浅間峠〜生藤山〜陣馬山〜高尾山
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- GPS
- 10:03
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 1,679m
- 下り
- 1,881m
コースタイム
→堂所山13:20-50→影信山14:28-40→城山15:12-20→高尾山16:00-30→稲荷山17:06-12→高尾山口駅17:50
※上川乗→浅間峠はやや早歩き、浅間峠→城山は写真撮りながらゆっくり
城山→高尾山は足痛くスロー、高尾山→高尾山口は真っ暗でスロー
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
<帰り>高尾山口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【上川乗バス停→浅間峠】 5分ほどの車道歩きの後、ずっと植林帯の暗い登山道。 登山口には10台分?以上のスペースあり 【浅間峠→醍醐丸】 細かいアップダウン多数、但し、三国山〜醍醐丸間はピークごとに巻き道あり 浅間峠から醍醐丸手前までは自然林で冬枯れと紅葉が美しい 【醍醐丸→和田峠】 植林帯の暗い道 【和田峠→高尾山】 遊歩道並みの山道 |
写真
感想
今年最後の紅葉を楽しもうと思って陣馬〜高尾を歩くことにしたが、陣馬・高尾山は植林が多いため紅葉はあまり多くはない。
そこでプラスアルファとして美しい自然林が多く残っている浅間峠〜生藤山の尾根をつなげて歩いてみた。
昔、何回も歩いたコースだが予想通り、浅間峠〜醍醐丸にかけては冬枯れと所々残る紅葉が素晴らしかった。
この時期の高尾山は異常な混雑なので日没寸前に通過することにした。
早朝の熊倉山・三国山で裾野まで見える富士山を楽しんで、高尾山で夕焼けの富士のシルエットを楽しむ計画だった。
前半の目的はギリギリで達成できたが、天気予報よりも雲が多く、特に丹沢から富士山にかけては終日雲があり夕焼けの富士山は見れなかった。
以下行程の概略
上川乗バス停から車道を1分ほど歩き、上野原方面に分れて2つほどカーブを曲がると駐車スペースがあり、
浅間峠への小さな指導票の脇の山道を登る。
暗い植林帯を登って尾根が近づくと明るい林となり休憩舎のある浅間峠に着く。
ここからは冬枯れの隙間から奥多摩の山々が良く見えるアップダウンの多い尾根歩きが始まる。
途中から植林もなくなり枝越しに富士山も望めるようになり熊倉山に到着。
南側が開けて富士山から丹沢の山々まで眺めが良い。
30年前は雑木に覆われ何も見えなかったので観光用に切り開かれたのでしょう。
さらにアップダウンを繰り返して、より展望のある軍刃利神社、三国山とピークが続きます。
その後、醍醐丸まで美しい自然林が冬枯れと紅葉を楽しませてくれますが、
相変わらず激しいアップダウンが続き体力を消耗するところです。
ただ各ピークにしっかりと巻き道もついています。
高尾山や三頭山方面から縦走する場合、この巻き道は助かると思います。
醍醐丸からは暗い植林帯に入ります。木の隙間から陣馬〜高尾の尾根筋が見えると、
もう今日の山歩きは終わったような錯覚を覚えますが、まだ半分まで来てません。
和田峠が近づくと車の音や人の声が聞こえてきます。上川乗から三国山までは誰とも行き会いませんでしたが、
人気コースの生藤山〜和田峠はハイカーも多いです。
急な木段を登り終えた陣馬山は大賑わい。
360度の展望はちょっと霞んだ都心方向から奥多摩・奥秩父・大菩薩と雲ひとつつない青空です。
残念ながら丹沢方面は雲が多く、富士山も既に雲の中でした。
陣馬山は広いのでここで昼食にしようと思ったが、もう少し先へ行こうと思って出発、これが失敗でした。
陣馬〜高尾の縦走路は人が多く休憩ポイントは大混雑。秘密の場所「堂所山」に行ったがここも満杯。
堂所山は縦走路から外れているので来る人も少なく、陣馬山・生藤山の眺めも良い穴場なのですが、今日はダメでした。
少し開場峠方面に下った明るい林の中で地べたに座って昼食にした。
すれ違う大人数のコンニチワ攻撃に耐えながら、また大賑わいの影信山に到着、
南側(高尾山側)のベンチに行ったら空いていた。
影信山の頂上直下は東側が一部伐採されていた。もしかしたら30年前の大展望の復活なるか?と期待した。
昔は小仏峠〜影信山間は東京方面も相模湖方面も見晴らしがありました
(30年前はちょうど東京近郊の山は伐採時期だったらしく笹尾根などと共に今と違って大展望でした)
人がまばらになった小仏城山からは夕日に照らされた高尾山、
この雰囲気だと高尾山も静けさを取り戻しているかも…
もみじ台に来ると、そんな期待は吹っ飛ぶ人の多さ、圧倒されました。
赤く染まったモミジの周りは満員電車並み。
夕焼けに浮かぶ黒いシルエットの富士山を見るために30分ほど人混みの中で時間をつぶすが、
座るところのないほどの混み方。
参道方面に降りる人が行列のようになっていたが、まだ登って来る人も大勢いた。
時刻は16:30、日没になっても丹沢や富士山方面の雲が取れず諦めて下山。
日没後は参道(1号路)が歩きやすいが、あまりにも人が多いので稲荷山コースを降りた。
どこまでライト無しで歩けるか試してみるが、木の根や岩が多くて下りは大変、
真っ暗になると同時にライトを付ける。
ケーブル駅横に降りるとまだ大混雑が続いていた。恐るべし高尾山。
夕焼けの富士山は見れなかったのは残念だったが、低山とはいえ、なかなか充実した山歩きが楽しめた。
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