あ〜、結局・・・2011KOBE 六甲全山縦走大会
- GPS
- 14:28
- 距離
- 43.1km
- 登り
- 2,613m
- 下り
- 2,588m
コースタイム
天候 | 曇り、ほんの一時雨。朝は快晴だった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
◯プロローグ
昨年、我が隊からは姉御(maron)以外が参加し、全員完歩。
今年は、姉御の出場を強要し、高見の見物・・・と思っていたのだが、珍しく副隊長がやる気をみせ、ついつい参加する羽目となった。
昨年は2班に別れ、二日ある大会に、それぞれ2名ずつ参加し、出ない方が朝送迎するというようなことをやっていた。
今回はエントリーしていない隊員3号(chito3)が送迎を申し出てくれたが、早く行っても30分程度は並ばなアカンやろう(前回の経験より)し、
始発でも6:10に着くこと、そして何よりその後3号が合ハイに行かねばならないことを考慮し、副隊長と電車で行くことにした。
隊長として、目の下にクマを作って合ハイに行かすようなことはできぬ。
出場を強要した姉御ら(そんときはもう一人行く予定だった)は、「終電で須磨浦公園に行き近所のガストで時間つぶしをして早く並ぶ」と以前言っていたので、
そんなことには付き合えないので、放っておいた。
◯目立ち過ぎ
というわけで、始発で須磨浦公園へ向かうべく、阪急伊丹から塚口へ。
どうみても全縦に参加するであろう人がチラホラ。
塚口から神戸線に乗り換える。
上手く連絡されており、すぐに電車がくる。
電車が止まる寸前、車両の中に見覚えのある、というか派手過ぎる紫色のコスチュームが見に飛び込んで来た。
「うっそ〜、姉御!?』
まさか同じ電車、いや同じ車両に乗ろうとは思いもよらなかった。
これで、電車の中で寝て行こうという私の目論見は、もろくもついえてしまったのだ。
案の定、トーク爆裂。
その代わり須磨浦までは短く感じたよ。サンキュー(?)、姉御。
◯長い一日の始まり
6:10須磨浦公園駅到着。
長い一日の始まりだ。
日の出まではまだ時間はあるが、あたりはうっすらとしており、ライトは必要ない程度。
この時間になるとスタートでの行列はなくなっており、スムーズにスタートチェック。
姉御は電車の中から、しきりに「自分のペースで行く」と宣言していたとおり、どんどん先に行ってしまった。
旗振山に着く頃にはあたりは明るくなり、明石海峡大橋もくっきり見える。
天気も「くもりのち雨」の予報に反して快晴だ。
でも、この後、悪くなるんだろうなと覚悟はしていた。
◯渋滞は???
渋滞もこの時間でのスタートは、栂尾山手前の階段までなかった。
栂尾山手前の渋滞も覚悟はしていたが、昨年の半分くらい。
もしかして、朝早く並ぶより渋滞少なくてラッキーと思ったけど、そんなに甘くはなかった。
この先、どこかしこで渋滞が続くのである。
須磨アルプスももちろん牛歩。いや停滞か。
やっとのことで須磨アルプスを越え振り向くと、馬ノ背に入るとこらへんにはもう人がおらず、
蛍光色のヤッケを着たスタッフの方々が撤収を始めていた。(反対方向に歩いて行っていた)
さすがに、焦った。
時間を稼げるのは住宅地ぐらいだった。
登りはもちろん、ややこしいところでは必ず渋滞がある。
昨年は菊水山を越えたあたりからは、渋滞がそんなに気にはならなかったが、今回はいくら頑張っても
渋滞が発生していた。
そりゃそうだ。先に歩いている人の数が多いのなら、当然疲れてペースが落ちる人の数も多い。
やはり「早起きは三文の徳」か。むかしの人はよく言ったものである。
副隊長は、この渋滞が格好の休憩チャンスだとウェルカムのようだった。
◯掬星台でヤマレコの旗発見。
市が原あたりで雨がポツポツとして来た。
あ〜とうとう来たか。と諦め、カッパもとりあえず上だけ羽織り、摩耶山を目指す。
しかしラッキーなことに、それほど降らず。
14:46掬星台に到着。
ホットレモンを2杯いただき、先を急ぐ。
するとヤマレコの旗発見。
余程声をかけようとは思ったが、内気な私はそのまま通過した。
後のレコでわかったが、応援し隊でしたか。
うちの姉御がお世話になりありがとうございました。
これからも多々お世話になることと思います。
少し進み、東の方角を見ると、怪しげな状況。
三国池を過ぎたあたりから真っ白な霧の中。
ガーデンテラスの辺りまで来ると気温もぐっと下がって来たような気がする。
ここまで無言で頑張って来た副隊長もさすがに休憩を直訴。
しばしエネルギーを充電。
上着を着込み、手袋装着。
あたりもそろそろ暗くなって来たのでライトを用意し、出発。
少し進むとすぐ暗くなり、ライトを点灯するが、霧でかえって見にくい。
東六甲分岐点までの車道部分も時折ショートカット(?・本来の縦走路)するが、誰も歩いていないし、
前は見にくいわで結構歩きづらい。
副隊長は、なんで山ん中に入るのと思っていたに違いない。
すまぬ、俺も失敗したと思っているのだ。
◯初の暗闇山道歩行〜ゴール
あたりはすでに真っ暗。
東六甲分岐を過ぎると、山道に戻る。
24時間100kmで夜中に町中を歩くことはあっても、実は暗闇で山道を歩くのは初めてなのである。
いよいよ未体験ゾーン。道が怪しいのも知っている。
・・・やはり歩きにくい。というか、大会でなければ、また人がいなければ絶対歩くことはないな。
副隊長は、練習で、よくもこんな暗い中、一人で歩いたもんだ。感服するよ。
ここから塩尾寺まで、もちろんややこしいところは渋滞だった。
あと4〜5kmといったところだろうか、姉御からメールが届く。
「着いたで〜。晩飯食べるやろ〜」って。
早っ。伊達に毎週歩いとらんな。昨年の歩きはじめに比べると大した進歩だ、姉御。お疲れさん。
合ハイだった3号からもメールが届く。「そろそろゴールですか?出迎えましょか?」って。
おめぇ〜は、合ハイを大事にせなアカンやろ!
二人に返信しようとするが、まず暗闇歩行中のメールは打ちにくく(それ以前にマナーとして良くないよな)、
また画面の明るさと暗闇を交互に見てたら目がおかしくなってくる。
その上、圏外になるわで、返信も一苦労。
ようやく返信すると、二人ともなんというレスの早さ。
きっと俺の返信が遅いので、二人ともイライラしていたに違いない。
こっちは暗闇と渋滞を相手に格闘してんだよ!
こんなやりとりがしばらく続き、20:35に無事ゴール。
◯「あっ」「あ」「あ〜」
ゴール後は姉御が待つなチュールスパへ。
あっ、姉御をすぐに発見。1階の地べたに座ってた。
なんで姉御はすぐ見つけられるのであろうか?ある意味不思議。
応援し隊に発見されたのも、そうであったみたいだし・・・。ある意味見つけられやすい特性を持っているのか?この人は。
この時間になると温泉も逆に人が少ない。
入浴もそそくさと済まし、1階へ。
あっ、3号が来ている。
おしゃべりも快調な様子で、どうやらかなり飲んで来ているようだ。
副隊長も入浴を済ませ合流。
外はえらい土砂降り。あぶなかった。
今日のお疲れさん会は副隊長たっての願いで中華にしようと思ったが、どこも閉まるのが早く、
結局ゴール地点で餃子の無料券を配っていたラーメン「あ」に落ち着いた。
ビールを飲みながら、一日を振り返る。
あ〜、長い一日だった。
あ〜、渋滞続きの一日だった。
あ〜、疲れた,疲れた。
姉御、副隊長、お疲れさん。
3号、一緒に乾杯してくれて、ありがとよ。
ビールを飲みながら・・・
あ〜、結局これが至福のときなんだよなぁ〜。
yahoo8さん こんばんは、はじめまして。
掬星台で「ヤマレコ」の旗をチラつかせいたのはワタシです。
以後お見知りおきを!
maronさんはすぐにわかりましたよ〜
yahooさんも声をかけていただければご挨拶できましたのに残念です。
これからよろしくお願いします。
そうでしたか。
姉御は露出狂(こんなこと言ったら、また叱られる )ですから、
どこでも出現しますし、すぐわかるでしょ
次に機会あったら、ぜひお声掛けいたします。
そのときはよろしくです。
yahoo8さん、abenaさん お疲れ様でした
本当なら応援に駆け付けたい気持ちだったんですが、仕事の関係で駆けつけられず
はるか三重から、気持ちだけは送ってました
届いてましたかね〜
レコを読んでて、始発での挑戦は、気持ちの余裕がなくなり私には無理かなと思ってしまいました
実際はスタートに時間がかかるので、早くから並んでいるのとスタート時間はあまり変わらないとはいえ、何よりも暗い山道は嫌ですから1分でも早く出発したいかも
Q-chan、ありがとさん。
しっかり応援の気持ち、届いてたよ
早く着こうと思うと、やはり朝早くならばなきゃねっ。
始発だったら、いくら頑張っても次から次とペースダウンの人がでてきて、
渋滞がおこるんで。
まっ、あの人数がでてるから仕方ないわ
もう大会は、高見の見物だけにしよっと
さあ、これからはスキーシーズンに突入や
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