小仏城山(宝珠寺尾根・バリエーションルート)から相模湖方面
- GPS
- 03:22
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 388m
- 下り
- 469m
コースタイム
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:千木良バス停 → (バス) → JR相模湖駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
宝珠寺尾根は,立入禁止ではないが,道標のないバリエーションルート。序盤と終盤に急斜面がある。おそらく,距離だけでは,小仏城山への最短ルート。 |
その他周辺情報 | (1) 相模湖プレジャーフォレストに温泉がある。 (2) 相模湖駅は,最近再整備され,更衣室や靴洗い場がある。 (3) 小仏バス停すぐの所に,ちょっとした屋台(飲食店)がある。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
熊鈴
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感想
今回,かなり久し振りに,高尾エリアの山行記録を掲載する。久し振りといっても,記録に載せていない高尾エリア,特に小仏城山の山行自体は,頻繁にしており,自宅を出る時間が遅いときや,軽く山行をしたときなどにおいては,いつも高尾エリアを歩いている。とりわけ小仏城山は,親しい方が多く,また,ルートによっては,かなり人が少なく落ち着いた山行ができるので,個人的には名山として楽しんでいる。
今回は,数年前から下山路として歩いていた宝珠寺尾根を中心に掲載することとした。この尾根を登りとして歩くのは初めてであるが,登りの方が平易である。
まず,小仏バス停を起点とする。JR高尾駅から1時間に1本ほどバスが出ている。バス待ちが40分以上となるときには,小仏バス停まで歩いても良い。道路幅はやや狭く(車のすれ違いがし難い。)駒木野辺りまでは落ち着かないが,その後は,田舎の雰囲気を味わいながら,のんびりと歩くことができる。梅の時期には梅の花が楽しめる。また,摺差(するさし)という場所には,かなり人気の豆腐屋(峰尾豆腐店)があり,固めの豆腐やおからドーナツなどが販売している。
小仏バス停では,午後12時というのに,既に多くの下山者がいた。JR高尾駅行きバスは2台体制となっていた。土日の下山者の多い時間帯は,概ね,バスは2台体制で運航している。まれに1台のみのときもあり,そういうときは,車内は,すし詰め状態となる。また,小仏バス停には,トイレと靴洗い場がある。さらに,すぐ近くには,3年くらい前から,ビールや軽食が飲食できる屋台が営業している。営業日と時間帯は不明。
小仏バス停からしばらく歩くと,左手に「宝珠寺」の看板がある。一般登山道はここを直進するのであるが,宝珠寺尾根は,宝珠寺の中(墓地)にあるので,ここを左折する。その後,道なりに歩き,墓地の中に入る。トイレがあるが,墓地の利用者用であるので,登山者は利用を控えたい。顔を見上げると尾根の先端(木々に覆われた山の出っ張った所)が見えてくる。そこに向かって墓地の奥に進む。階段を上った「武田家」のお墓の先が尾根の入口である。このように,宝珠寺尾根は,墓地が入口(下山時は出口)となるので,これに抵抗のある方にはお勧めできない。
尾根には,手前に高いコンクリートの段差(壁)があるので,強引に登るか,右側(お地蔵様の方)の低い段差から壁を伝って入山する。掲出写真のとおり,草が生い茂る地帯に入るが,踏み跡が付いている。関係者や地元の人によく歩かれているのだろう。その後,すぐに急登となる。下降時は転倒に注意したいが,登りではあまり危険ではない。一気に高度を上げる。
この辺は,中央自動車道が脇にあり,バイクを中心に車の音がうるさい。小仏峠→景信山もそうだが,このエリアは,中央自動車道からの走行音により,登山の雰囲気が壊れる。
その後,平穏できれいな尾根道となる。後述する終盤以外は一本道なので迷うことはない。藪漕ぎも必要ない。
しばらく歩くと,大木に「宝珠寺ノ頭(宝珠寺尾根)」と書かれた手製道標が設置されている。道標以外何もない。
道中は,以前は,山椒の木が多かったが,今回は見かけなかった。たまたまだろう。
木々の間から前方に陣馬・高尾縦走路が見えてくると,最後の急登が始まる。この急登は,かなり急であり滑り易いので,登りであっても注意が必要である。アオキなど強度のある低木等をつかみながら歩くのがお勧めである。
登り切ると,広い緩やかな地帯に出る。この辺は,下山路として使うときに注意が必要であるが,反対側・山頂側から見たときに,尾根が左方向に続いている。地形図を見ると,尾根が左右に分かれているのである。(反対側から見て)目立たない右側の尾根が宝珠寺尾根である。登りでは気にする必要はない。
しばらくすると,左右からの一般登山道と合流する。この一般登山道は,小仏城山の巻き道であるので,ここは直進し,小仏城山直下に向かう。
小仏城山では,多くの人で賑わっていた。ただ,ここは,午後3時を過ぎると,一気に人が減る。気温は15度。曇りであり,やや寒いくらいである。城山茶屋の方には,5年ほど交流があり,とても親切な方々である。色々世間話をして,時間を過ごす。
下山路は,これは歩くのも久し振り(数年振り)である相模湖方面の登山道を選択した。基本的に歩き易いしトレラン向けであるが,土が踏み固まっているので,雨の後は,スリップに注意したい。早歩きで約40分でふもとに下山できる。
ふもとからは,千木良バス停でバスに乗り相模湖駅に向かった。時間や体力に余裕のある方は,是非,弁天島経由で相模湖駅まで歩いてみたい。徒歩約40分強ではなかろうか。きっと,面白い(不思議?驚き?)光景が見られるだろう。
高尾エリアは,近くて気軽に行けると同時に,様々なルート,特徴のあるルートがあるので,掘り下げて歩いてみると中々奥深く,興味深い。私は,高尾・陣馬・相模湖エリアにおいては,200ルートは歩いてきた。
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