大持山 武士平〜笠尾根〜大持山西尾根 周回コース
- GPS
- 09:07
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,312m
- 下り
- 1,321m
コースタイム
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 8:53
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
子持山の手前から大持山までの区間以外はバリコースです。武士平から笠尾根の取付きのウワゴウ道は一般コースに成っていますが、現状は所々バリコース状態です。 《武士平〜笠尾根分岐》 大神楽林道の終点には道標がありません。少し上がった民家の手前から道標が始まります。有坂の先の廃屋で道が藪化して途切れます。更にその先で直進か、斜め上に行くか迷う処は、上に行くと道に復帰します。その道に出た処の右側が笠尾根の取付です。 《笠尾根》 笠尾根はほとんど踏跡、目印が無く、尾根も一本尾根でないので注意が必要です。目印はウワゴウ道からの取付きと稜線に出る岩場周辺に少し有るだけです。 登りでは下部の岩尾根で尾根を行くか、巻くか迷う箇所が有ります。下りでは尾根が途切れた処から次の尾根に乗り変える処が分かりにくいと思います。 《高ワラビ尾根》 稜線に乗ってから、たわの尾根の分岐まで、一部踏み跡が薄い処が有ります。たわの尾根の分岐から先は一般コース並みの道です。 《大持山西尾根》 大持山から西尾根に乗るのは分かり易いです。西尾根に乗った後、尾根の分岐が続きますが、幅広の尾根を下って行けば良いです。西尾根上部はメジャーなバリコースの割に目印が少ないです。人工林から下は程よく目印が有ります。 |
写真
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
時計
タオル
カメラ
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感想
《武士平〜笠尾根分岐》
大神楽林道の終点らしき処から歩き始めます。ここには有ると思っていた道標がありません。終点から続く舗装道を上ると民家が見え、その手前、左側の山道の先に道標が有り、ここでルートの確認が出来て、笠尾根目指して出発です。
一登りでたわの尾根分岐で、ここから有坂を経由して笠尾根に向かいます。廃屋に出た処で、先に行く道が見当たりません。周囲を探すと、廃屋の裏側にピンクリボンの目印を発見、そこから倒木を跨いで次のピンクリボンの目印まで行くと道に復帰する事が出来ました。
登山地図にはウワゴウ道と明記されている実線のコースなのに、大神楽林道の終点に道標が無かったり、廃屋の処で道が藪化状態なのは管理上、問題ですね。
更に、先に行くと直進か右上に行くのか迷う処に出ました。踏跡は直進なので進むと、岩尾根を横切った先で踏跡が消滅しました。ここも問題ですね。
先程、迷った処から上に行くと道に復帰する事が出来ました。ここが笠尾根取り付きだと思いもよらず、良い道を日向に向かって進みました。中々、笠尾根の道標が現れないなと思っていたら、馬頭観音まで来てしまいました。
馬頭観音の集落は廃屋に成っていました。ほんとに、県道73号沿いは廃屋の集落が多いですね。ここで行き過ぎに気が付き引き返すと、岩尾根を横切った先で迷って道に出たた処が笠尾根の取付きでした。分岐には道標が有ると思っていたミスで、1時間以上ロスしました。
《笠尾根》
人工林を抜けると岩尾根で、登るにつれて段々、岩の難易度が上がってきます。
笠尾根は踏跡、目印が無いので直登なのか巻きか迷う処が有ります。何とかクリアして上がって行くと小さな岩峰が現れました。岩の先端まで登ると、通行不能で引き返えしに成ったら、降りるのが大変そうだ。左下を見ると巻けそうなルートを見つけたので引き返し、巻いて稜線に出て岩峰を確認すると稜線上で行けたみたいでした。
気を取り直して岩尾根を登って行くと、上に尾根が見え、急斜面を登る様です。踏跡、目印が無いので登り易い処を探しながら登って行き、何とか尾根に乗れました。笠尾根は一本尾根でないのて下りに使うには難しそうです。
ここからは暫く穏やかな尾根歩きとなり、左から日向からの尾根が合流した先で巨岩が現れました。これが稜線手前の巨岩らしく、右から巻く水平道が有りました。
先に行くと、左に薄い踏跡を過ぎ、支尾根に乗る手前で踏跡が消滅しました。確認しに支尾根まで行ってみたが踏跡が無く、上の稜線に出るには、岩を登るので難しいそうなので引き返しました。
登りで見つけた薄い踏跡から稜線を目指します。この斜面には岩が無いので踏跡が消滅しても稜線に上がれそうだ。途中、踏み跡を見失ったが稜線に出れ、そこには黄テープの目印が有りました。
《大持山西尾根》
大持山から西尾根に乗るのは分かり易いです。踏跡は薄くない程度にありましたが、目印は人工林に降りるまで僅かしか有りませんでした。最初の尾根が分かれる処には目印が有りませんでした。GPSナビで確認しましたが、中々補足出来ず15分程かかりました。それでも確認が出来たので安心して下山する事が出来ました。
二重山稜の先の小ピークが南尾根の分岐みたいですがどちらにも目印は無かったです。
人工林に入ると目印が現れ、踏跡も明瞭に成りました。尾根が分かれる処は斜め左に進みます。岩を過ぎると痩せ尾根、歩きにくい水平道が続き、それを抜けると視界が開けて廃鉄塔に出ました。ここまで来れば道迷いの恐れは少ないので休憩をとりました。
この先から巡視路の黄ポールが出て来ると思っていましたが、16号鉄塔を過ぎてからでした。鉄塔の廃止で黄ポールも撤去したのかな。
岩が現れるとジグザグ道も終り、歩き易くなり、建物の脇から県道73号に出て山道歩きは終了です。後は舗装道で武士平まで戻ります。
笠尾根下部の岩尾根から高ワラビ尾根を経て、雨乞岩の先まで、岩が途切れることなく続く、岩づくしの山歩きが楽しめる良いコースでした。
コメント
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takaoneさま、初めまして!
seikimi86と書いてセキミと申します。
ウワゴウ道と笠尾根。中々マニアなルートで。茶平から日向方面のウワゴウ道は斜面に切り出しの材木が折り重なってとてもじゃないが通れそうもない箇所があった記憶があります。
笠尾根も涼しくなったら探ってみよかと思ってました。伊勢岩ノ頭の岩稜を直登するのはホンキで無理ですし。下りも西尾根で最後に右へ折れる箇所はまだトウセン棒が存在したでしょうか。
何にもましてこの季節でこのルート、素敵すぎです。ウワゴウ道辺りをうろつく方が少ない中、おもわずコメントしてしまいました
笠尾根、参考にさせてください。情報ありがとうございました!
seikimi86さん、初めまして。
笠尾根は上部以外は人工林の単調な尾根と思っていましたが、岩が豊富で変化に富んでいました。
水平道からは切り株に赤杭が刺さった処から高ワラビ尾根に取付きます。参考にして下さい。
seikimi86さんが下った尾根は、人工林を下って来た処で、自分は尾根を直進せず左斜めに下った処ですね。ここは葉が生い茂っていて疎林ではなかったので、よく確認しませんでしたので、トウセン棒は分かりませんでした。
もし笠尾根で撮った花の名前、ご存知でしたら教えて頂けないでしょうか。
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