北八ヶ岳〜東西天狗岳
- GPS
- 06:58
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,158m
- 下り
- 1,177m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ 根石岳から先は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所はこの季節にはありません。 登山ポストは夏沢鉱泉にあります。 |
写真
感想
今年の秋はいつまでも暖かい。
先週は記事にこそしてないけれど、
逗子の三浦アルプスでルート調査をした際、
汗だくあせるになるぐらいの気温だった。
でも何と言ってもやはり11月も半ば。
長野の山ではそろそろ雪雪の結晶が降ってもおかしくない時期。
「よし、雪が降る前にもう一度八ヶ岳に行こうっ!」
ということで今回登ることにしたのは北八ヶ岳の最高峰である天狗岳。
標高2,645.8m。(西天狗岳)
八ヶ岳は夏に南八ヶ岳の赤岳、横岳、硫黄岳を縦走した以来。
ここ最近ゆる登山が続いていたので、久々の八ツでテンションも上がる。アップ
13日午前1時半に自宅を出発。
首都高〜中央自動車道を走り諏訪南ICでおりる。
いつもと違うカーナビなので出発地点である桜平を設定しにくい。
とりあえず唐沢鉱泉を設定して分岐までナビにおまかせする。
唐沢鉱泉と桜平との分岐から先は長く細く走りにくい道。
美濃戸口へのあの車のお腹を擦りそうになってしまいそうな道ほどではないけれど、
凸凹の多い長〜い林道を走ります。
あまりに長くて途中で道間違えたかも?と思ったぐらい。
5時頃駐車場に到着。
道沿いに待避所みたいなところが数箇所あってP看板があるところが駐車可スペース。
日の出まで仮眠し、明るくなってから出発する。
ゲートからスタート。
しばらく林道を歩きます。
黙々と歩いて25分。夏沢鉱泉に到着。
登山届を出し、ここでトイレ(有料\100)を借ります。
館内のトイレなので登山靴は脱がなければいけません。
さぁ、ここから登山開始。
雰囲気はやはり同じ八ヶ岳だけあって美濃戸口から赤岳への登山道によく似ています。
35分ほどでオーレン小屋に到着。
オーレン小屋はこの時期は休業中です。
ここから見える峰の松目に朝日があたってきました。
ここは硫黄岳との分岐でもあります。
5分だけ休んでまずは箕冠山(みかぶりやま)方面へ。
少し空が明るくなってきました。
けれど、上空では風の音がビュービューと吹いているのがよく聞こえてきます。
今日はかなり風のある日かも?
見上げると空がすごーく青いのが見えます。
箕冠山を過ぎて夏沢峠ルートとの合流地点
ヘリの飛ぶ音が聞こえます。
すごく近い。
何かあったのかと思って覗いたら、ヘリコプターが何かを運んでいます。
根石山荘が下に見え、その向こうには天狗岳。
やっと視界が開けてこれから景色を楽しめそう。
視界が開けた分、風は容赦なく吹いてきてとても寒いっ。寒すぎる。
根石山荘も冬期休業に入ったばかり。
先ほどのヘリは山荘の荷物を運んでいるようでした。
寒いので山荘の軒下で風を避けて防寒着を着ます。
根石岳へ向かう。
振返ると硫黄岳や赤岳たちのシルエットが目に入る。
冷たい風の中、根石岳に登ります。
前方に見えてきたのは東天狗岳。
こんな季節なのにいい色してる。
ずっと樹林帯で何も見えなかったので、景色が見渡せて嬉しい♪
そして難無く根石岳山頂。
かなり寒いです。
寒過ぎて顎が麻痺してきました。
まるで歯科で顎に麻酔注射打たれたような感覚です。
ネックウォーマー持ってくればよかったなぁ〜。。。
ヘリがまた戻ってきた。
ヘリも風に煽られてちょっと大変そうです。
まずは東天狗へ。
雪が積もったらまたそれは格別に素敵な稜線に違いない。
本沢温泉への分岐。
ここは風の通り道。とても寒い。
蓼科山と北横岳が見える。
今年の山は北横岳から始まった。。。としみじみ。。。
この冬はまた縞枯山辺りをスノーシューで歩くか。。。
そして東天狗岳の頂。
それほど広くないので
写真だけ撮って西天狗岳へ向かいます。
と、その途中のコルでお腹が空いたのでシャリ休憩。
そこは風もないのでバーナーで塩ラーメンを作って食べました。
冷えた体には温かいものが一番♪
休憩しているところから赤岳、中岳、阿弥陀岳が見える。
そして、このときは全然気がつかなかったのだけど、、、
帰ってよーーく写真を見たら、なんと南アルプスが見えてるじゃないですかぁ〜!!!!
どうも見覚えのあるかっこいい山々が見えるなぁと思ってました。(その場で気づけよ〜っ。)
ニューカメラのおかげでなんとかその姿を捉えることができていたみたいです。
お腹も膨れたし体も温まったし、コルにザックをデポしていざ西天狗へ。
10時半頃、西天狗岳に登頂。
結構広めの山頂です。団体30人ほど来たらいっぱいかな。
人も多いし、デポした荷物も気になるので写真だけ撮ってそそくさと下山。
ザックを回収して東天狗へ。
何度も天狗岳を振返る。
そして再び樹林帯。夏沢峠との分岐点。
夏沢峠経由で帰ります。
峠までまた樹林帯で景色は無し。
夏沢峠。
ここにはヒュッテ夏沢と山びこ荘があります。
そして目の前には硫黄岳の爆裂火口。
休憩無しで下り続けます。
そして合流地点。オーレン小屋。
休憩無しで夏沢鉱泉。
ここでバッジを購入。
13時過ぎにゲート到着。
体力度 ★★☆☆☆
危険度 ★☆☆☆☆ (積雪期は除く)
整備度 ★★★☆☆
眺望度 ★★★★☆
山スカ度 ★★★★☆
虫集り度 ☆☆☆☆☆
※上記は、2011年11月13日時点での個人的な評価です。季節や天候によって大きく変化します。
八ヶ岳というと南の赤、横、硫黄岳がメジャーなのだけど、
北の天狗岳は登りやすく、根石山荘から先の景色もよく、十分日帰り登山ができるのでおススメです。
今回雪は降っていなかったものの、お天気が良くても風があるとちょっと厳しいので防寒対策はしっかりすること。
顎が麻痺してきた時には、‘風の怖さ’を改めて感じてしまいましたから。。。
八ヶ岳はまだまだ登っていない山があるので、また機会を作って登りたいと思います。
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