浅間山を見に黒斑山&蛇骨岳



- GPS
- 07:18
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 561m
- 下り
- 558m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
車坂峠から登りは表コース(トーミの頭まで2.9Km)、下山は中コース(同・2.6Km)を利用しました。表コースはスタートしてすぐに小ピークがあり、一度下って登り返すルートでした。中コースは下りっぱなしです。 表コースの”槍ヶ鞘”(ここで浅間山が前面に現れる)の手前に木製の門型の構造物(階段ではない)があり、人間工学を無視した造りなので疲労が増します。 槍ヶ鞘からトーミの頭への登りは見た目は急でしたが、歩くと然程ではありませんでした。トーミの頭は断崖絶壁の上にあり、高所恐怖症の方はあまり際に寄られないことをお勧めします。 トーミの頭から蛇骨岳はよく踏まれた稜線歩きで、危険箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 車中前泊に使った上信越道・東部湯の丸SA(上り線)は東部湯の丸ICから入って、そのままSAを利用できます。次の小諸ICが最寄のICなので220円(休日割引)で利用できました。 車中泊前に利用した”みずほ温泉・湯楽里館”は信州物味湯産手形の手形入浴施設です。東部湯の丸ICまで4〜5Kmの位置にあります。 http://tomi-kosya.com/yurari/ 下山後の入浴は、”のぞみサンピア佐久”(500円、手形割引で400円)を利用しました。 http://nozomi-g.co.jp/spa/ ここの”八ヶ岳牛乳”は100円でした。最安タイ記録です。 |
写真
感想
富士山と槍ヶ岳はどこからでもよく目立つ山ですが、浅間山も特に冬場はよく目立つ山です。嫁はんが見たいというから浅間山の展望で有名な外輪山を目指しました。
三連休を利用し、一日目は移動と車中泊、二日目に登山、そして宿泊、三日目に移動というプランを立てました。初日は午後からスタートし下道利用で、東御市の”みずほ温泉・湯楽里館”を目指しました。ここは信州物味湯産手形の手形(無料)入浴施設です。今回で12ヶ所目となり満願成就?です。ここで夕食も取って、車中泊のため東部湯の丸SAを目指します。途中、コンビニで朝食と昼食(バーナー持参しませんでした)を調達しました。湯楽里館とSAの間にセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートと揃っていました。
そして、一番ありがたかったのは、東部湯の丸ICからそのままSAを利用できることです。下り線はSAを利用できませんが、上り線(高崎・東京方面)はICからそのまま併設のSAへ入ることができます。登山口である車坂峠への最寄のICは一つ先の小諸ICですので、高速利用は一区間(休日(深夜)割引利用で220円)で済ませることができました。
人気の山域であり、交通(車)の便も良いことから早着が必要と考え、SAを午前5時過ぎに出発し、車坂峠の高峰高原ビジターセンターに向かいました。駐車スペースは半分くらいの入りだったので正解でした。しかし、ビジターセンターは午前8時の営業開始なので施錠されてトイレの利用ができません。公衆トイレは50M 先との表示を進んだ高峰高原ホテルの隣にありましたが、急いでいる方にとっては遠く感じられるかも知れない位置でした。
登山口にて登山届(用紙・筆記具あり)を提出し、表コースからスタートしました。事前の調査で知ってはいましたが、一度、車坂山のピークから下って登り返す形のルートです。下山を楽したいとの思いもありました。
スタートしてすぐにご夫婦が写真撮影されているのを追い越して進みましたが、ご主人の方が「さっきから聞こえだしたが、子供の声のようでもあるし…」と問われるので、「サルか鳥では?」と答えましたが、しばらくして四人家族のパーティが良いペースで風のように追い抜いて行かれました。奥さんが先頭、学齢に達してなさそうな女の子が二番手、最後にご主人が背負子に幼子を背負っていらっしゃいましたが、その幼子がこの世が終わるかのように泣き喚いていました。あの方の耳の方が正しかったということです。
表コースの木製の土留め用の構造物(階段に非ず)が始まると槍ヶ鞘が近いと認識していましたが、私にはその人間工学を全く無視した設置方法が理解できませんでした。難渋しながらシェルターを過ぎ、辿り着いた”槍ヶ鞘”で小休止です。
既にハチマキとタオルマフラーを絞れば汗が滴り落ちました。行動食のバナナを一本と経口補水液を280ミリを取りました。それまでにも適宜、テルモスに入れたアクエリアス・ゼロを飲んでいましたが、いつもに増しての発汗量です。私の感想ですが、経口補水液の効果は”あり”です。それ以後の喉の渇きの程度が和らぐ感じです。
その後、トーミの頭まで登りまた小休止、当初はここから草すべりを下り、反時計回りで計画し登山届にも記入していましたが、嫁はんに聞くと迷っているふりはするものの、その気はないようでした。意を決して黒斑山を目指しましたが、思っていたより楽な感じで黒斑山へ登って来られました。嫁はんも同様のようで、ここで引き返す予定で来ましたが、「蛇骨岳まで行ってもいい。」ということになりました。
時間的にもまだ午前10時を回ったくらいだったこともあったでしょう。黒斑山から蛇骨岳へはゆるやかな下りが続きます。どこかで登りに転じるとはわかっていても、それらしきピークが見当たりません。ピークらしきものが見えてからもトラバース気味に進み、岩峰が現れたところが蛇骨岳でした。ピークというよりも通過点という感じです。また、黒斑山頂上からは見えない位置にありました。
一瞬、このまま時計回りで草すべりを登り返す選択も頭をよぎりましたが、嫁はんの既定路線通り、ここを最後に引き返すこととなりました。復路は黒斑山までがダラダラした登りの他は、すべて下りとなります。黒斑山、トーミの頭は昼食休憩組が多数占拠されており、通過しました。
中コースはザレたところや、抉られたとことはありましたが、代替ルートが出来ていたりして、楽なそして安全なコースに仕上げられていました。ルート途中で休憩し遅めの昼食(と云ってもコンビニの菓子パンですが)を取り無事下山できました。
ビジターセンターの駐車場は満車でしたが、皆さん路駐などされて対応されていました。靴洗い場も整備されており、時間外でもトイレだけは使えたら云うことなしなのですが、どうにかなりませんでしょうか?
下山後は当初の車中泊候補だった、中部横断道(無料区間)併設の道の駅”ヘルシーテラス佐久南”からほど近い、”のぞみサンピア佐久”で日帰り入浴(500円、信州物味湯産手形の協賛施設なので400円)しました。ここでの特筆事項は、八ヶ岳牛乳が100円ということです。思わず3本飲んでしまいました。
その後は、佐久平駅隣接の東横イン・佐久平浅間口にて宿泊。7/16(月)にホテルで”半分、青い”を見てから帰途につきました。
次回はカラマツの黄葉シーズンに再訪したいものです。
それでは、また。
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