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Yamareco

記録ID: 1501476
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ハイキング
奥多摩・高尾

小仏城山(宝珠寺尾根・バリエーションルート)から相模湖方面

2018年06月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:22
距離
4.7km
登り
388m
下り
469m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:53
休憩
1:26
合計
3:19
距離 4.7km 登り 388m 下り 480m
12:30
35
13:05
35
13:40
15:06
9
15:15
30
15:45
4
 GPSでポイントが自動登録されるのであるが,上記のとおり,登録ポイントが少ないので,以下に補足する。
 小仏バス停 → 宝珠寺 → 墓地奥(武田家) → 入山 → 宝珠寺ノ頭(510m峰) → 一般道(城山巻き道)合流 → 小仏城山 → 【以降相模湖方面の一般道】
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:JR高尾駅 → (バス) → 小仏バス停
帰り:千木良バス停 → (バス) → JR相模湖駅
コース状況/
危険箇所等
 宝珠寺尾根は,立入禁止ではないが,道標のないバリエーションルート。序盤と終盤に急斜面がある。おそらく,距離だけでは,小仏城山への最短ルート。
その他周辺情報  (1) 相模湖プレジャーフォレストに温泉がある。
 (2) 相模湖駅は,最近再整備され,更衣室や靴洗い場がある。
 (3) 小仏バス停すぐの所に,ちょっとした屋台(飲食店)がある。
小仏バス停。到着した12時台で,早くも多くの下山者で増便バスが出ていた。
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小仏バス停。到着した12時台で,早くも多くの下山者で増便バスが出ていた。
小仏バス停。たまに,高尾山口行きのバスが出る。温泉利用者向け。
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小仏バス停。たまに,高尾山口行きのバスが出る。温泉利用者向け。
小仏バス停。トイレと靴洗い場がある。
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小仏バス停。トイレと靴洗い場がある。
小仏バス停付近にある屋台。私は,利用したことがないが,そこそこ利用者を見かける。
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小仏バス停付近にある屋台。私は,利用したことがないが,そこそこ利用者を見かける。
通常は,ここを直進するが,宝珠寺尾根は,その名のとおり,宝珠寺から入るので,ここを左折。後ろに歩いていた人が,不思議そうに見ていた。
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通常は,ここを直進するが,宝珠寺尾根は,その名のとおり,宝珠寺から入るので,ここを左折。後ろに歩いていた人が,不思議そうに見ていた。
しばらく直進。
墓地エリアに入る。
墓地エリアに入る。
墓地の最奥のこの先から尾根に入る。段差があるので,右側からコンクリートの壁をつたって入山する。
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墓地の最奥のこの先から尾根に入る。段差があるので,右側からコンクリートの壁をつたって入山する。
踏み跡がある。地元の人なのか,割と踏み入っている感がある。
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踏み跡がある。地元の人なのか,割と踏み入っている感がある。
序盤から急坂。登りは良いが,下りは,転倒の危険が高いので注意。
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序盤から急坂。登りは良いが,下りは,転倒の危険が高いので注意。
ぐんぐん登る。
いったん平穏な尾根道となる。
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いったん平穏な尾根道となる。
植林帯を地道に登る。
2
植林帯を地道に登る。
炭焼き場跡地か?
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炭焼き場跡地か?
山名標識「宝珠ノ頭」
この標識によって,ここが宝珠寺尾根であることが分かる。
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山名標識「宝珠ノ頭」
この標識によって,ここが宝珠寺尾根であることが分かる。
造林地を示す看板
造林地を示す看板
遠方に陣馬・高尾縦走路が見える。
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遠方に陣馬・高尾縦走路が見える。
終盤の急坂。雨の後で地面が濡れており,かなり滑り易い。下降時は要注意。草木をつかみながら歩いた方が良い。
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終盤の急坂。雨の後で地面が濡れており,かなり滑り易い。下降時は要注意。草木をつかみながら歩いた方が良い。
踏み跡を辿る。
登り切って平穏な場所に着く。ここは,尾根が左右に分かれており,下降時において,写真右側の尾根に入りやすいと思われる(地形図参照)ので注意。
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登り切って平穏な場所に着く。ここは,尾根が左右に分かれており,下降時において,写真右側の尾根に入りやすいと思われる(地形図参照)ので注意。
一般道と合流する。
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一般道と合流する。
小仏城山直下の一般道。
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小仏城山直下の一般道。
城山茶屋。いつもお世話になっている。しばらく歓談。
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城山茶屋。いつもお世話になっている。しばらく歓談。
写真を撮るのを忘れてしまい,食べかけのかき氷。普通サイズでもかなり大きい。大サイズ(2人分)は,かなり画になる。
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写真を撮るのを忘れてしまい,食べかけのかき氷。普通サイズでもかなり大きい。大サイズ(2人分)は,かなり画になる。
午後2時台で気温は15度。かなり涼しい。
開店時(朝)は,11度だったらしい。
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午後2時台で気温は15度。かなり涼しい。
開店時(朝)は,11度だったらしい。
年中紅葉している。
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年中紅葉している。
小仏城山山頂から高尾山方面。曇っていて景色はない。
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小仏城山山頂から高尾山方面。曇っていて景色はない。
山名標識
下山路は,相模湖方面とする。
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下山路は,相模湖方面とする。
小仏城山山頂の相模湖側には,広場がある。茶屋の許可を得れば,テント泊が可能。
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小仏城山山頂の相模湖側には,広場がある。茶屋の許可を得れば,テント泊が可能。
植林帯の中だが,清々しい。
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植林帯の中だが,清々しい。
曇っていて富士山は見えなかったが,相模湖は明瞭であった。
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曇っていて富士山は見えなかったが,相模湖は明瞭であった。
唯一のベンチ。相模湖側からのルートは,休憩場所が少ない。
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唯一のベンチ。相模湖側からのルートは,休憩場所が少ない。
神社がある。
神社から,山道(テープあり)がある。どこにたどり着くのか,今度確認してみたい。
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神社から,山道(テープあり)がある。どこにたどり着くのか,今度確認してみたい。
街並みが近くに見えてきた。
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街並みが近くに見えてきた。
この竹林エリア(ふもと近く)は,過去,猿が多く出没していた。
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この竹林エリア(ふもと近く)は,過去,猿が多く出没していた。
山から下りた所に茶屋がある。また,トイレもある。
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山から下りた所に茶屋がある。また,トイレもある。
ここも,侮れない急斜面。
2
ここも,侮れない急斜面。
田んぼが輝いていた。
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田んぼが輝いていた。
千木良バス停着。
時間に余裕がある場合や,バスが当分来ない場合には,ここから,弁天島経由で相模湖駅まで歩くのがお勧め。徒歩約40,50分。
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千木良バス停着。
時間に余裕がある場合や,バスが当分来ない場合には,ここから,弁天島経由で相模湖駅まで歩くのがお勧め。徒歩約40,50分。
JR相模湖駅。久し振りに駅舎を見たが,新しくなっている。
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JR相模湖駅。久し振りに駅舎を見たが,新しくなっている。
駅舎には,更衣室まで設置されていた。素晴らしい。
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駅舎には,更衣室まで設置されていた。素晴らしい。
駅前には,靴洗い場2箇所がある。
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駅前には,靴洗い場2箇所がある。
JR高尾駅前(南口・京王線側)のラーメン屋。2名でビールも頼んで3500円だったが,何と!くじ引きで無料となった。前の客も無料となっていた。当選確率が高い。何という大盤振る舞い。
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JR高尾駅前(南口・京王線側)のラーメン屋。2名でビールも頼んで3500円だったが,何と!くじ引きで無料となった。前の客も無料となっていた。当選確率が高い。何という大盤振る舞い。

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 雨具 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ 熊鈴

感想

 今回,かなり久し振りに,高尾エリアの山行記録を掲載する。久し振りといっても,記録に載せていない高尾エリア,特に小仏城山の山行自体は,頻繁にしており,自宅を出る時間が遅いときや,軽く山行をしたときなどにおいては,いつも高尾エリアを歩いている。とりわけ小仏城山は,親しい方が多く,また,ルートによっては,かなり人が少なく落ち着いた山行ができるので,個人的には名山として楽しんでいる。

 今回は,数年前から下山路として歩いていた宝珠寺尾根を中心に掲載することとした。この尾根を登りとして歩くのは初めてであるが,登りの方が平易である。

 まず,小仏バス停を起点とする。JR高尾駅から1時間に1本ほどバスが出ている。バス待ちが40分以上となるときには,小仏バス停まで歩いても良い。道路幅はやや狭く(車のすれ違いがし難い。)駒木野辺りまでは落ち着かないが,その後は,田舎の雰囲気を味わいながら,のんびりと歩くことができる。梅の時期には梅の花が楽しめる。また,摺差(するさし)という場所には,かなり人気の豆腐屋(峰尾豆腐店)があり,固めの豆腐やおからドーナツなどが販売している。

 小仏バス停では,午後12時というのに,既に多くの下山者がいた。JR高尾駅行きバスは2台体制となっていた。土日の下山者の多い時間帯は,概ね,バスは2台体制で運航している。まれに1台のみのときもあり,そういうときは,車内は,すし詰め状態となる。また,小仏バス停には,トイレと靴洗い場がある。さらに,すぐ近くには,3年くらい前から,ビールや軽食が飲食できる屋台が営業している。営業日と時間帯は不明。

 小仏バス停からしばらく歩くと,左手に「宝珠寺」の看板がある。一般登山道はここを直進するのであるが,宝珠寺尾根は,宝珠寺の中(墓地)にあるので,ここを左折する。その後,道なりに歩き,墓地の中に入る。トイレがあるが,墓地の利用者用であるので,登山者は利用を控えたい。顔を見上げると尾根の先端(木々に覆われた山の出っ張った所)が見えてくる。そこに向かって墓地の奥に進む。階段を上った「武田家」のお墓の先が尾根の入口である。このように,宝珠寺尾根は,墓地が入口(下山時は出口)となるので,これに抵抗のある方にはお勧めできない。

 尾根には,手前に高いコンクリートの段差(壁)があるので,強引に登るか,右側(お地蔵様の方)の低い段差から壁を伝って入山する。掲出写真のとおり,草が生い茂る地帯に入るが,踏み跡が付いている。関係者や地元の人によく歩かれているのだろう。その後,すぐに急登となる。下降時は転倒に注意したいが,登りではあまり危険ではない。一気に高度を上げる。

 この辺は,中央自動車道が脇にあり,バイクを中心に車の音がうるさい。小仏峠→景信山もそうだが,このエリアは,中央自動車道からの走行音により,登山の雰囲気が壊れる。

 その後,平穏できれいな尾根道となる。後述する終盤以外は一本道なので迷うことはない。藪漕ぎも必要ない。

 しばらく歩くと,大木に「宝珠寺ノ頭(宝珠寺尾根)」と書かれた手製道標が設置されている。道標以外何もない。

 道中は,以前は,山椒の木が多かったが,今回は見かけなかった。たまたまだろう。

 木々の間から前方に陣馬・高尾縦走路が見えてくると,最後の急登が始まる。この急登は,かなり急であり滑り易いので,登りであっても注意が必要である。アオキなど強度のある低木等をつかみながら歩くのがお勧めである。

 登り切ると,広い緩やかな地帯に出る。この辺は,下山路として使うときに注意が必要であるが,反対側・山頂側から見たときに,尾根が左方向に続いている。地形図を見ると,尾根が左右に分かれているのである。(反対側から見て)目立たない右側の尾根が宝珠寺尾根である。登りでは気にする必要はない。

 しばらくすると,左右からの一般登山道と合流する。この一般登山道は,小仏城山の巻き道であるので,ここは直進し,小仏城山直下に向かう。

 小仏城山では,多くの人で賑わっていた。ただ,ここは,午後3時を過ぎると,一気に人が減る。気温は15度。曇りであり,やや寒いくらいである。城山茶屋の方には,5年ほど交流があり,とても親切な方々である。色々世間話をして,時間を過ごす。

 下山路は,これは歩くのも久し振り(数年振り)である相模湖方面の登山道を選択した。基本的に歩き易いしトレラン向けであるが,土が踏み固まっているので,雨の後は,スリップに注意したい。早歩きで約40分でふもとに下山できる。

 ふもとからは,千木良バス停でバスに乗り相模湖駅に向かった。時間や体力に余裕のある方は,是非,弁天島経由で相模湖駅まで歩いてみたい。徒歩約40分強ではなかろうか。きっと,面白い(不思議?驚き?)光景が見られるだろう。

 高尾エリアは,近くて気軽に行けると同時に,様々なルート,特徴のあるルートがあるので,掘り下げて歩いてみると中々奥深く,興味深い。私は,高尾・陣馬・相模湖エリアにおいては,200ルートは歩いてきた。

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