花女郎道(虫沢〜八丁)と高松山
- GPS
- 16:00
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,161m
- 下り
- 1,326m
コースタイム
08:25 寄行きバス乗車
08:45 田代向バス亭降車
09:10 虫沢橋
09:23 はなじょろ道案内
09:34 太尾橋
09:37 ヒネゴ橋(はなじょろ道登山口)
10:24 ヒネゴ沢乗越(4分岐)
10:29 まき道と尾根道合流点(3分岐)
10:31 富士見台の分岐(3分岐)
10:55 P657
11:11 防火帯
11:24 620付近(防火帯が南南西に向きを変える)
11:29 山神の石仏
11:39 620付近まで登り返す
11:46 八丁方面(ワリ沢左岸)への北西尾根の分岐
12:06 トウキン沢の右岸・左岸の分岐
12:18 ワリ沢まで降りる
12:24 八丁集落
12:31 ワリ沢右岸のはなじょろ道登山口
13:03 大日陰の水源契約地の看板
13:24 富士見台の3分岐
13:46 高松山山頂(ランチタイム)
14:06 発
14:09 ビリ堂分岐
14:29 ビリ堂
14:45 建設中の林道横断
15:05 農道(舗装道)出会い
15:26 東名高速ガード下の公衆トイレ
15:52 東山北駅
天候 | 晴れときどき曇り 気温 田代向12度(8:40)、 ヒネゴ沢乗越10度(10:30)、八丁10度(12:30)、高松山8度(13:30) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:JR東山北16:07発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
田代向〜ヒネゴ沢橋(はなじょろ道登山道入口) バス停から田代集落・虫沢集落を通って虫沢林道を行きます。 普通の車道です。 ヒネゴ沢橋〜ヒネゴ沢乗越(はなじょろ道・虫沢側) ヒネゴ橋先の尾根に入口がありすぐわかります。 きれいに整備された安心な登山道です。ヒネゴ沢の北側をほぼ沢に沿うように400m程登って行きます。 随所に道標もあり。50mごとに標高の表示まである丁寧ぶりです。 随所に仕事道の分岐がありますが、「虫沢古道を守る会」の道標が建っていて入り込む心配もないです。 約1時間程でヒネゴ乗越まで登れます。 ヒネゴ沢乗越〜P657〜620峰〜山神石仏 富士見台までは巻道経由で5分程です。 富士見台から南西方向の「←高杉入口方面」の方向に尾根道がありますが、 倒木多数でとても荒廃した尾根道です。さらに杉の植林多数で地図とコンパスなしでは、とても歩けません。 P657までは小ピークを越えてさらに30mほど登った地点です。 P657から尾根は北西に向きを変えます。支尾根の分岐がいくつかあります。 行きたい方角をしっかりコンパスで確認が必要です。 再び暗部を超えて小ピークを迎えると防火帯が出現します。この辺でやっと歩きやすくなります。そこまではとにかく荒れた尾根道です。 620峰で防火帯は南南西に向きを変えて急な下りとなります。80m程下った左手の杉の木の根元に小さな山神の石仏が祭られています。 山神の石仏〜620峰〜ワリ沢左岸尾根〜八丁 下って来た急な防火帯を登り返します。 急ですが、さほど歩きにくくもないです。登り切ったところ真西方向と西南西方向に尾根分岐があります。これを行くと人遠や高杉方面へと行けるかもしれません。 八丁方面は600の小ピークの防火帯の先まで戻ります。防火帯の先は前述の通り荒れてます。600の小ピークを下り始める前に北方向に降りれる尾根があります。 植林地帯ですが、歩ける尾根です。途中でトウキン沢を挟んで2つに分岐します。 小さくはもっと分岐があります。 ワリ沢方面は右側の尾根に入って下って行きます。左はセリ沢方面です(どちらでも八丁方面です) ワリ沢方面の最後沢に降りる所が3mくらいの崖でした。木の根を足場に何とか降りれます。 ワリ沢右岸尾根〜富士見台(はなじょろ道・八丁側) ワリ沢左岸を降りてワリ沢を渡ったところに「虫沢古道を守る会」の建てたはなじょろ道の道標があり登山口と直ぐにわかります。 虫沢側同様、随所に道標が建ってます。植林地帯の尾根道で一部道がはっきりしない箇所もありますが、登りであればピークへ向かって登って行く感じで大丈夫と思います。 途中にこれも「虫沢古道を守る会」が建てた烏山椒やさわらの案内版を見ることができます。 富士見台から先は、直進すると急な直登りとなります。ヒネゴ沢乗越への巻道があり、案内もされてます。 ヒネゴ沢乗越〜高松山 普通の登山道で20分ほどで高松山まで登れます。 途中に小さな岩場があり、手前で注意を促す案内版があります。 岩場と言っても数歩の小さなものです。 高松山〜ビリ堂 高松山からヒネゴ沢乗越方面へ5分程降りた地点にビリ堂への分岐があります。 登山道はもちろんありますが、雨でかなりえぐれています。迂回路も設置されていますが、そちらもかなりほれて滑りやすくなっています。但し10分ほどで普通の登山道になります。 ビリ堂には蛇口まで付いた水場があり、喉を潤せます。 ビリ堂〜尺里〜東山北駅 P638付近で林道の建設工事をしていました。小型の重機が入っていました。 建設中の林道を横切って再び登山道を下っていきます。 普通の登山道で危険な箇所もありません。 農道(舗装道)に出てからは、ミカン畑を横に見ながらさらに下ります。 一旦再び短い登山道に入って、また農道にでます。 尺里川に出て、東名高速のガード手前くらいに綺麗な公衆トイレがあります。 あとは、国道246のガードを潜って、東山北駅まで住宅地の中を歩きます |
写真
感想
高松山とはなじょろ道を歩いて来ました。
以前秦野峠側から高松山・尺里峠と歩いた時、「虫沢古道を守る会」と書いてある道標に”はなじょろ道”というのが目につき気になっていました。
虫沢川からと八丁側からの道がヒネゴ沢乗越で秦野峠〜高松山の稜線で交差するような感じで道が整備されていました。
どちら側からも道は整備され、道標も要所に付いてます。(虫沢側から7か所、八丁側から9か所)
八丁に降りる道標には、”八丁・山北駅”方面とありますが、八丁から山北駅まで7kmあります。バス便も通ってないです。山北駅へ向かう為に使うにはお勧めできません。ビリ堂から尺里と経由した方が確実に早いです。
一方、はなじょろ道でないP657を経由する尾根道は、倒木多数で荒廃。濃い植林地帯で方向を見失いやすい尾根です。支尾根の分岐も多数存在。行きたい方向に行くのが難しいような尾根です。
しかし、620の小ピーク付近から出現する防火帯は快適に歩けます。山神の石仏以降も防火帯は南下しています。オオタ沢を超えた先にある林道まで歩くルートがありかもしれません。
その林道の延伸工事が高松山からの下山のビリ堂先で横断した建設中の林道であることは容易に推測できます。
林道が整備されると、便利になる反面、容易に車で上がれてしまい。登山道がますますすたれていくのではないかとちょっと杞憂もあります。
ビリ堂までの登山道はかなり掘れてすこし歩きにくかったです。
林道の整備も大事ですが、登山道の整備修復もお願いしたいものです。
それにしても「虫沢古道を守る会」の尽力には頭が下がります。
とっても良い古道歩きができました。
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