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Yamareco

記録ID: 1503442
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

熟年夫婦が行く一泊二日の赤岳登山

2018年06月17日(日) ~ 2018年06月18日(月)
 - 拍手
sh_murakami その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
26:30
距離
15.2km
登り
1,342m
下り
1,324m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:18
休憩
2:14
合計
7:32
9:00
5
9:05
9:06
97
10:43
10:46
53
11:39
12:38
70
13:48
14:01
26
14:27
14:55
37
15:32
15:35
1
15:36
15:51
2
15:53
16:05
27
2日目
山行
3:44
休憩
0:40
合計
4:24
7:06
4
7:10
7:19
59
8:18
8:36
55
9:31
9:43
60
10:43
10:43
40
11:23
11:24
6
11:30
1日目 
<序盤> 赤岳山荘(駐車場) - 行者小屋
「南沢」を2時間半かけて標高差約600mを上がります。八ヶ岳特有の苔の森が続き、心地よい登山道です。行者小屋ではしばらく休憩。ラーメンなど昼食を取ることもできます。

<中盤> 行者小屋 - 赤岳天望荘
今回は地蔵尾根を登りました。途中から荒々しい急坂になります。建設現場風の階段や鎖場が続き、息が抜けません。身体がこわばる箇所も何回かありますが、ゆっくり慎重に足を進めて高度を稼ぎます。ふと振り向くと雄大な景色が足下に広がり、しばし時間を忘れます。

<終盤> 赤岳天望荘 - 赤岳頂上
この日は赤岳天望荘に宿泊するので、小屋で一休みし荷物を軽くしてから頂上へ。登山道は急坂が続きますが、稜線からの眺望は最高です。40分程で頂上に到着しました。時刻は午後3時をまわり頂上部は人影もまばらで貸切状態でした。30分ほど景色を楽しんで山小屋に戻りました。
GPSの記録では、この日の累積高度は1210m。結構登りました。

2日目 
<下山開始> 赤岳天望荘 - 行者小屋
当初の計画では、横岳から硫黄岳を経由する周回ルートで下山するつもりでしたが、朝からガスが出て、さらに午後から雨との予報もあり、昨日登ってきた地蔵尾根から下山することにしました。山の事故の大半は下りに起こるというので、慎重にゆっくり下山します。それでも1時間余りで行者小屋に到着し、やっと緊張から解放されました。

<北沢ルートへ> 行者小屋 - 赤岳鉱泉 - 駐車場
少し余裕が出てきたので、復路は赤岳鉱泉を経由して駐車場に戻る事にしました。途中の河原でお湯を沸かしコーヒー飲んだり、可憐な花々に目をとめたりしながらノンビリと歩きます。
赤岳鉱泉からの「北沢」ルートは川に沿った道が続き、往路の苔の道とは趣が異なり、多少は遠回りですが、十分にお釣りが来るように思えました。
朝7時に山小屋を出発し、駐車場には11時半の到着でした。
天候 1日目:晴れ 2日目:曇り
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道小淵沢ICで降りて美濃戸口へ。そこから未舗装道に入り終点の赤岳山荘に駐車。料金は一日1000円。日曜日午前9時に着いて、ほぼ満車でした。(私見ですが、この時間帯以降は下山してくる人も多いので、仮に満車でも、少し待てば駐められるような感じもします)

美濃戸口から赤岳山荘まではダート道です。車高の低い車はボディ底をこする可能性もありそうです。ゆっくり走ってください。
日曜朝9時の赤岳山荘に駐車場。ほぼ満車でした。
2018年06月17日 08:59撮影 by  FDR-X1000V, SONY
1
6/17 8:59
日曜朝9時の赤岳山荘に駐車場。ほぼ満車でした。
登山口。往路は南沢ルートを選択。
2018年06月17日 09:06撮影 by  FDR-X1000V, SONY
1
6/17 9:06
登山口。往路は南沢ルートを選択。
静かな森と苔の道が続きます。
2018年06月17日 09:11撮影 by  FDR-X1000V, SONY
1
6/17 9:11
静かな森と苔の道が続きます。
樹林越しに入ってくる日が美しい
2018年06月17日 10:21撮影 by  FDR-X1000V, SONY
2
6/17 10:21
樹林越しに入ってくる日が美しい
ちょっとした芸術作品かな
2018年06月17日 10:24撮影 by  FDR-X1000V, SONY
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6/17 10:24
ちょっとした芸術作品かな
イワカガミだったでしょうか?
2018年06月17日 10:52撮影 by  FDR-X1000V, SONY
6/17 10:52
イワカガミだったでしょうか?
横岳が遠くに姿を現しました。
2018年06月17日 11:34撮影 by  FDR-X1000V, SONY
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6/17 11:34
横岳が遠くに姿を現しました。
行者小屋に到着。日曜なので賑わっています。
2018年06月17日 12:33撮影 by  FDR-X1000V, SONY
2
6/17 12:33
行者小屋に到着。日曜なので賑わっています。
地蔵尾根に入ると傾斜が急になってきました。
2018年06月17日 13:07撮影 by  FDR-X1000V, SONY
6/17 13:07
地蔵尾根に入ると傾斜が急になってきました。
見下ろすとこんな感じです。
2018年06月17日 13:36撮影 by  FDR-X1000V, SONY
6/17 13:36
見下ろすとこんな感じです。
赤岳天望荘が見えてきました。その先が赤岳の山頂部です。
2018年06月17日 13:51撮影 by  FDR-X1000V, SONY
6
6/17 13:51
赤岳天望荘が見えてきました。その先が赤岳の山頂部です。
こちらは横岳。
2018年06月17日 13:52撮影 by  FDR-X1000V, SONY
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6/17 13:52
こちらは横岳。
赤岳天望荘に到着。ここで荷を下ろして、ひと休み。
2018年06月17日 14:07撮影 by  FDR-X1000V, SONY
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6/17 14:07
赤岳天望荘に到着。ここで荷を下ろして、ひと休み。
いよいよ頂上に向け出発です。
2018年06月17日 14:56撮影 by  FDR-X1000V, SONY
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6/17 14:56
いよいよ頂上に向け出発です。
花の名前はよく分かりませんが、可憐に咲いています。
2018年06月17日 15:00撮影 by  FDR-X1000V, SONY
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6/17 15:00
花の名前はよく分かりませんが、可憐に咲いています。
振り返ると目の前に横岳。その後ろに八ヶ岳連峰が連なっています。
2018年06月17日 15:18撮影 by  FDR-X1000V, SONY
7
6/17 15:18
振り返ると目の前に横岳。その後ろに八ヶ岳連峰が連なっています。
赤岳頂上。遥か向こうに富士山が見えます。
2018年06月17日 15:38撮影 by  FDR-X1000V, SONY
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6/17 15:38
赤岳頂上。遥か向こうに富士山が見えます。
アングルがいいのでインスタグラムに投稿しようかなとも。
2018年06月17日 15:50撮影 by  FDR-X1000V, SONY
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6/17 15:50
アングルがいいのでインスタグラムに投稿しようかなとも。
山小屋に向け下ります。
2018年06月17日 16:24撮影 by  FDR-X1000V, SONY
6/17 16:24
山小屋に向け下ります。
2日目の朝。赤岳天望荘。ガスが出ていました。
2018年06月17日 18:30撮影 by  FDR-X1000V, SONY
6/17 18:30
2日目の朝。赤岳天望荘。ガスが出ていました。
地蔵尾根を慎重に下ります。
2018年06月18日 07:13撮影 by  FDR-X1000V, SONY
6/18 7:13
地蔵尾根を慎重に下ります。
雲の下に出ました。
2018年06月18日 07:16撮影 by  FDR-X1000V, SONY
6/18 7:16
雲の下に出ました。
さらに下ります。
2018年06月18日 07:30撮影 by  FDR-X1000V, SONY
6/18 7:30
さらに下ります。
行者小屋まで下山。月曜の朝なので閑散としています。
2018年06月18日 08:35撮影 by  FDR-X1000V, SONY
6/18 8:35
行者小屋まで下山。月曜の朝なので閑散としています。
赤岳鉱泉に向かいます。
2018年06月18日 08:55撮影 by  FDR-X1000V, SONY
6/18 8:55
赤岳鉱泉に向かいます。
赤岳鉱泉。個室もあるようなので、機会があれば泊まってみたい。
2018年06月18日 09:34撮影 by  FDR-X1000V, SONY
6/18 9:34
赤岳鉱泉。個室もあるようなので、機会があれば泊まってみたい。
美濃戸口方面に下山します。
2018年06月18日 09:42撮影 by  FDR-X1000V, SONY
6/18 9:42
美濃戸口方面に下山します。
2018年06月18日 09:56撮影 by  FDR-X1000V, SONY
6/18 9:56
川沿いの道なので、何度か橋を渡ります。
2018年06月18日 09:56撮影 by  FDR-X1000V, SONY
6/18 9:56
川沿いの道なので、何度か橋を渡ります。
新緑も美しい。
2018年06月18日 09:57撮影 by  FDR-X1000V, SONY
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6/18 9:57
新緑も美しい。
登山道も終盤。
2018年06月18日 10:30撮影 by  FDR-X1000V, SONY
6/18 10:30
登山道も終盤。
撮影機器:

感想

いつもヤマレコを頼りにさせて頂いている60歳台の山好きです。
この数年は馬力の衰えも目立ってきたので、無理は禁物、自分たちのペースで、できるだけ安全に山を楽しむように心がけています。
「赤岳」は健脚の方や若い方は日帰りで軽々と歩かれているようですが、私くらいのレベルだと日帰りはちょっとキツイです。今回は「赤岳天望荘」で一泊するスケジュールでのぞみましたが、やはり、そこは八ヶ岳の最高峰。体力的にかなり消耗もしたし、緊張も強いられました。それでも時間をかけ苦労して登った分、稜線からの眺めはまた格別で、満足感も大きい山旅になりました。
このレコが初心者の方、同年配の方に多少でも参考になれば幸いです。

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