59
7:22
117
9:19
9:55
210
13:25
13:40
130
大滝上
15:50
16:00
15
鶏冠尾根登山道2020m地点
17:17
17:18
65
18:23
18:41
10
18:51
18:51
6
18:57
18:57
4
19:01
19:01
18
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
大滝の登攀は、ハーケンは使用しませんでした。キャメロット0.75など小さめのカムがあると良いですね。5ピッチ目の取り付きはアンカーがないので、カムで自分で作りました。キャメロット#1、#2、#3などが使えます。
ロープは50mか60mのシングルでOKです。ダブルロープにする必要はないと思います。
ランナウトはしますが、探せば要所にハーケン、ボルトがありました。
超久しぶりの東沢です。今日は東沢屈指の大スラブの大滝、ちょっぴり緊張です。鳥瞰図で概略を思い出しました。
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超久しぶりの東沢です。今日は東沢屈指の大スラブの大滝、ちょっぴり緊張です。鳥瞰図で概略を思い出しました。
昨夜の雨の名残りで、鶏冠山のギザギザの尾根は雲の中です。
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昨夜の雨の名残りで、鶏冠山のギザギザの尾根は雲の中です。
西沢渓谷への遊歩道と別れて、程なくして鶏冠谷出合いです。鶏冠谷も今度行きたいですねー。
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西沢渓谷への遊歩道と別れて、程なくして鶏冠谷出合いです。鶏冠谷も今度行きたいですねー。
ホラ貝のゴルジュの入り口です。この一帯は釜の色がホントに綺麗ですね♪
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ホラ貝のゴルジュの入り口です。この一帯は釜の色がホントに綺麗ですね♪
遥か上に鶏冠山の岩峰を見上げながら沢を詰めます。
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遥か上に鶏冠山の岩峰を見上げながら沢を詰めます。
沢沿いの道を歩いていても、釜の色に見とれてしまいます。
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沢沿いの道を歩いていても、釜の色に見とれてしまいます。
乙女の滝です。名前は素敵ですが、なぜこれが乙女なのか…。(^^;)
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乙女の滝です。名前は素敵ですが、なぜこれが乙女なのか…。(^^;)
沢沿いにはこんな大岩壁も!
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沢沿いにはこんな大岩壁も!
ようやく東のナメ沢の大滝が見えました。出合いの300m大滝、 上越の雪で磨かれたスラブに勝るとも劣らないスケール、美しさの大スラブ滝です!
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ようやく東のナメ沢の大滝が見えました。出合いの300m大滝、 上越の雪で磨かれたスラブに勝るとも劣らないスケール、美しさの大スラブ滝です!
上部をアップ、綺麗ですが、登ると思うと恐ろしげでもあります…。(^^;)
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上部をアップ、綺麗ですが、登ると思うと恐ろしげでもあります…。(^^;)
取り付きから見上ます。取り付きでクライミングシューズに履き替えていざ出陣!
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取り付きから見上ます。取り付きでクライミングシューズに履き替えていざ出陣!
出だしは傾斜も緩いので、ロープなしでペタペタ登ります。
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出だしは傾斜も緩いので、ロープなしでペタペタ登ります。
ずーっと続くスラブ滝、天から滝が降ってくるみたいですごい迫力です!
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ずーっと続くスラブ滝、天から滝が降ってくるみたいですごい迫力です!
下部は傾斜も緩いので、水流の脇を快適に登ります。
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下部は傾斜も緩いので、水流の脇を快適に登ります。
傾斜がだんだんと強くなってきました。この辺りが1ピッチ目のようですが、とりあえず易しいのでノーロープで登ります。
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傾斜がだんだんと強くなってきました。この辺りが1ピッチ目のようですが、とりあえず易しいのでノーロープで登ります。
ノーロープとはいえ、見下ろすとすでにかなりの高度感です!落ちたら出合いまで転がっちゃいます。(>_<)
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ノーロープとはいえ、見下ろすとすでにかなりの高度感です!落ちたら出合いまで転がっちゃいます。(>_<)
しばらく登るとアンカーがあったので、ここからロープを出し2ピッチ目を登ります。見上げても中間支点は見当たらず...。(^^;)
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しばらく登るとアンカーがあったので、ここからロープを出し2ピッチ目を登ります。見上げても中間支点は見当たらず...。(^^;)
2ピッチ目、登る途中で見下ろします。
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2ピッチ目、登る途中で見下ろします。
Aさんがフォローで登ってきます。この間、中間支点は3本くらいです。(^^;)
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Aさんがフォローで登ってきます。この間、中間支点は3本くらいです。(^^;)
3ピッチ目、草付きのバンドを左上し、上部のスラブへ抜けます。
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3ピッチ目、草付きのバンドを左上し、上部のスラブへ抜けます。
5ピッチ目は水流の横の草溝から上部のスラブへを抜けます。草溝部分は傾斜が強くなりますが、核心は抜け口の傾斜が落ちたスラブ部分です。
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5ピッチ目は水流の横の草溝から上部のスラブへを抜けます。草溝部分は傾斜が強くなりますが、核心は抜け口の傾斜が落ちたスラブ部分です。
草溝の途中から下を見下ろすとすごい高度感です!スラブに吸い込まれそう...。
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草溝の途中から下を見下ろすとすごい高度感です!スラブに吸い込まれそう...。
ようやく4段目まで来ました。6ピッチ目.この滝は登れないので、左岸の樹林帯を高巻きます。
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ようやく4段目まで来ました。6ピッチ目.この滝は登れないので、左岸の樹林帯を高巻きます。
大滝上に到着!落ち口から大滝を見下ろしますのが、傾斜が緩く、下は見えません。
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大滝上に到着!落ち口から大滝を見下ろしますのが、傾斜が緩く、下は見えません。
大滝が終わってもまだまだナメ滝が続きます。ここから登山道への合流まで、まだまだ標高差500mあります!(>_<)
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大滝が終わってもまだまだナメ滝が続きます。ここから登山道への合流まで、まだまだ標高差500mあります!(>_<)
二俣を通過、上に鶏冠山の岩峰が聳えます。
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二俣を通過、上に鶏冠山の岩峰が聳えます。
樹林帯に入り、流木の多い荒れた感じの沢になってきました。とにかく流木が多いです。
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樹林帯に入り、流木の多い荒れた感じの沢になってきました。とにかく流木が多いです。
登れるかもしれませんが、あまり快適そうでないのと時間もないのとで、上部の滝は巻きまくりです。
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登れるかもしれませんが、あまり快適そうでないのと時間もないのとで、上部の滝は巻きまくりです。
大きな滝もあります。巻き道も意外と悪いんですよねー。
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大きな滝もあります。巻き道も意外と悪いんですよねー。
最後は奥秩父らしく、石楠花漕ぎで鶏冠尾根の登山道へ合流です。
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最後は奥秩父らしく、石楠花漕ぎで鶏冠尾根の登山道へ合流です。
ようやく登山道に合流、鶏冠山手前の鞍部に出ました。
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ようやく登山道に合流、鶏冠山手前の鞍部に出ました。
下山は鶏冠山方面に向かいます。
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下山は鶏冠山方面に向かいます。
鶏冠山山頂に到着。展望良好です!(^^)
修正です。その後、調べるとここは山頂でなく、第三岩峰のピークでした。大変失礼しました。(>_<)
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鶏冠山山頂に到着。展望良好です!(^^)
修正です。その後、調べるとここは山頂でなく、第三岩峰のピークでした。大変失礼しました。(>_<)
下から見えた岩峰は今は眼下です。
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下から見えた岩峰は今は眼下です。
東沢と西沢を分ける西滑頭からの尾根です。乙女の滝や西のナメ沢がよく見えます。
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東沢と西沢を分ける西滑頭からの尾根です。乙女の滝や西のナメ沢がよく見えます。
はるか眼下には東のナメ沢の大滝の上の二俣です。
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はるか眼下には東のナメ沢の大滝の上の二俣です。
ギザギザの鶏冠尾根から鶏冠山を振り返ります。なかなか立派な岩峰です。
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ギザギザの鶏冠尾根から鶏冠山を振り返ります。なかなか立派な岩峰です。
鶏冠尾根は結構厳しく、鎖場が多く出てきました。
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鶏冠尾根は結構厳しく、鎖場が多く出てきました。
両側が切れ落ちた細い岩尾根を慎重に進みます。
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両側が切れ落ちた細い岩尾根を慎重に進みます。
なかなか険しい…。
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なかなか険しい…。
鶏冠尾根の細い岩尾根の向こうに鶏冠山が。なかなか絵になります。
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鶏冠尾根の細い岩尾根の向こうに鶏冠山が。なかなか絵になります。
鶏冠尾根から西沢渓谷の入り口方面、まだまだゴールははるか下です。
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鶏冠尾根から西沢渓谷の入り口方面、まだまだゴールははるか下です。
さらに険しい…。
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さらに険しい…。
まだまだ険しい…。
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まだまだ険しい…。
やっとチンネのコルです。コルにはストックに小さな道標がありました。鶏冠谷出合まで2時間とあります。(^^;)
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やっとチンネのコルです。コルにはストックに小さな道標がありました。鶏冠谷出合まで2時間とあります。(^^;)
時間も遅くなり、かなりヘロヘロの下山ですが、鮮やかに咲くレンゲツツジに癒されます♪
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時間も遅くなり、かなりヘロヘロの下山ですが、鮮やかに咲くレンゲツツジに癒されます♪
吊り橋まで降りてきました。雲も取れて鶏冠山やギザギザの鶏冠尾根がよく見えます。あそこから下山してきたんですねー。
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吊り橋まで降りてきました。雲も取れて鶏冠山やギザギザの鶏冠尾根がよく見えます。あそこから下山してきたんですねー。
ヘッデンギリギリで駐車場に帰還です。今週もヘビーな一日でした。ご一緒させて頂いたAさん、Yさん、Sさんありがとうございました。みなさんお疲れさまでした!
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ヘッデンギリギリで駐車場に帰還です。今週もヘビーな一日でした。ご一緒させて頂いたAさん、Yさん、Sさんありがとうございました。みなさんお疲れさまでした!

感想

今週は、すごく久しぶりに笛吹川の東沢に行くことにしました。東のナメ沢の大滝の記録を見てややビビり気味です…。(^^;)
大滝の登攀はクライミングシューズで。
1Pはロープなしでスラブをペタペタ登る。
2P Kリード:支点の少ないスラブを直上からやや左上、ランナウトがいやらしいですね。
3P Yさんリード:草付きのバンドを左上から直上。
4P Kリード:やや出っ張った岩を左上し、広いバンドを右に進み、滝の傾斜の強い部分の直下に出る。アンカーはないので、終了点迷いましたが、結局、キャメロットで作成しました。
5P Yさんリード:滝の横の傾斜のやや強い草付きの溝をやや右上気味に登り、傾斜が落ちたスラブを1〜2手が厳しい。これを越えて事実上、大滝は終わりです。
6P Kリード:4段目の滝は登れないので、左岸の樹林帯を高巻きみす。一応確保しながら登りました。
大滝を超えてもナメ滝は続き、樹林帯からは流木が多い荒れた感じの沢でした。大滝終わってから鶏冠尾根まで標高差500m! これなら大滝の上から懸垂下降でいいような…。(^^;)
鶏冠尾根はなかなかに険しく、慎重さが必要です。立派な鎖があり、懸垂下降はありませんでした。
今週もヘッデンギリギリで帰還。みなさんお疲れさまでした!

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