王天上.250本30点70(洞川温泉-大天井岳-四寸岩岳-吉野)
- GPS
- 07:21
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 1,104m
- 下り
- 1,731m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:22
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:吉野-(近鉄吉野線)-橿原神宮前-(近鉄橿原線、京都線) |
コース状況/ 危険箇所等 |
概ねわかりやすいですが、大天井岳からKoboトレイルに入ってしまいました。 |
写真
感想
レポタイには特に意味はありません。昔、南海に王天上(本名フランク・オーテンジオ)という外国人選手(当時は「外人選手」)がいて、「王貞治を上回る」願いを込めて登録名を王天上にしたのですが、思いも虚しく2年で退団したそうです。で、この日の最高峰は大天井岳。ここから王天上のネタはありません。
この日は、前日に稲村ヶ岳と山上ヶ岳に登り、洞川温泉に宿泊してからの出発です。
実は宿の部屋には冷房がなく、「もうじき涼しくなるでしょう」とか言いながら、結局廊下側の引き戸も開けないと暑くてたまりませんでした。夜間も、ポットのお湯をさかんに消費しました。朝食は7時にお願いしてほぼ完食。小さな茶碗とはいえ、4杯食べられたし、下肢に痛みも感じず、これはDNSは回避できそう。
ただ、問題は水と食料の手配で、部屋には冷蔵庫がなかったので、凍結ペットが作成できず、またごろごろ水は9時から汲めるようなので、やむなく自販機の水とお茶を1500ml購入。食料はかんばしのパン屋さんをあてにしていたのですが、ネット情報では8時開店らしいのに、8時を過ぎても開店準備もしている様子でなく。不安に思いつつも、朝食を腹一杯食べたし、あとは非常食でなんとかすることにして、そのまま出発しました。なお、夏季期間はごろごろ水は8時から汲めたし、歩行者はお金がいらないようでした。うーん、もったいないことをした。
途中までは山上ヶ岳への道と同じ道を歩き、途中から川上村への分岐に入ります。本当は、昨日の道の途中から五番関への分岐があるので、そちらを通るのが筋なんでしょうが、そうすると5km以上長くなってしまうため、ショートカットルートの採用です。ただ、女性は五番関から先へは入れないので、女性を含むパーティはこっちを通っている筈なんでしょうね。さて、舗装された林道を1時間ほど歩くと登山口に着きます。ここから登るんですが、いきなり試練です。距離は500mくらいしかありませんが、谷筋のガレ道を急登します。滑りやすかったり、ロープがあったり、ここだけでかなり疲れました。五番関まで登ると、先述のように女人結界があります。ただし、今日は山上ヶ岳には行かないので、そのまま大天井岳へと北上。この箇所、しばらく尾根筋を登って、やっと登り切ったと思ったら、また次の登りが見えてくると言う、コンピュータゲームのような展開を繰り返します。でも、あまり嫌な感じはしません。
大天井岳山頂に到達し、うっかり弘法トレイルの掲示に従って歩いて行きすぎてしまいました。この辺は正解の道も結構激下りで歩きにくいです。ひとしきり下ると、今度は四寸岩山への登りが始まるのですが、これがまたきつい道です。昨年、吉野に桜を見に来た時、「時間があるし、四寸岩か大天井まで行っちゃう?」とか思ったものですが、いざ歩いてみると、思いつきで行かなくてよかったと感じています。上り下りの波状攻撃が、実際の標高グラフ以上に辛いです。
ようやく青根が峰に到達したら、もう吉野駅は指呼の間と思ったものの、実際にはまだ数キロを残しています。既に飲料水は3本目のボトルに手をつけていて、自販機やソフトクリームを補給しながら長々と歩きました。噂では、山上ヶ岳まで往復する行者さんがそろそろ戻ってくる頃だという話で、見かけられればと期待していたのですが、残念でした。また、吉野駅に着いた時には特急は発車した直後で、ここも残念なことをしました。なお、登り始めてから青根が峯まで、本当に誰にも会いませんでした。前日の喧噪が嘘のようです。
このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/2135957
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